ウォーターハンマーによる騒音の嫌がらせに悩んでいます|嫌がらせ調査事例(石川県 女性50代)

ウォーターハンマーによる騒音の嫌がらせに悩んでいます|嫌がらせ調査事例(石川県 女性50代)

2025.06.01 / # 嫌がらせ調査

近隣トラブルの中でも騒音被害は代表的な問題となっておりますが、中には故意に騒音を立て嫌がらせ目的で行われるものも存在します。 また、家族総出で行われている嫌がらせの相談も多くあり、朝から晩まで不快な音を立てられるため、被害を受けている方は日々悩まされています。 引っ越しをするのにも手間と労力が掛かりますし、簡単なことではありません。 マンションやアパートなどの集合住宅では、特に水道設備が複雑で多くの世帯で共有されているため、一つの住戸で発生したウォーターハンマー現象が建物全体に響き渡ることがあります。 そのため、被害者は音の発生源を特定するのに苦労し、対処に困るでしょう。 今回は、石川県に住む50代女性からの嫌がらせ調査の依頼を基に、調査事例のご紹介をします。

調査依頼まで至った経緯

深夜

深夜も鳴り止まない騒音(50代女性 石川県在住)

マンションに住んでいるのですが、最近引っ越してきた上の階の騒音に悩んでいます。

夜中も昼間も「ドンッ!ドドンッ」と一日中音がして、とても迷惑です。

子供の走る足音も凄く、家にいると眠れず精神的にも辛くなってきました。

一番落ち着ける場所のはずなのに、家にいることが嫌になる日がくるとは思ってもいませんでした。

最初は仕方がないのかなと思っていたのですが、日を増すごとに悪化していくので、もう我慢ができません。

管理会社にも相談をしたのですが全く当てにならず、直接上の階へ文句を言いに行ったのですが、「防音対策はしている」と認めてくれません。

その日から更に被害はエスカレートして嫌がらせを受けています。

引っ越しをすることも考えましたが、初期費用もかかりますし長く住んでいるので、うちが悪いわけでは無いのに引っ越しをするのは、納得がいきません。

できるのならば被害を証明しこの騒音問題を解決して、普通の生活に戻りたいです。

依頼した嫌がらせ調査

騒音に関する注意
毎日騒音被害にあっており、一日中鳴る「ドンッドドンッ」という大きい音が気になっていたので、ネットで調べてみたところ恐らくウォーターハンマーの音であることが分かりました。

管理会社を納得させる為にも、7日間の騒音測定調査をお願いし、音の大きさや分析をして被害の証明をしてもらえるよう調査を依頼しました。

自分達でも録音や測定を行ったのですが携帯アプリの場合、証拠とするには不十分です。

そのため、探偵事務所に依頼して、ちゃんとした方法で調べてもらいました。

実際に掛かった調査費用

調査期間:7日間
調査員:1人
調査料金:55万円(税込み60万5千円)
諸経費:2万円

合計:62万5千円(税込み)

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嫌がらせ調査の結果

話し合い

騒音は基準値を大きく超えていた

調査結果をお聞きし、私の住む地域の基準値を超えていたことが分かりました。

騒音被害を証明していただき、思い込みではないことが分かりホッとしました。

管理会社にも言い掛かりではなく真実を証明することができたので、相談員さんにも相談し弁護士の方も含めてこれから解決に向けてどうやって進めて行くのか考えて行きます。

平凡な日常に戻ることができた

その後、ご紹介いただいた弁護士同伴の元、管理会社と上階のご家族と話し合いの場を設けてもらいました。

最初は否定していたのですが、証拠を見せたところ納得してくださり、相手からの謝罪を頂くことができました。

騒音に気を付けてもらうことを約束していただくと同時に、管理会社にはウォーターハンマーの問題解決に向けた交渉をしてもらいます。

長く住んでいたので、引っ越しをせず無事に解決できて本当に良かったです。

今は騒音もなく平凡な日常に戻れて、とても感謝しています。

嫌がらせ調査で得られた結果

  • 上階からの騒音の証拠
  • 騒音のレベル・内容
  • 上階の人からの謝罪
  • 調査費用の負担
  • 騒音被害の把握

今回の調査について

調査
今回は、上階からの一家総出での騒音に悩まされている方からの騒音調査の依頼でした。

騒音問題は、近隣トラブルの中でも一番と言っていいほど多いトラブルです。被害を受けている方は精神的ダメージを負い、仕事や生活に影響出てしまうケースも多く存在します。

管理会社へ相談しても解決しないからと、直接当事者同士での話し合いをするのは、今回のように被害がエスカレートしてしまったり、言い争いになり別のトラブルに発展してしまう可能性もあるので非常に危険です。

適切に問題を解決する為には、専門家へ相談し適切に問題を解決していく必要があります。

ウォーターハンマー現象の基礎知識

レコーダーで音を収録

夜だけ続く連続音の正体

ウォーターハンマーとは、水道管内の水が急激に停止することで発生する衝撃音や振動です。

正式には「水撃作用」と呼ばれ、配管設備の老朽化や設計不良が主な原因となります。

この現象は一般的に「ドン」「ゴン」「コンコン」といった金属音として聞こえ、特に夜間の静かな時間帯では非常に目立つ音となります。

ウォーターハンマーどんな音がするのか?

ウォーターハンマーが発生しやすいのは以下のような状況です。

  • 深夜から早朝にかけての時間帯(午後10時〜午前6時)
  • 洗濯機や食洗機などの自動停止機能使用時
  • 浴室やキッチンでの水道使用直後
  • 給湯器の作動時

マンションなどの集合住宅では、複数世帯での同時使用により水圧変動が起こりやすく、ウォーターハンマー現象が頻発する傾向があります。

生活音とウォーターハンマー音の比較

自然な現象?それとも嫌がらせ?ウォーターハンマーの見極めポイント

耳を塞いでる女性
ウォーターハンマーは自然現象として発生することもありますが、近隣住民が意図的に嫌がらせ目的で発生させるケースも存在します。

一日中止まらない音の背景

悪意ある近隣住民が嫌がらせ目的でウォーターハンマーを発生させる場合、以下のような手口が確認されています。

  • 深夜の時間帯を狙った意図的な水道使用
  • 蛇口の急激な開閉を繰り返す行為
  • 洗濯機の頻繁な使用(1日に複数回)
  • 給湯器の意図的な作動


もし以下の条件が複数当てはまる場合、嫌がらせの可能性があるでしょう。

  1. 規則的な時間帯での発生(毎日同じ時間)
  2. 被害者の生活パターンに合わせた発生
  3. 苦情を申し入れた後の音の増加
  4. 明らかに不自然な頻度での発生

ノイローゼになる前の対処法

継続的なウォーターハンマー被害は、被害者に以下のような深刻な影響を与えます。

  • 睡眠障害と慢性的な疲労感
  • 集中力の低下と仕事への支障
  • イライラ感と精神的ストレスの蓄積
  • 家にいることへの嫌悪感

夜間の騒音は、レム睡眠を妨げることで翌日の活動に大きな影響を与えるため、早期の対処が必要です。

被害を受けた際の対処法と注意点

男性探偵が説明をしている様子

自力でできる初期対応

音の発生状況を詳細に記録しましょう。

  • 発生日時と継続時間
  • 音の大きさと特徴(「ドン」「ゴン」など)
  • 発生頻度と間隔
  • 気象条件(雨天時の変化など)

スマホアプリでの簡易測定

スマートフォンのアプリでも簡易的な騒音測定は可能ですが、法的証拠としては不十分な場合が多いため、専門機器による測定がおすすめです。

管理会社への相談のコツ

管理会社への相談を成功させるためには、以下の準備をしましょう。

  • 具体的な被害状況の整理
  • 録音や写真などの証拠の準備
  • 近隣住民からの情報収集
  • 法的根拠の理解

書面での正式申し入れ

口頭での相談と併せて、書面での正式な申し入れを行うことで、管理会社側も問題の深刻さを理解しやすくなります。

直接交渉の危険性と避けるべき行為

加害者との直接的なやり取りは、以下の理由から避けるのが賢明です。

  • 感情的な対立に発展するリスク
  • 嫌がらせのエスカレートの可能性
  • 法的トラブルへの発展
  • 証拠隠滅の恐れ

嫌がらせ調査の方法

報告書のポイント

ご自身での調査

嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。

もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでいじめ・嫌がらせの抑止に繋がるケースも存在します。

しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談をすることをおすすめします。

嫌がらせ調査をお考えの方へ

T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。

費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。

また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。

もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。

また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
納得の報告書

嫌がらせ調査に多い目的

  • マンションの騒音被害の証拠がほしい
  • 一戸建てでの隣の騒音問題を解消したい
  • 低周波音による嫌がらせを受けているので止めさせたい
  • 職場の上司から嫌がらせを受けているので終わらせたい
  • 集団による嫌がらせ被害で悩んでいる
  • ネット上で嫌がらせを受けているの相手を特定したい
  • 仄めかしによる嫌がらせを受けている
  • 外壁や車にイタズラされるのを辞めさせたい

まとめ

ウォーターハンマーによる騒音被害は、生活音の範囲と思われがちで周囲に相談しにくい問題です。

しかし、実際には被害者の睡眠や精神状態に深刻な影響を与え、日常生活を脅かす重大なトラブルとなります。

今回の石川県の事例では、専門的な騒音測定調査により客観的な証拠を収集し、管理会社や弁護士と連携することで根本的な解決を実現できました。

ウォーターハンマー被害でお困りの方は、以下の点を意識して対処してください。

感情的な直接交渉は避け、まずは音の発生状況を詳細に記録する。

自分での証拠収集には限界があるため、法的に有効な証拠が必要な場合は専門機関への依頼を検討する。

管理会社への相談では、具体的な被害状況と客観的な証拠を準備して臨むことで、問題の深刻さを理解してもらいやすくなります。

T.L探偵事務所では、ウォーターハンマーをはじめとした騒音調査に対応しています。

夜中の連続音や一日中止まらない騒音に悩まされている方、ノイローゼになる前に解決したい方は、いつでもお気軽にご相談ください。

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