キャバ嬢はストーカー被害を受けやすい?被害を避けるための対処法を解説

キャバ嬢はストーカー被害を受けやすい?被害を避けるための対処法を解説

2024.07.23 / # ストーカー被害調査

『お客さんからつきまといされていて怖い。』 『しつこいお客さんがいて困っている。』 などと、キャバ嬢の仕事によってストーカー被害に悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。 キャバ嬢は、お客さんである男性に寄り添う仕事です。 そのため、お客さんの中にはそれを好意と受け取って勘違いしてしまう人も少なくはありません。 そして、勘違いしてしまうことにより、つきまといなどの行為を繰り返し、結果的にストーカーと化してしまうという話もよくあることなのです。 本記事では、現在キャバ嬢の仕事をしている方向けに、仕事上で知り合った方からストーカー被害を受けた際の対処法について紹介していきます。 また、未然に被害を防ぐ方法や被害に遭った際の相談窓口についても解説していきますので、こちらも必ずチェックするようにしましょう。

キャバ嬢はストーカー被害に遭いやすい?

ソファに座り不安を抱える女性
キャバ嬢の仕事は、お酒を飲みながらお客さんとの会話を楽しむ、非常に華やかな職業ですが、その反面、お客さんとのトラブルにも巻き込まれやすいのが実情です。

例えば、お客さんに恋愛感情を抱いているように接したり、ボディタッチをして距離感を近づけたりする、『色恋営業』を用いるキャバ嬢もいらっしゃるでしょう。

色恋営業は、短期間で売上を上げるためには非常に効率が良い手段で、実際に売上が高いキャバ嬢の中には、この営業方法を用いている方もいます。

しかし、色恋営業でも誤ったアプローチ方法をしてしまうと、お客さんから本当に好意を抱かれていると勘違いさせてしまい、結果的にストーカーまがいの行為をされてしまうということもよくある話なのです。

キャバ嬢がよく受けるストーカー被害にはさまざまなものがありますが、具体的に以下の行為が挙げられます。

  • 店の前で入り待ち・出待ちをする
  • しつこくメールやLINEをしてくる
  • しつこく交際することや結婚することを求めてくる
  • SNSを監視する

そして、これらの行為がエスカレートしてしまうと、最悪な場合、殺傷事件等に発展してしまうケースも少なくはありません。

実際に、近年でもキャバ嬢の方がストーカーであるお客さんに殺されてしまったという事件もありました。

こういった被害を未然に避けるためには、過度の営業をしないのが一番ではありますが、お客さんに『あくまでも店員と客』であるという関係性を常に意識させることが大切です。

キャバ嬢がストーカー被害に遭った事件例

むき出しの鉄筋
キャバ嬢は、華やかな職業である反面、お客さんとのトラブルにも巻き込まれやすいのが実情です。

さまざまなトラブルが起きやすいですが、特にストーカーの被害は近年増加しており、最近でもお客さんのストーカー行為がきっかけで事件に発展してしまったケースもあります。

ここでは、過去に起きたキャバ嬢がストーカー被害に巻き込まれてしまった事件を2つ紹介していきます。

千葉路上刺殺事件 (2013年11月)

2013年11月27日千葉県市川市で当時22歳の女性が、元交際相手の男性に刺殺されてしまった事件が発生しました。

女性は、ホステスやキャバクラで働いていて、当時お客さんと来店していた容疑者の男性と知り合い、交際をしていました。

しかし、女性は容疑者の男性と交際している最中、他の男性とも関係を持っていて、子供を授かったことをきっかけに容疑者と破局しました。

破局して数年後、二人は再会して一度同棲をしたのですが、何らかのきっかけで再び破局してしまいました。

そして、その後も容疑者が女性に復縁を申し込んだが、断られてしまい、その腹いせに女性を刺殺してしまったそうです。

このように、お店の店員と客という関係から交際へ発展したものの、二人の間でトラブルが発生し、殺人事件に繋がってしまうこともあり得る話なのです。
(参考:路上刺殺事件 元美人キャバ嬢を追い詰めたストーカーと化した地元半グレの狂気|ライブドアニュース)

新宿タワマン刺殺事件(2024年5月)

2024年5月8日に東京都新宿区のタワーマンション前で当時25歳の女性が50代の男性に刺殺されてしまった事件が発生しました。

女性は、ガールズバーを経営していて、容疑者の男性は女性が経営するお店のお客さんとしてお店に来店していました。

容疑者は、女性がキャバ嬢だった時代からお客さんとしてお店に通い、女性に多額のお金を貢いでおり、その際に女性と結婚すると周囲に言いふらしていたそうです。

その後、女性がお店を経営するという話を聞き、容疑者は愛車などを売却し、売却して得た1000万円以上のお金を経営資金として女性に渡していたとのことでした。

しかし、多額のお金を渡したにもかかわらず、結婚してくれる気がないと悟った容疑者は、その腹いせに女性を殺害してしまったのです。

実は、容疑者はこの事件以前にも警察から禁止命令が出されていたり、ストーカーが原因で逮捕されたりした経歴がありました。

それにもかかわらず、禁止命令の期間が解除されたのと同時にこのような悲惨な事件が発生してしまったのです。

このように、お客さんである男性側が一方的に『結婚する。』という勘違いやお金の受け渡しが原因で殺人事件に発展してしまうケースもあり得ることなのです。
(参考:タワマン刺殺の新疑惑 ストーカー規制法「悪用詐欺」説が囁かれる訳。各社報道と女性インスタに矛盾、嘘をついているのは誰だ?|MAG2NEWS)

お客さんからストーカーされた際どのように対処すればいい?

考え事をする女性
お客さんからのストーカー被害を受けてしまうと、最悪な場合、行為がエスカレートして、殺傷事件に発展してしまうリスクも少なくはありません。

そのため、キャバ嬢の方は少しでも『ストーカーされているかもしれない。』と感じたら、できるだけ早めに対処することをおすすめします。

そうすることにより、被害を軽減させることができ、今後も安心して仕事を続けることができます。

では、お客様からストーカーされたと感じたら、具体的にどのような対処をすればいいのでしょうか?

ここでは、主な5つの対処法について紹介していきます。

お店の人に相談する

ストーカーされているかもしれないと感じたら、お店の人に相談するようにしましょう。

できるだけ気づいた段階で相談することにより、お店側もあなたとストーカーしてくるお客さんのことを気にするようにしてくれるはずです。

早い段階でお店側もあなたの相談を受けていれば、あなたが被害に遭う前にお客さんに対して何らかの対処をしてくれるでしょう。

いきなりお店の責任者に相談することに抵抗がある方は、まずは普段からよく話すボーイなどに軽く相談してみるといいかもしれません。

一人で行動しようとしない

キャバ嬢の仕事は、職業柄どうしても深夜や早朝まで続いてしまうことが多いです。

そのため、一人で帰宅しなくてはならないこともあるでしょう。

しかし、ストーカーの被害に遭っている方が一人で帰宅してしまうと、そのタイミングを狙って、お客さんがつきまといをしたり、待ち伏せをしてきたりする可能性があります。

少しでもストーカーされているかもしれないと感じたら、一人で行動しようとせず、必ずスタッフに送り迎えをしてもらうなど、誰かと一緒に出社したり退勤することをおすすめします。

もしも、送り迎えしてもらうことが難しい状況であれば、いつもより出社や退勤の時間をずらしたり、タクシーを利用したりするなど、別の手段を取るようにしましょう。

SNSをむやみに更新しない

キャバ嬢の仕事をすると、集客をすることも兼ねてSNSを更新することもあるでしょう。

しかし、あまりにも細かくSNSで更新してしまうと、あなたの行動パターンがお客さんに知られてしまうリスクがあります。

例えば、勤務が終わると同時にSNSを更新したら、お客さんも『この時間にお店の前に行けば会えそうだな。』と思って、待ち伏せされてしまう可能性があります。

一番は仕事用のSNSを作らないことがベストです。

しかし、仕事をするうえでSNSアカウントを持つことを義務付けられている場合もあるので、更新する際は、投稿時間をずらすなどできるだけリアルタイム投稿を避けることをおすすめします。

プレゼントにGPSなど仕組まれていないか確認する

キャバ嬢の仕事をしていると、お客さんから花束やアクセサリ、カバンなどプレゼントをもらう機会もあるでしょう。

その際に、必ずGPS盗聴器などといった機械が仕組まれていないか確認しましょう。

悪質なストーカーは、一見何も違和感のないものにこういった機械を仕掛け、対象人物の行動を把握しようとしてきます。

近年では、プレゼントの中に紛れ込んでいてもなかなか気づかないくらい小型のGPSや盗聴器が市場に出回っているので、プレゼントを受け取ってもすぐに使わず、チェックするようにしてください。

花束なら束を外して細かく探したり、カバンなら全てのポケットの中を見るなど、くまなく確認することで未然に被害を防止することができます。

ストーカーされている証拠を集める

お客さんからストーカーされているかもと感じたら、ストーカーされているという証拠を集めることも大切です。

証拠を集めることにより、万が一行為がエスカレートして警察に相談した際に状況を把握しやすくなり、ストーカーへの対処が進めやすくなります。

このようにすることで、ストーカーと接触する機会が減り、安心して生活が送れるようになるでしょう。

証拠は、『いつ・どこで・どんな様子でストーカー行為をしてきているのか。』『いつ・どこで・どんな被害に遭ったのか。』などと状況を伝えやすくするため、可能な限り細かく集めることをおすすめします。

もしも自分で証拠を集めることが困難な場合、ストーカー問題を専門的に取り扱っている探偵に相談するのも手です。

探偵では、尾行や張り込み、データ調査などを駆使して、ストーカーの行動はもちろん、素性なども調べることが可能です。

『ストーカーを必ず諦めさせたい。』

と考えている方は、探偵を利用することもぜひ検討してみてください。

お客さんからのストーカー被害を未然に防ぐには?

人差し指を立てる男探偵
キャバ嬢の仕事を通して起こりやすいストーカー被害は、実はあなた自身で未然に防ぐことも可能です。

具体的に以下のことを常に意識しながら行うことにより、初めからストーカーの被害に遭わずに済むでしょう。

  • 色恋営業をしない
  • プライベートの話をしない
  • SNSはリアルタイムで投稿しない
  • お店の人に協力してもらう

これからも安心してキャバ嬢の仕事を続けたいと考えている方は、これから紹介する予防策を必ず頭に入れておいてください。

色恋営業をしない

ストーカーの被害に遭うのを避けるのに一番効果的な予防策として、色恋営業をしないことが挙げられます。

色恋営業とは、キャバ嬢とお客さんの間で疑似的な恋愛関係を体験させる水商売における営業手法の1つです。

色恋営業の仕方によっては、キャバ嬢の仕事を始めて間もない段階でも売上を伸ばしやすいため、積極的に取り入れている方も少なくはありません。

しかし、色恋営業をされたお客さんの中には、それを本気の恋だと勘違いしてしまう人もいるのが実情です。

そうなると、お客さんの方から過剰なアプローチや求婚などをされ、結果的にストーカーまがいの行為を受けてしまうことになってしまうのです。

売上を上げたいという気持ちも大変わかりますが、安全にキャバ嬢の仕事を続けたいと考えているのであれば、お客さんに恋愛感情を抱かせないように接したり、友達営業にシフトさせたり営業手法を変えるようにしましょう。

プライベートの話をしない

キャバ嬢は、お客さんと話すことが主な仕事ですが、その際にプライベートの話をしてしまうのはできるだけ避けましょう。

むやみにお客さんにプライベートの話をしてしまうと、場合によっては、『ここまで話してくれるということは、好きということなのかな?』と勘違いされてしまう可能性があります。

また、住んでいる地域のことなどを話してしまうと、つきまといされてしまうリスクも高まります。

個人情報はもちろんのこと、直接話していないけど少しでも個人情報の特定に繋がりそうな情報もできるだけ話さないようにして、会話をするようにしてください。

SNSはリアルタイムで投稿しない

SNSは集客をするには非常に便利なツールですが、リアルタイムで投稿するのだけは避けましょう。

例えば、退勤と合わせてリアルタイムで『仕事終わった。』と投稿したら、その時間に合わせてお客さんに待ち伏せされてしまうリスクがあります。

このようにお客さんにあなたの行動を把握されやすくなってしまう可能性があるため、SNSを更新する際は、投稿時間をずらすなど工夫することが大切です。

また、SNSでプライベートのことを投稿する際も要注意です。

プライベートのことを投稿する際は、お出かけする場所など事前に投稿せず、可能であれば後日にその日の出来事を投稿すると良いでしょう。

お店の人に協力してもらう

もしもストーカー被害に遭ってしまった際のことを想定して、事前にお店の人に協力してもらうことを促しましょう。

例えば、ボーイに常に監視してもらったり、キャバ嬢の出勤時・退勤時は必ず送り迎えしたりするなど、安心して仕事ができるようにルールを決めることをおすすめします。

お店側もしっかりキャバ嬢の身の回りのことを管理することにより、未然にストーカー被害の軽減に繋げられるに違いありません。

ストーカー被害に遭った際に有効な相談窓口

手で案内をする女探偵
ストーカーは、あなた自身で未然に予防したり、被害を軽減するために対処することが可能です。

しかし、場合によっては、いくら対処をしてもストーカーされてしまうということも残念ながらよくある話です。

では、もしもストーカー被害に遭ってしまったら、どういった窓口に相談するのがベストなのでしょうか?

ここでは、ストーカー問題を解決させるために有効な3つの相談窓口について紹介していきます。

現在、お客さんのストーカー被害に悩んでいる方は、行為がさらにエスカレートしてしまう前に相談窓口に今すぐ問い合わせるようにしましょう。

ストーカーの疑いがある場合は無料の相談窓口を利用してみる

『もしかするとストーカーかもしれない。』

と、ストーカーされている疑いがある場合は、無料の相談窓口に問い合わせてみましょう。

具体的には以下の窓口があります。

  • 女性相談センター
  • 男女共同参画センター
  • 女性の人権ホットライン
  • 被害者ホットライン

(参考:ストーカー被害を未然に防ぐこと を目的とした、 警察庁の情報発信ポータルサイト)

いずれの窓口も無料で相談することができるので、少しでもストーカーかもしれないとお悩みの方は、一度これらの機関に電話してみることをおすすめします。

少しでも危険を感じたら警察に相談する

現在ストーカーの被害を受けていて、ストーカーからしつこくつきまといされたり、待ち伏せされたりしている場合は、ただちに警察に相談しましょう。

警察に相談することにより、警察からストーカー本人にあなたに接触しないように警告を出すことが可能です。

また、脅迫などといった度が過ぎた行為を受けている場合は、逮捕してもらうことも可能となります。

しかし、警察に相談したからといって、必ずしも警告や逮捕などといった措置を取ってくれるわけではないのが実情です。

警察に動いてもらうようにするためには、可能な限り自分がストーカーの被害に遭っているという証拠を集め、被害の状況を詳しく説明することが大切です。

ストーカーに遭っている証拠を集めるなら探偵に相談する

ストーカーの被害に遭っている方の中には、必ずストーカーを逮捕して、もう二度と接触しないように対処してほしいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

そのためには、あなたがストーカーに遭っているという証拠を集めて、それを警察に提出する必要があります。

しかし、証拠を集めることは安易なことではありません。

自分で集めることも可能ではあるのですが、万が一ストーカーに『ストーカーされているという証拠を集めている』ということが知られてしまったら、逆恨みされるなどトラブルに発展してしまうリスクがあります。

このようなリスクを避けるためにも、探偵に相談することをおすすめします。

探偵では、ストーカーに知られずに証拠を細かく集めることが可能なのはもちろんのこと、ストーカー問題にまつわる知識も兼ね備えているので、あなたにアドバイスをすることも可能です。

また、アドバイスだけではなく、被害への恐怖感を抱いているあなたが安心して生活できるようにメンタル面のサポートもします。

しっかり証拠を集めて、ストーカー本人に措置を取り、安心して生活していきたいと考えているのであれば、探偵に相談することもぜひ検討してみてください。

まとめ

キャバ嬢は、色恋営業を用いて、売上を上げることが多いですが、誤った方法で色恋営業をしてしまうと、お客さんから本当に恋していると勘違いされてしまうリスクがあります。

そして、勘違いされてしまうことにより、しつこく連絡してきたり、待ち伏せされたりするなど、ストーカーまがいの行為を受けやすくなってしまうのです。

ストーカーの被害がエスカレートしてしまうと、最悪な場合、殺傷事件等に発展してしまうこともあるので、必ず被害が少ないうちに対処することをおすすめします。

また、どんなに対処してもストーカーされてしまう場合は、できるだけ早い段階で無料の相談窓口や警察、探偵などの機関に相談するようにしましょう。

あなた自身で行動を起こすことにより、被害を軽減させることができるので、ストーカー被害に悩まれている方や被害に遭いたくない方は、ぜひ紹介した対処法や予防策を実践してみてください。

しかし中には、『自分自身でストーカー対策するのは不安だ。』と感じる方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、ストーカー問題に強い探偵に相談することをおすすめします。

証拠集めはもちろんのこと、ストーカー被害を軽減させるためのアドバイスを客観的な視点で受けることができるので、きっとあなたの心強い味方になるでしょう。

また、探偵では無料で相談を受け付けていますので、ストーカーのことで不安を感じていることがある方は、まずは一度お問い合わせください。
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