探偵業のできることとできないこと|どこまで調査できるのか?

探偵業のできることとできないこと|どこまで調査できるのか?

2022.05.26 / # ニュース

探偵や興信所へ調査依頼を考えた時、どんな調査ができるのか?できないことはあるのか?また、どこまで調べられるのか気になる方も多いかと思います。 せっかく探偵へ依頼するからには、納得のいく調査をしてそれなりの結果が得られば何の意味もありません。この記事では、初めて探偵調査依頼を検討している方に向け、探偵へ依頼した場合にできることとできないこと、どこまで調査を行えるのかを詳しく解説していきます。

探偵・興信所ができることとできないこと

2007年に制定された「探偵業法」という法律により、探偵が業務を行える内容がきちんと決められました。これにより、探偵は法律上、定められた業務範囲以外での調査を行うことができません。
下記で探偵業・興信所でできることとできないことを解説致します。

探偵ができること

「探偵」の調査で思い浮かべることと言うと「浮気調査」「人探し」などを思い浮かべることが多いかと思いますが、実はそれ以外にも様々な調査を行うことができます。

どの様なことができるのか以下にまとめています。

「浮気調査」
配偶者や交際相手の浮気・不倫の証拠収集を目的とした調査
「人探し・所在調査」
特定の人物の所在地や居所を確認する調査
「行方調査」
行方不明者や失踪・家出人の居場所を捜索する調査
「素行調査」
特定の相手の日常の行い、素行を確認する調査
「個人信用調査」
特定の人物の実態に関する調査
「企業信用調査」
取引先の企業とのトラブル回避の為、経営状況や実態の調査
「ストーカー対策」
ストーカー行為の証拠収取
「嫌がらせ調査」
嫌がらせ行為の証拠収集
「盗聴器発見調査」
特定の場所で盗聴器や盗撮器の設置場所を調べる調査

探偵のできることは、基本的に「聞き込み」「尾行」「張り込み」を行うことが法律で許されています。

その為、上記の調査項目の中でのどのような調査でも、張り込みや尾行、聞き込みによる手段で問題を解決することが可能です。

探偵が取得した証拠は写真や映像などで報告書にまとめて依頼人へ提出します。その証拠は、警察裁判でも使用可能なものとなります。

浮気調査や人探し以外でも、嫌がらせ行為の証拠やストーカー被害、企業の信用調査など様々な事案の証拠収集、情報収集をすることが可能です。

探偵ができないこと

続いて探偵ができないことは何なのでしょうか。

探偵は、違法性がある調査や人の生活の平穏を害する調査、権利や利益を侵害するような行為は許されておりません。

具体的にはどの様な調査かというと、

  • 出身地・国籍・宗教や差別に繋がる調査
  • 犯罪歴の調査
  • 盗聴・盗撮に繋がる行為
  • 口座残高・借金・クレジットカードの残高を調べる行為
  • 犯罪行為目的の調査(ストーカー、復讐など)
  • 別れさせ工作


順法に業務を行っている探偵事務所がほとんどですが、中には上記のような「別れさせ工作」「復讐」などの依頼を受けている探偵事務所も存在します。

このような違法な調査を行っている所に依頼をすると、後々トラブルになる可能性や依頼人も
責任を負う可能性が出てきます。

探偵のできることとできないことを理解した上で探偵依頼を検討されることをお勧めします。

探偵はどこまで調査できるのか?


探偵が調査依頼を受けた場合、何処まで調査できるのか?を具体的に解説します。調査項目別にどこまでできるのか以下でまとめました。

「浮気調査」
・不貞の証拠取得
・対象者の素性調査
・対象者の行動調査(行動内容、普段の生活の様子など)
・対人関係(浮気相手との親密度やその他人間関係など)

「人探し・所在調査」
・対象者の所在地(住所、居住先など)
・現在の様子や私生活

「信用調査」
・取引先の企業の情報(業績や組織図、取引先、反社チェックなど)
・企業の役員の身辺調査(経歴や実態など)
・雇用者の採用調査(退職理由や勤怠状況など)
・M&Aに伴うリスクヘッジ調査

「嫌がらせ調査」
・嫌がらせ行為の証拠
・嫌がらせ犯の実態・犯人特定
・嫌がらせ犯の所在地

「ストーカー調査」
・ストーカー行為の証拠
・ストーカー犯の実態・犯人特定
・ストーカー犯の所在地

このように調査によって取得できる証拠や情報の違いはありますが、基本的に問題解決に必要な証拠や情報を集めることが可能です。

依頼人がお持ちの情報量によっては調べることが難しいケーズも存在しますので、調査可能か否か事前に探偵事務所へ確認することが必要です。

各探偵事務所や興信所によっても調査能力に差はありますので、依頼をする際はホームページ入念に確認し、実際に相談へ行ってみて、信頼できる探偵なのか判断することをお勧めします。

探偵が行うような調査は誰でもできるのか?

前述でお伝えした調査の中には、やろうと思えば一般の方でも行えることもあります。例えば尾行や張り込み、聞き込み調査など、簡単ではないですが全く不可能という訳ではありません。

しかし、ご自身で調査を行う場合は調査対象者に正体を知られている場合がほとんどですので、対象者に調査が気付かれやすくリスクが高いです。もし、対象者に気付かれてしまった場合は、トラブルに発展したりストーカー行為などで刑事罰に処される可能性も出てきます。

また、探偵は独自の調査手法やデータベースを持っているため、正確かつスムーズに調査を進めることが可能です。正確な結果を取得しトラブルの発生などを避けるためには、プロの探偵へ依頼することをお勧めします。

まとめ

探偵・興信所は違法性のある調査や公序良俗に反する調査は一切行うことができません。

中には、平気でどのような調査も受け付けている探偵事務所も存在しますが、そのような探偵に依頼するとトラブルなどに発展してしまう可能性もある為お勧めできません。

また、探偵は認められた範囲であればどのような調査でも行うことが可能です。浮気調査や人探し調査の他にも、証拠収集・情報収集が必要な場合は探偵へ依頼することで求める結果を得ることが可能です。

身の回りでお困りの問題やトラブルなどを抱えている場合は、一度探偵に相談してみても良いかと思います。探偵のできることであればご相談に乗り、適切な方法で問題解決へと導いてくれるはずです。

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