つきまとい運転によるストーカー|ストーカー被害調査事例(大分県40代女性)

つきまとい運転によるストーカー|ストーカー被害調査事例(大分県40代女性)

2025.09.01 / # ストーカー被害調査

近年、改正道路交通法により、あおり運転などの妨害運転は厳しく取り締まられるようになりました。 違反すれば懲役や罰金に加え、免許取消処分の対象にもなります。 それでもなお、つきまとい運転に関する相談は後を絶ちません。 つきまとい運転とは、車線変更や追い越しなど些細なことをきっかけに相手を執拗に追い回す行為で、事故につながる危険性があります。 もし遭遇した際に誤った対応をすれば、交通事故や事件に発展する恐れもあります。 今回は、大分県在住の40代女性が実際に被害に遭った事例をもとに、ストーカー被害調査の内容をご紹介します。

調査依頼まで至った経緯

ルームミラーに移る車

突然鳴らされたクラクション(40代女性 大分県在住)

ある日、仕事が終わり家までの道のりをいつも通り車で走っていると突然後方からクラクションを鳴らされ、ぶつかりそうなくらいに前方の私が運転する車まで追いつめてきました。

ちょっとでもブレーキを踏もうものなら確実にぶつかってしまいそうな距離まで近づいてきて、車線を変更すると相手の車も何度もクラクションを鳴らしながら付いてきて、もしも止まってしまったら、相手が車から降りてくるんではないかという恐怖感があったのでとにかく走り続けました。

家を知られたくないので別の方向にとにかく走り続け、たまたま交番があったのでそこで止まるとその車は窓を開けこちらに何かを言いながら走り去っていきましたが、また毎日の通勤で出くわす可能性があると思うととても嫌になりました。

数日後にそんな嫌な予感も的中し、また交番の前まで追い掛け回されました。

もう車を運転するのが完全に恐怖になってしまいました。

交番のお巡りさんに相談しましたが証拠がないと動けないとのことで、今回証拠集めをお願いしたくご連絡しました。

つきまとい行為とはどこから犯罪になるのか?

ストーカー規制法では、「つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居や勤務先などの付近において見張りをし、住居等に押し掛け、又は住居等の付近をみだりにうろつくこと」が「つきまとい行為」と定義されています。(同法第2条第1項第1号)

参考元:【ストーカー規則法 警視庁】

この行為が同一人物に対して反復される場合、法律上の「ストーカー行為」となり、規制の対象となります。

車を使った執拗な追尾もこの「つきまとい行為」に含まれ、重大な犯罪行為に該当する可能性があります。

一度限りの迷惑運転とは異なり、特定の相手を標的にして継続的に追跡・嫌がらせを行う点が特徴です。

警察庁の統計によれば、ストーカー事案の相談件数は令和6年に19,567件と依然高水準で、近年は年間約2万件前後で推移しています。

参考元:【警察庁統計】

ストーカー被害調査

虫眼鏡
探偵さんに相談したところ、車載カメラを付けることをまず勧められ貸していただくことに・・・

さらに通勤時に私の近くに車で付いてきてもらい、万が一、対象の人物が現れたときは探偵さんの方でも動画を回していただいて証拠を収めてもらうことにしました。

もうすでに車を運転することに恐怖心を持っていた私には、とてもピッタリな提案をしていただき心も救われました。

実際に掛かった調査費用

調査期間:10日間
調査員:2人
調査料金:40万円(税込み44万円)
諸経費:5万円

合計:49万円(税込み)

つきまとい被害調査で重要な証拠収集方法

つきまとい被害調査において最も重要なのは、法廷でも通用する客観的証拠の収集です。

車載カメラによる映像記録では、相手の車のナンバープレート、運転手の顔、つきまとい行為の一部始終を明確に記録する必要があります。

また、第三者による目撃証言や記録も重要な証拠となります。

調査期間中は依頼者の安全確保が最優先されるため、必ず調査員のサポートを受けながら行動し、相手を刺激するような行動は避けることが大切です。

ストーカー被害調査の結果

四葉のクローバー

証拠を掴み被害届を出すことに成功

調査期間中はハラハラドキドキで、今後現れるんなら今現れてくれよ!と切に願っていたら本当に姿を現し、こちらに対しパッシングを繰り返してきたり、幅寄せをしてきたりしてきました。

この前までの私なら恐怖心で怯えていたと思いますが、探偵さんが近くにいてくれている安心感と、これでちゃんと証拠を掴めると思うと耐えることが出来ました。

その場で探偵さんが止めに入ってくれて対応してくれました。

あおり運転の様子と運転手の顔まで記録していただいていて、その後スムーズに警察に被害届を受理してもらうことに成功しました。

調査をお願いして本当に良かったです。

ありがとうございました。

ストーカー被害調査で得られた結果

  • 危険運転行為の映像記録
  • 加害者の顔と車両の特定
  • つきまといパターンの詳細な記録

今回の調査について

グーのポーズをとる興信所の職員
今回はつきまとい運転によるストーカー被害調査を行いました。

このような車による道路でのトラブルは、事故を誘発するどころか、最悪の場合事故死に至る可能性がある為、あおり運転やつきまとい運転などの妨害運転は厳しく罰せられることになっています。

その分慎重な調査が必要とされる為、依頼者の方にはとにかくなにがあっても安全第一で運転をしてください。

とお伝えし、こちらは運転と撮影とで役割を分け2人係で調査を行いました。

ストーカーになる人物の特徴として、被害妄想と、執着心が強いなどが挙げられます。

些細なことをきっかけに大事まで発展するケースもありますので、日常においておかしいと思ったことがあったらメモに書く癖をつけ、認識できるようにしましょう。

ストーカー行為などの嫌がらせには早めの正しい対処が必要になります。

一人で考え込む前に、一度弊社の24時間無料相談窓口までご相談下さい。

きっとなにかお力になれるはずです。

ストーカー被害調査の方法

報告書

ご自身での調査

ストーカー被害調査の依頼を検討されている方の中には、自分で調査したいといった方も多くいます。

もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでストーカー行為の抑止に繋がるケースも存在します。

しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談をすることをおすすめします。

つきまとい被害で警察相談する際のポイント

警察に相談する際は、具体的な証拠を準備することが重要です。

被害の日時、場所、相手の特徴(車種、ナンバープレート、運転手の容姿など)を詳しく記録しておきましょう。

警察への相談は、最寄りの警察署の生活安全課で受け付けています。

ストーカー規制法に基づく警告や禁止命令の申し立ても可能ですが、これには十分な証拠が必要となります。

継続的な被害を受けている場合は、被害届の提出も検討しましょう。

プロによる調査で確実な証拠を収集することで、警察が動きやすくなります。

つきまとい嫌がらせの典型的なパターン

つきまとい行為による嫌がらせには、いくつかの典型的なパターンがあります。

車によるつきまといでは、執拗な追跡、幅寄せ、急ブレーキ、クラクションの連続使用が一般的です。

また、自宅や職場周辺での待ち伏せ、駐車場での嫌がらせなども頻発します。

徒歩でのつきまといでは、通勤・通学路での待ち伏せ、店舗での偶然を装った接近、写真や動画の無断撮影などが見られます。

近年増加しているのは、SNSでの監視行為や個人情報の拡散、勤務先への嫌がらせ電話なども含まれます。

ストーカー被害調査をお考えの方へ

T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。

費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、ストーカー被害の問題でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。

また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。

もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。

また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。

ポイント

つきまといの心理と効果的な対策方法

ストーカーの後ろ姿

つきまとい運転を行う人物の心理

つきまとい運転を行う人物には、ストーカー加害者と共通する心理的特徴が見られることがあります。

研究によると、加害者は以下のような傾向を示す場合があります。

  • 拒絶された相手に対して強い執着を持つ
  • 感情コントロールが苦手で、衝動的になりやすい
  • 「自分は被害を受けている」と一方的に思い込む傾向がある
  • 他者との過度な一体感を求める

運転中という状況では、閉ざされた車内環境によって攻撃性が強調されることがあり、普段なら抑えている感情が表面化しやすくなるとも指摘されています。

つきまとい行為の目的を理解する

つきまとい運転の目的は様々ですが、多くの場合は相手への報復や威嚇が主な動機となります。

運転中のちょっとしたトラブルが発端となることが多く、割り込みや追い越し、スピードの遅さなどを「自分への侮辱」と受け取った結果、異常な執着を示すようになるのです。

中には恋愛感情のもつれや職場でのトラブル、近隣問題などが背景にある場合もあり、単純な交通トラブルを超えた深刻なストーカー行為に発展することも少なくありません。

つきまとい対策として効果的な方法

つきまとい運転に遭遇した際は、まず相手の車から距離を保ち、絶対に車から降りないことが基本です。

相手を刺激するような行動(急ブレーキ、クラクション、手振りなど)は避けましょう。

可能な限り人通りの多い場所や警察署、交番の近くに向かい、決して自宅や職場など行き先を知られるような場所には向かわないことが重要です。

車載カメラがない場合でも、同乗者がいれば動画撮影を依頼し、一人の場合は安全な場所に停車してから証拠を記録することをおすすめします。

ストーカー被害調査に多い目的

  • 仕事帰りに尾行してくる相手を特定したい
  • 個人情報を晒している相手を調べたい
  • 不審な人物が家の周りをうろうろしているので、止めさせたい
  • 顔写真がネット上で悪用されている。訴えたい
  • 見知らぬ人間がこちらの個人情報を持っている
  • 不倫相手からつきまとわれている
  • 自宅やスマホが盗聴されている可能性がある

まとめ

つきまとい運転によるストーカー被害は、単なる交通トラブルを超えた深刻な犯罪行為です。

被害を受けた際は一人で抱え込まず、適切な証拠収集が何より重要になります。

今回の事例では、車載カメラの設置と専門調査員による証拠収集により、警察への被害届受理がスムーズに進み、問題解決につながりました。

つきまとい運転の背景には被害妄想や異常な執着心があり、放置すれば更なるエスカレートの危険性もあります。

早期の対応と適切な対策により、安全な日常生活を取り戻すことができるでしょう。

T.L探偵事務所では、つきまとい被害でお困りの方に対して、経験豊富な調査員による証拠収集から、その後の対策まで総合的にサポートしています。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

電話相談フリーダイヤル

T.L探偵事務所が選ばれる理由

今すぐ相談する!

0120-959-606

24時間365日 通話料・相談料無料

ご不安な方は匿名でも構いません
円くらい
  • ストーカー被害調査 記事一覧へ