低周波音による嫌がらせの原因は?|振動や騒音の効果的な対策から証拠収集

低周波音による嫌がらせの原因は?|振動や騒音の効果的な対策から証拠収集

2022.04.21 / # 嫌がらせ調査

低周波音による騒音被害の相談件数は近年増加傾向にあります。 メディアなどにも多く取り上げられるようになったことで、低周波音への認知が広がり、生活環境を改善するためにも皆様の興味が向けられています。 低周波音による騒音に関するご相談は、単純にうるさくて迷惑しているというもの以外にも、不眠に悩まされたり、頭痛や吐き気など日常生活を送れないほどの大きな問題を抱えている方も少なくはありません。 また、中には嫌がらせ目的による低周波音のご相談も多く寄せられています。 今回は、そのような低周波音による嫌がらせに関する原因や対策など詳しく解説致します。

低周波音とは?

低周波音とは、周波数が100Hz(ヘルツ)以下の音波のことを指し、その中でも20Hz以下の周波数の音波を超低周波と言います。
一般的に人間が聞くことのできる音の周波数範囲は20Hzから20kHz(キロヘルツ)とされており、低周波は比較的人の耳に聞こえるか聞こえないかの低い音なので、聞こえ方や感じ方に個人差があります。

低周波音の原因

低周波音の発生源の多くは、住宅近くの工場やお店などに設置されている空調室外機やボイラー、冷凍機、ヒートポンプ給湯器などの機器によるものです。
一般家庭でも同様に空調室外機や給湯器からの低周波音が騒音問題の原因となり近隣トラブルに発展しています。

これらの機器類の付近で測定された周波数は、20Hzから100Hz程度の低周波となるのが特徴です。

他にも道路高架橋やヘリコプター、航空機など変動が衝撃的な低周波音も存在します。

低周波音による問題・相談事例

低周波による騒音問題

低周波音は人によって聞き取れる周波数に誤差があり、特に聞こえやすく敏感な方も多くいらっしゃいます。そのような方が長時間、低周波音を聞かされることで精神的にも肉体的にも影響が生じてしまうケースも存在します。

ご相談の中でも特に多いのが「ボーッボー」という鈍い音が聞こえ、耳から離れなくなってしまい不眠や集中力の低下に繋がってしまうことです。

料理や仕事などに集中しようとしても、常に聞こえてくるため気が休まる暇がなく、精神的にも影響が現れてしまいます。

このような低周波音に悩まされている方は多くその原因は様々ですが、生活に大きな影響が生じていることも少なくはありません。

低周波音による嫌がらせの相談事例

1.近隣からのスピーカー音をどうにかしたい

マンションに住んでいるのですが、隣人から聞こえていくるスピーカー音をどうにかしたいです。恐らく低周波音に当たるかと思うのですが、ほぼ毎日の様にウーファーの重低音が鳴り響き、嫌がらせの様に昼夜問わずの騒音で非常に迷惑しています。
何度か管理会社に連絡をし、注意してもらっているのですがあまり良くならず大変困っています。
深夜の時間帯でも大きな重低音が聞こえてくるので、睡眠不足になり精神的にも酷いダメージを負っています。

低周波音の測定をして、騒音被害の証明をし止めてもらいたいです。

2.一戸建ての隣人から低周波音

3年前くらいに隣人が引っ越してきたのですが、その後から酷い低周波音に悩まされています。初めは、大きな足音や車のドアの開け閉め音などがうるさく一度注意をしたのですが、それが良くなかったのか騒音はエスカレートしました。
嫌がらせの様に低周波音を出し、「ボーボー」という音が一日中鳴っています。防音壁を立て防御したのですが低周波にはあまり効果がないようで、どうしていいのか困っています。

民生委員の方にも相談はしているのですが、話しは平行線で前に進みません。弁護士に相談をしたら、隣からの低周波音だという証拠が必要ということなので、調査を依頼したいと考えています。

低周波音を防御するには

低周波音は波長の長い音のため、波長の短い一般的な音や波長の高い音を防ぐような防音壁では低周波音を防ぐことはできません。

低周波音を防御するには周波数の分析が必要で、特定の周波数で音圧が高ければ、その周波数で音圧を抑えることで低周波音を防御しやすくなります。
不快に感じるほどの低周波音は音圧が大きいので、剛性の高い壁などで発生原因を囲うなどして高い効果が期待できます。

最も高い防御性としては、低周波の発生源を壁や吸音材などで囲うことですが、発生源がご自身の所有物でない場合、簡単に防ぐことはできません。

原因がわからない場合

低周波音は日常生活を送る上で、私たちの身近に存在し至る所で発生していますが、人によって聞こえ方や感じ方が大きく異なるのが特徴です。
身の回りで低周波音の騒音を感じた際は、わかる範囲で音の種類や発生時間などをメモなどに記録したり、周波数分析機材などを使用して低周波を測定することで原因を突き止めることも可能となります。

ご自身での対応が難しいと判断した場合は、専門業者に測定や対策の依頼をし原因を確め、問題を解決することも必要です。

低周波音を測定する

低周波音のレベルを知るには、低周波音測定器や周波数分析器などの特別な測定器が必要となります。測定は、低周波音が発生している家屋と発生源で行います。

低周波音で不審感や身体に影響が生じている程の場合は、騒音計と周波数分析器を使用して測定できることもあります。

低周波音の原因を知り、周波数のレベルを測定することで対策や除去が初めて可能となります。
また、低周波音が発生するタイミングや大きさ、発生源などによっては嫌がらせによるものだと判断される可能性もあります。

低周波音測定調査をお考えの方

T.L探偵事務所の測定調査

T.L探偵事務所の低周波音測定調査は、現在起きている低周波音被害の原因を解明し、環境の改善から自己防衛法などまで、皆様が安心して生活できる環境になるまでサポート致します。
低周波音による騒音・嫌がらせ問題は年々増加している傾向にありますが、被害を感じている方の全てが低周波音による影響とは限りません。低周波音は目に見えないこともあり、体感ではとても曖昧な音だと言えます。

先ずは、原因を知り根本的な問題を解消することが大切です。事実を確めることで問題を解消することは可能ですので調査をお考えの方は一度T.L探偵事務所へご相談ください。

低周波音測定調査のよくある質問

質問:調査の際に相手に知られることはありますか?
答え:相手に知られないよう秘密裏に調査を行うことは可能です。先ずは、現在の状況をお聞かせください。担当者が状況を確認し、秘密裏に調査を行う方法をご案内致します。

質問:低周波音による嫌がらせを止めさせることはできますか?
答え:低周波音による嫌がらせがある場合、その原因と受忍限度を超える音が認められ、嫌がらせだと判断することができれば嫌がらせを辞めさせることも可能です。

質問:低周波音測定調査の費用はどのくらい掛かりますか?
答え:低周波音を測定する期間や手法、状況などによって異なりますが10万円前後から調査は可能です。お見積りは無料で行っておりますので、フリーダイヤル・メールフォームなどからご相談ください。他社で難しい事案でもご対応は可能です。お気軽にご相談ください。

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