調査依頼まで至った経緯

騒音が気になり眠れなくなった(福岡県 50代男性)
ここ一ヶ月で夜中に聞こえるか聞こえないか、すごく曖昧な音量で騒音が聞こえるようになりました。
それもリビングなどにいるときには何も聞こえず、深夜0時を過ぎて寝室で眠る時に決まって聞こえるのです。
最近仕事が多忙なこともあり、疲れからくる幻聴か何かかと思い初めはあまり気にしないようにしていましたが、やはりシーンとしたときに騒音が耳に入ってきます。
押し入れの中や、パソコン近くに音源を探すもどこにも音を発信する機器は見当たりません。
寝る場所を変えてみたり、音楽をかけて寝てみたりと色々試してみましたが、どう抗っても寝室には謎の騒音が聞えてきます。
このままでは安心した私生活を送ることもできません。
どうかお調べいただけないでしょうか。
パラメトリックスピーカーとは何か
パラメトリックスピーカーは、音を特定の方向にだけ届けることができる高機能なスピーカーです。
指向性スピーカーとも呼ばれ、超音波技術を用いて音を一方向に絞り込む特性を持っています。
通常のスピーカーは音が全方向に広がりますが、この装置は100メートル先まで特定の場所に音を正確に届けることができます。
そのため、スピーカーの正面にいる人だけに音が聞こえ、横や後ろにいる人には全く聞こえません。
被害者が気づきにくい理由
この技術が嫌がらせに悪用される理由は、被害の立証が極めて困難だからです。
人間の耳は20kHz以上の高周波数をうまく捉えられず、多くの人は14kHzを超えると聞き取りにくくなります。
パラメトリックスピーカーは40kHzといった超音波を基盤にして音を作り出すため、被害者本人には確かに聞こえているのに、家族や友人には全く聞こえません。
この状況により、被害者は周囲の理解を得られず、自分の気のせいではないかと疑い始め、精神的に追い詰められていくケースが少なくありません。
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依頼した嫌がらせ調査

毎晩、騒音被害を受けているので、2日間の騒音測定を行っていただくようにお願いをし、騒音被害の証拠を取っていただくことにしました。
専門の方によるしっかりとした測定器を用いての調査をしていただけるとのことで、もっと早く依頼すればよかったなという気持ちと、これで判明しなかった場合本当にどうしようかと不安な気持ちが押し寄せました。
実際に掛かった調査費用
調査期間:2日間
調査員:1人
調査料金:15万円(税込み16.5万円)
諸経費:1万円
合計:17万5千円(税込み)
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24時間365日無料相談
嫌がらせ調査の結果
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騒音の測定を終えて
深夜から早朝にかけて2日間に渡り調査をしてもらいました。
自分で納得のいく結果となりました。
これまで数日間気持ち悪い思いをし、誰かに相談したところで理解してもらえず一人で悩んでいました。
そんな生活から解放されると思うと、安心して過ごせるようになりそうです。
本当にもっと早く相談していれば良かったと思いましたが、このような特殊なスピーカーによる騒音で悩んでいる方がたくさんいるという事もわかり、単なる私の気のせいでなかったと判明したことが一番の収穫だったかもしれません。
担当者さんには本当に感謝しています。
丁寧に親身になって対応していただき有難う御座いました。
嫌がらせ調査で得られた結果
- スピーカーの発生源
- 騒音の証拠
今回の調査について

今回は、パラメトリックスピーカーによる嫌がらせで悩まされた方からの調査依頼をお受けしました。
毎晩のように騒音による嫌がらせを受け、ご自身で散々悩まれた結果、ご相談いただき解決する方向に持っていくことが可能となりました。
同じように悩まれている方は専門家に相談することを推奨しています。
相談の際は早期解決を図るためにも起きている状況を詳しくお聞かせください。
パラメトリックスピーカー被害の典型的なパターン
この種の嫌がらせには、いくつかの共通した特徴があります。
音が聞こえる場所と時間帯が限定されており、寝室で深夜から早朝にかけて被害に遭うケースが目立ちます。
家族や訪問者には音が全く聞こえないため、被害者は周囲の理解を得られず精神的に孤立してしまうのです。
音の内容も特徴的で、人の声のような音、機械的なノイズ、単調な繰り返し音など、不快感を与えることが目的でしょう。
聞こえるか聞こえないかという微妙な音量のため、被害者は常に神経を研ぎ澄ませた状態を強いられ、睡眠障害や集中力の低下といった二次的な被害につながってしまいます。
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嫌がらせ調査の方法

ご自身での調査が難しい理由
嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、自分で調査したいといった方も多くいます。
しかし、パラメトリックスピーカーによる嫌がらせは、自力での証拠収集が極めて困難です。
音源の特定には専門的な知識と機材が必要で、通常の録音機器ではこの特殊な周波数帯域を正確に記録できません。
また、被害者が自ら調査を試みると、加害者に気づかれて嫌がらせがエスカレートする危険性があります。
精神的に追い詰められた状態で冷静な判断を下すことは難しく、間違った方向に調査を進めてしまう恐れもあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談することをお勧めします。
嫌がらせ調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
調査結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。
報告書は裁判などでも有効なもので、DVDなどデータ形式でのお渡しも可能です。
当事務所の調査手法
調査は主に以下のステップで進行します。
まず、依頼者から詳しい被害状況をヒアリングし、音が聞こえる時間帯、場所、音の種類、継続期間など具体的な情報を収集していきます。
次に、現場の下見を行い、周辺環境や建物の構造を確認しながら、音源の候補となる場所を絞り込んでいくのです。
実際の測定では、複数の測定器を使用して同時に記録を行い、音の方向性や発生タイミングを正確に把握します。
調査中は、依頼者の精神的なサポートも重視し、専任のカウンセラーによるケアも並行して行っています。
調査後の対応
調査完了後も、充実したアフターサポートを提供しています。
法的措置を検討される方には、提携している弁護士や法律事務所をご紹介し、民事訴訟や刑事告訴に向けた準備を専門家とともに進めていくことが可能です。
また、加害者への警告や交渉が必要な場合も、経験豊富なスタッフがサポートいたします。
防犯対策のアドバイスや、再発防止のための環境整備についても詳しくご説明いたします。
嫌がらせ調査に多い目的
- 嫌がらせの証拠を取って法的措置を取りたい。
- ストーカー被害に遭っていて犯人を特定したい。
- 自宅で話している内容が他人に漏れている。
- ネット上で誹謗中傷されていて相手を特定したい。
- 近隣住民から嫌がらせを辞めさせたい。
- 職場の上司からパワハラを受けている。
- 自宅の敷地に誰かが侵入した形跡がある。
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24時間365日無料相談
まとめ
パラメトリックスピーカーによる嫌がらせは、音を特定の人だけに届けるという技術の特性を悪用した、極めて巧妙な嫌がらせ行為です。
被害者は周囲の理解を得られず精神的に追い詰められていくケースが多く、一人で抱え込んでしまうと問題の解決が遅れてしまいます。
この記事でご紹介した福岡県の男性のように、専門家に相談することで科学的な証拠を収集し、問題を解決に導くことができます。
もし、あなたが同様の被害に悩んでいるのであれば、それは決して気のせいではありません。
専門的な調査によって真実を明らかにし、平穏な生活を取り戻すための第一歩を踏み出してください。
T.L探偵事務所では、パラメトリックスピーカーによる嫌がらせをはじめ、さまざまな嫌がらせ調査に対応しています。
調査を依頼することを検討している方はもちろん、気になることや疑問点がある方は、いつでも気軽にご相談ください。