調査依頼まで至った経緯
マンションの隣人から(40代女性 佐賀県在住)
去年、現在のマンションへ引っ越しをしてきたのですが、引っ越してきてから隣人の方からの騒音に悩まされています。騒音といっても少し特殊でモスキート音のような音が四六時中鳴っているのです。とても耳障りな音で、耳に直接鳴り響く感じがとても耐えられません。
夜も眠れなくなるほど酷いので、耳栓をしたり自分なりに回避することを試してみましたが、モスキート音は耳から離れず困っています。何度も管理会社や隣人に訴えているのですが、「何もしていない」と1点張りで、どうすることもできません。
隣人から恨まれるようなことは何もしていないのに、何故ここまで酷いことをされるのかもわかりません。周囲の人に相談しても誰も取り合ってくれず、今回証拠を出してしっかり嫌がらせを証明しようと決めました。できるだけ隣人には知られないように調査をお願いしたいです。
嫌がらせ調査
隣人は、ほぼ毎日モスキート音を出しているのですが、他人が私の家に出入りしたりすると一時的に鳴りやむことがあります。まるで私の家の中を見られているのではないかと疑うほどなので、念のため機材を設置していただき、7日間調査を行ってもらいました。
自宅の内外から調査を行い、隣人からの音だと特定してもらうために徹底して調べてもらいました。
実際に掛かった調査費用
調査期間:7日間
調査員:1人
調査料金:15万円(税込み16万5千円)
諸経費:1万円
合計:17万5千円(税込み)
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嫌がらせ調査の結果
嫌がらせ調査を終えて
調査の結果、隣人の自宅が原因でモスキート音による騒音が発生しているということが判明しました。しっかりとした証拠を取ることができて隣人には謝罪と原因を除去してもらいました。隣人は故意で行っている訳ではなかったのですが、激しい騒音や私の苦しみを理解してもらうことができました。
平穏な生活を取り戻せた
その後、隣人からは調査費用など今回の件で掛かったものを負担してもらいました。あれから一ヵ月が経ちますが、モスキート音は無くなり夜も安眠することができています。信じられないくらい以前のような平穏な生活を送ることができて本当に助かりました。
嫌がらせ調査で得られた結果
- モスキート音の騒音の原因
- 隣人からの謝罪、弁済
今回の調査について
今回は、モスキート音による嫌がらせを受けている方からの、嫌がらせ調査を行いました。モスキート音を聞き取るには個人差があり、知らない内に自宅からそのような高周波音が発生していることもあります。
結果、今回は故意による嫌がらせではなかったのですが、嫌がらせ目的の騒音被害のご相談も多く寄せられていますので、実際に被害を受けている方は適切な処置が必要となります。
しっかりとした証拠がないと相手に認めてもらえなかったり、相手を逆撫でする要因にもなりますので、近隣との騒音トラブルには証拠が必要となります。
嫌がらせ調査の方法
ご自身での調査
嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。 もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでいじめ・嫌がらせの抑止に繋がるケースも存在します。
しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談をすることをお勧めします。
嫌がらせ調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。 費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
嫌がらせ調査に多い目的
- 近隣からの低周波音による嫌がらせに悩んでいる
- 近所の人からの騒音で夜も眠れなく悩んでいる
- マンションの下の階の人が夜中にも関わらず爆音で音楽を流しくる
- つきまといや仄めかし被害に悩まされている
- ポストにゴミを入れられたり、鍵を埋められるという嫌がらせを受けている
- ネット上でつきまといをされている
- 職場で上司からパワハラやモラハラをされている
- ネット上での誹謗中傷を止めてほしい
モスキート音による嫌がらせの対処法
近隣などからのモスキート音による嫌がらせを受けている場合に有効な対処法を3つご紹介します。
1.管理会社や警察へ相談する
今回の相談ケースのようにマンションなどの集合住宅の場合、先ずは管理会社へ相談しましょう。
管理会社へ相談することで、直接相手に被害を訴えてくれることがあります。
また、一戸建てにお住いの場合は警察や自治体などに相談することで、同様に間に入り問題を解消してくれることもあります。
2.ICレコーダーで証拠を取る
管理会社や警察へ訴えても被害が収まらないケースはまれに存在します。
証拠がないからと言って、相手が嫌がらせ行為を認めないパターンです。
そのような場合は、レコーダーなどを使用し録音するようにしましょう。
しかし、モスキート音は高周波音で通常のレコーダーでは記録することが難しい場合もありますので、「PCMレコーダー」など専用の機材を使って証拠を記録するようにしましょう。
3.専門の調査機関や弁護士へ相談する
上記で紹介した方法でも解決できない場合は、専門の調査機関や弁護士へ相談することをお勧めします。
モスキート音の場合、専門的な知識や機材を使用しなくては証拠を掴みづらいこともありますので、調査機関へ依頼することで解決することもあります。
また、弁護士などから嫌がらせの相手へ通達することで、管理会社や警察などより訴えが効果的になることもありますので、専門家に相談することがより素早く解決へと繋がります。