母親が家出してしまった。原因は?
母親が家出する原因は様々です。
家庭内のトラブル、ストレス、疲労、経済的な問題、健康的な悩みなど、多くの要因が考えられます。
家出の前に何か変わった様子がなかったか振り返り、原因を特定することで次のステップが明確になるでしょう。
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身の回りの人に連絡をする
まずは家出した母親がどこにいるのか、知っている可能性がある人に連絡をしてみましょう。
一時的なストレスの場合、近くにいる可能性もあります。
また、携帯や財布などの貴重品が残っている場合、遠くへは行けませんし、泊まる場所も確保しにくいと考えられるため、両親や友人宅などに行っているかもしれません。
母親の両親に連絡する
彼女の両親や親戚が情報を持っている可能性があります。
家出した際の宿泊先として、実家に泊まるケースはよくあります。
また、万が一に備えるため、情報を共有するという意味でも実家のご家族に連絡をするのが先です。
母親の職場に連絡する
職場の同僚や上司が最近の様子や情報を持っているかもしれません。
無断欠勤をしている場合、何かしらの事件に巻き込まれている可能性もあります。
両親、職場へ連絡しても手掛かりがつかめない場合は警察へ相談してください。
母親の友人に連絡をする
近しい友人や知人が情報を知っていることもあります。
単なる家出であれば、友人宅にしばらく泊めてもらうケースもあります。
両親に迷惑をかけたくないという心理も働くと、家出中の宿泊先には気兼ねなく相談できる友人宅が一番、心が落ち着くはずです。
母親の所持品が残されていないか確認する
財布や携帯電話、必要な薬など、家出時に持ち出すことが考えられるものが残されていないか確認してみましょう。
母親が急に家を出てしまった際、どんな品物を持ち去ったのか、または残してしまったのかは非常に重要な情報となります。
具体的に確認すべきものと、その理由を詳しく解説します。
- 財布: 財布が家にある場合、生活資金を持たずに出て行った可能性が高くなります。クレジットカードや銀行のキャッシュカードも含まれているか確認してください。金銭的な制約があるかどうかを把握できます。
- 携帯電話: 携帯が家に残されている場合、外部との連絡が取れない状況にあると考えられます。また、携帯が持ち出されていた場合でも、電源がオフになっていないか、通信が途絶していないかを確認する手段(例:通話やメッセージの確認)があるかどうかを検討しましょう。
- 必要な薬: 持病を持っている場合、必要な薬が残されているかどうかは特に重要です。薬が家にあれば、健康状態を維持するための手段が不足している可能性があります。
- 身分証明書: 運転免許証、健康保険証、パスポートなどの身分を証明する書類が残されているかも確認してください。これらの書類があれば、身元確認や必要な手続きを行うのが難しくなります。
- 日常の持ち物: 例えば、眼鏡、コンタクトレンズ、日常的に使っているバッグやアクセサリーなどもチェックポイントとなります。これらのアイテムが残されている場合、家出の計画性や持続性に関する手がかりが得られるかもしれません。
これらの所持品を確認することで、母親の現在の状況や家出時の心理状態、今後の行動の手がかりなどを探る手掛かりを得ることができます。
警察へ相談する
家出の後、数日経っても連絡が取れない場合は警察に相談するのが最良です。
事件性の有無は関わってきますが、万が一事件や事故に巻き込まれて行方が分からなくなっている場合、初動捜査が重要になってきます。
時間が経つにつれて、発見される確率が低くなる傾向にあります。
そのため、家出の仕方に違和感や疑問を持ったら、すぐ警察へ相談してください。
行方不明者届を提出する
行方不明者として公式に捜査を依頼するために、行方不明者届を提出します。
提出された行方不明者届は、「行方不明者」と「特異行方不明者」の2つに分けられます。
これらは、簡単に言うと事件性があるかないかで分けれます。
行方不明者は犯罪や事故以外が家出の理由と判断された人、特異行方不明者は犯罪や事故に巻き込まれた可能性があると判断された人という扱いになります。
特異行方不明者として、警察が判断すればすぐに捜査が開始されます。
しかし、特異行方不明者として判断されなかったからと言って、警察が何もしてくれないわけではありません。
警察の規則には「警察は日常に行うパトロールや交通取り締まり、少年補導などの活動において行方不明者の発見に配慮すること」という記載があります。
事件性の有無が警察が判断できるよう、警察へ行く前に事前に情報を集めることも大事です。
なお、行方不明者届出の提出方法など詳しい内容は別記事にまとめていますので、そちらを参考にしてみてください。
行方不明者届を提出した後は?
提出後、特異行方不明者として判断された事案に関しては、すぐに捜査が始まります。
また、行方不明者届を提出すると、警察のホームページに情報提供を求む旨が発表されます。
出典:「行方不明者に関する情報提供のお願い」
あなた自身も情報提供を頼むポスターやSNSの投稿など、広範囲に情報を広めることも助けとなります。
警察が捜査してくれない場合の対応
すぐに警察が捜査を開始しない場合もあります。
その際は、探偵事務所への相談も検討してみてください。
T.L探偵事務所でも、以下のような家出人の調査依頼をいただくことが多くあります。
- 仕事で悩んでいる様子だった主人が行方不明に…会社にも出社していない。
- 不倫していた夫が彼女と駆け落ち。連絡がつかない。
- 妻が突然の失踪。思い当たることがなく困惑している。
- いじめで悩んでいた子どもが家出をしてしまった。
- 自殺願望がある家族が行方不明に。命の危険性があるので早めに捜査して欲しい。
- 会社の借金の返済に悩んでいた祖父が行方不明になった。
- 病気をわずらっていた祖母が家に戻ってこない。
- 突然、社員が失踪した。混迷しているご家族の力になりたい。
- 恋人がいなくなった。一刻も早く見つけ出したい。
- 家族の捜索願を出してから1年…進展がなく心が落ち着かない。
弊社では、24時間365日無料相談を行っております。
急ぎのお問い合わせや、少し気になっている程度でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
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