そもそもどんな人がストーカーになりやすいのか?
ストーカー気質な人には共通した特徴があります。
ストーカーになりやすい人には以下のような特徴があります。
- 思い込みが激しい
- 嫉妬しやすい
- 恋愛経験が少ない
上記のような特徴がある人物とはできるだけ関わらないよう注意が必要です。
しかし、すでにストーカー行為を受けている方は、できるだけ早めに対処する必要があります。
効果的な対処のためには、まず彼らの心理を理解することが重要です。
別れたらストーカーになる男の典型的な特徴
交際中に束縛や支配欲が強かった男性は、別れた後にストーカー化しやすい傾向があります。
交際期間中から、連絡頻度を過度に要求したり、行動を制限しようとする男性は注意が必要です。
感情のコントロールが苦手で、拒絶されることに慣れていない男性もストーカー化しやすいパターンです。
これまでの人生で思い通りにならない経験が少なく、突然の別れに対して受け入れることができません。
プライドが高く、自分が振られることを認められない心理も大きな要因となります。
特に、周囲に対して自分が捨てられたという事実を隠したがる男性は、復縁を迫る行動に出やすくなります。
ストーカー気質の男性が見せるLINE使用の特徴
既読無視に対して異常に執着するのが、ストーカー気質の男性の典型的な行動パターンです。
一度のメッセージに対して返信がないと、立て続けに複数のメッセージを送り続けます。
深夜や早朝など、非常識な時間帯にメッセージを送ることも特徴の一つです。
相手の都合や気持ちを考えずに、自分の感情を優先してしまいます。
メッセージの内容が次第にエスカレートしていくのも危険な兆候です。
最初は謝罪から始まって、次第に責める内容に変わり、最終的には脅迫めいた文章になることもあります。
ストーカーのタイプ5選
上記に挙げた通り、ストーカーになりやすい人には、思い込みが激しかったり、嫉妬しやすいなどといった特徴があることがわかりました。
これらの特徴は、ストーカー気質な人全てに当てはまることです。
しかし、これらとは別に、ストーカーには実は5つのタイプがあります。
その5つのタイプには、以下のようなものがあります。
- 親密追求型のストーカー
- 無資格型のストーカー
- 憎悪型のストーカー
- 拒絶型のストーカー
- 略奪型のストーカー
では、これらのストーカーのタイプがどのようなものなのか、説明をしていきます。
親密追求型のストーカー
あなたに対して一方的に恋愛感情や友達になりたいなどといった、好意を抱いているタイプです。
あなたに気づいてもらいたいという感情が溢れ、しつこく連絡をしたり、つきまといなどといった迷惑行為を繰り返します。
また、あなたに恋人などといった特別な関係の相手ができた場合、不満を感じて、ストーカー行為がエスカレートしてしまう可能性もあります。
親密追求型のストーカーは、自分が行っている行為が迷惑行為だと思っていないことが多いため、説得しても行為を止めることもなく、迷惑行為を繰り返してしまう傾向があります。
無資格型のストーカー
『なんでも言うこと聞いてくれる。』などといった、自分の欲求や気持ちを一方的にあなたにぶつけてくるタイプです。
その欲求や気持ちに答えてくれないと、嫌がらせなどの逆恨みをしてくるケースが多いです。
また、最初は軽度な嫌がらせであっても、次第に暴力や性暴力に発展してしまうリスクがあります。
無資格型のストーカーも、親密追求型のストーカーと同様に、自分が起こしている行為が迷惑行為だと思っていないため、説得をしても効果がありません。
憎悪型のストーカー
あなたに対して、憎たらしいという感情が溢れ出して、その結果、迷惑行為をしてくるタイプです。
憎悪型のストーカーは、知人が加害者であることが多いですが、ごくまれに全く接点のない知らない人がストーカーであることもあります。
そのため、あなた自身も誰にどんな理由で迷惑行為を受けてしまっているのか、心当たりがなく、証拠も掴みにくいため、犯人特定まで時間がかかってしまう場合があります。
拒絶型のストーカー
以前、交際していた元恋人や元配偶者が、あなたと破局したことが原因で迷惑行為をするタイプです。
拒絶型のストーカーには、さらに2つのカテゴリに分類されます。
復縁タイプ・・・
あなたとヨリを戻したいがために、しつこく連絡をしたり、待ち伏せをするなどといった迷惑行為を繰り返します。
報復タイプ・・・
破局したことに不満を抱き、嫌がらせ行為を繰り返します。
いずれの場合も迷惑行為であることには間違いないのですが、最悪な場合、あなたの現在の恋人や配偶者にも嫌がらせをしてくる可能性もあります。
略奪型のストーカー
レイプなどといった性暴力をすることを目的として、迷惑行為を行っているタイプです。
これまで紹介したいタイプのストーカーは、知人であることが多いですが、略奪型のストーカーの場合は、見知らぬ人のケースが非常に多いです。
事前に対象者の情報を集めるために、つきまといや待ち伏せなどを行い、長期的にストーカー行為を行うのが特徴です。
職場でのストーカー気質な男性の見分け方
職場での過度な関心や接触を求める行動は、ストーカー気質の初期症状として注意が必要です。
業務に関係のない個人的な質問を頻繁にしたり、プライベートな予定を詮索する男性は警戒すべきでしょう。
他の同僚との関係を異常に気にするのも典型的な特徴です。
あなたが他の男性社員と話していると不機嫌になったり、理由をつけて割り込んでくる行動が見られます。
勤務時間外にも連絡を取ろうとする執着心も危険な兆候の一つです。
最初は仕事の話から始まって、徐々にプライベートな内容に移行していく傾向があります。
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ストーカー気質な人の心理
ストーカーには5つのタイプがあるとわかりました。
いずれのタイプも非常に悪質で、最悪な場合、犯罪行為に発展してしまうケースもまれではありません。
また、思い込みが激しかったり、嫉妬しやすい人がストーカーになりやすい傾向があります。
では、そもそもこのようなストーカー気質な人たちは、どういった心理を抱いて、ストーカー行為をしてしまうのでしょうか?
考えられる心理として、以下のようなものがあります。
- 『誰かに認められたい。』などと自己肯定感が低い心理を抱いている
- 『自分だけのものにしたい。』などと独占欲が強い心理を抱いている
- 『自尊心を傷つけられ攻撃したい』と思う、プライドが高い心理を抱いている
- 『自分さえ良ければ他はどうでもいい。』と思う自己中心的な心理を抱いている
このような心理がどのようなものなのか、説明していきます。
『誰かに認められたい。』などと自己肯定感が低い心理を抱いている
ストーカー気質な人の中には、自己肯定感が低い人がいます。
自己肯定感が高い人であれば、どんなに他人にいろいろなことを言われたとしても、自分の価値が低くなることはありません。
しかし、自己肯定感が低い人は、少し他人に何かを言われただけで、自分の価値を下げたり、周りの評価を気にしたりしてしまいます。
この他人の評価から、『もっと自分のことを認めてくれ。』という気持ちが高まり、ストーカー行為を起こすようになってしまうのです。
『自分だけのものにしたい。』などと独占欲が強い心理を抱いている
特定の相手を自分だけのものにしたいという強い独占欲を抱いている人は、ストーカー気質であることが多いです。
ただ、嫉妬しているのであれば、相手に少しでも存在を気づいてもらうことで気持ちが収まる傾向が多いですが、独占欲の場合は、どうにかしてでも自分だけのものにならないと気が済みません。
相手が芸能人や有名人などの手に届かない立場の人だとしても、独占欲が湧いてしまうと、その人に対しての迷惑行為がエスカレートしてしまいます。
『自尊心を傷つけられ攻撃したい』と思う、プライドが高い心理を抱いている
プライドが高いと、ストーカーのような迷惑行為をしないと思われがちですが、実はプライドが高ければ高いほど、ストーカー気質になりやすい傾向があります。
例えば、他人に何かを言われて、自尊心が傷つけられたとします。
プライドがそこまで高くなければ、あまり気にしないものではありますが、プライドが高い人であれば、傷つけられたことに対して、不満を感じてしまいます。
それにより、相手のことを逆に攻撃しようとする行動を起こしてしまうのです。
『自分さえ良ければ他はどうでもいい。』と思う自己中心的な心理を抱いている
ストーカー気質の人のほとんどは、自分以外のことを考えていません。
相手が嫌だと言うことを何度も起こしたり、場合によっては、周りの人を巻き込んで迷惑行為をしようとすることもあります。
つまり、『自分さえ良ければ他はどうでもいい。』というような自己中心的な心理により、迷惑行為を繰り返し行なってしまうのです。
男女別のストーカー心理の違い
ストーカー女性の心理的特徴と危険性
女性のストーカーは男性とは異なる心理パターンを示すことがあります。
感情的な依存度が高く、相手との関係性に対する執着が強い傾向です。
美人のストーカー女性の場合、自分の外見に対する過信から、拒絶されることへの理解ができないケースがあります。
これまで外見で優遇されてきた経験から、なぜ相手が自分を受け入れないのか理解できないのです。
女性ストーカーは精神的ダメージを与える手法を得意とします。
直接的な暴力よりも、相手の人間関係を壊そうとしたり、社会的な立場を脅かそうとする行動を取りやすい特徴があります。
発達障害とストーカー行為の関連性
発達障害を持つ人の中には、相手の気持ちを読み取ることが困難な場合があり、これがストーカー行為に発展することがあります。
しかし、発達障害だからといって必ずストーカーになるわけではありません。
社会的なルールの理解が困難な場合、適切な距離感を保つことができず、相手が嫌がっていることに気づけないことがあります。
この場合、適切な支援と指導により改善が可能です。
コミュニケーションの取り方が一方的になりがちで、相手の反応に関係なく自分の気持ちを伝え続けてしまうことがあります。
ストーカー行為を諦めさせるにはどうすればいい?
自分一人で対処しようとするのは非常に危険です。
直接説得を試みると、逆恨みされて事件に巻き込まれるリスクがあります。
すぐにでもストーカーの行為を諦めさせたいと思うのであれば、第三者に相談をするのがいちばんの近道です。
まずは、家族や信頼できる友人などに打ち明けるべきではありますが、話しにくい場合は警察や探偵などの外部の機関に相談しましょう。
警察であれば、ストーカーに警告を出すことができるので、法的にストーカー行為を止めることができます。
しかし、本当にストーカーされているのかわからなかったり、証拠がない場合など、警察でも取り合ってくれないということもあります。
そのようなときは、探偵に相談をすることをおすすめします。
探偵に調査を依頼することにより、あなたがストーカーされているという証拠を集めて、警察に被害届を出すまでの準備を進めてくれます。
そして、被害届が受理され、警察からストーカーに警告を出したら、ストーカーも迷惑行為を諦めるでしょう。
ストーカーを諦めさせる具体的な対処法
ストーカー男が嫌がる効果的な対応方法
完全に無視を貫くことは、ストーカー男性にとって最も嫌がることの一つです。
どんなアプローチに対しても一切反応しないことで、相手の期待を断ち切ることができます。
法的な措置を取る姿勢を明確に示すことも効果的です。
弁護士からの内容証明郵便や警察への相談記録があることを伝えることで、事態の深刻さを理解させることができます。
周囲の人に状況を共有し、味方を増やすことも重要です。
職場や友人関係でストーカー被害を受けていることを公にすることで、加害者にプレッシャーを与えることができます。
女のストーカーが諦めるときの心理変化
他に興味の対象が見つかったときが、女性ストーカーが諦める最も一般的なタイミングです。
新しい恋愛対象や人間関係に意識が向くことで、執着が薄れていきます。
社会的な制裁や周囲からの批判を受けることで、自分の行動を客観視するようになり、ストーカー行為を止める場合があります。
特に職場や友人関係での評判を気にする女性には効果的です。
精神的な疲労の蓄積により、執着を維持することが困難になることもあります。
長期間にわたって一方的な感情を抱き続けることの虚しさに気づく瞬間があります。
女性ストーカーに効く言葉と対処法
冷静で事務的な対応が最も効果的です。感情的になったり、同情を示したりすると、相手に期待を抱かせてしまう可能性があります。
明確な拒絶の意思表示を文書で残すことが重要です。
曖昧な表現ではなく、はっきりとした意思を示すことで、後の法的手続きでも証拠として活用できます。
第三者を介した対応を検討することも効果的です。
共通の知人や職場の上司など、影響力のある人物からの説得により、行動を改める場合があります。
ストーカーされてるかも?と思ったら探偵に相談しよう
少しでもストーカーされているかもと感じたら、警察や探偵などの外部機関に相談をすることをおすすめします。
特に、探偵では誰にストーカーされているかもわからない。
本当にストーカーされているかもわからない。
という、警察でも取り合ってくれない証拠がない状況でも、調査をすることが可能です。
少しでも不安なことがあったら、できるだけ早めに探偵に相談をしましょう。
ストーカー被害の精神的ダメージとケア方法
ストーカー被害は深刻な精神的ダメージを与えます。
不安感、恐怖心、睡眠障害、うつ症状などが現れることがあり、日常生活に大きな支障をきたします。
専門的なカウンセリングを受けることで、心理的な回復を図ることが可能です。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が現れる場合もあるため、早期の専門的支援が重要です。
信頼できる人とのネットワーク構築も回復には欠かせません。
家族、友人、専門機関との連携により、孤立感を軽減し、精神的な支えを得ることができます。
ストーカーされやすい女性の外見的特徴と対策
穏やかで優しそうな印象を与える女性は、ストーカーのターゲットになりやすい傾向があります。
断れない性格に見えることが、相手に付け込まれる要因となります。
一人での行動パターンが読まれやすい状況も危険です。
毎日同じ時間、同じルートを通ることで、待ち伏せされるリスクが高まります。
対策としては、行動パターンを定期的に変更し、一人の時間を減らすことが効果的です。
また、毅然とした態度を示すことで、相手に隙を与えないことが重要です。
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まとめ
ストーカー気質な人の心理は複雑で、自己肯定感の低さ、独占欲の強さ、プライドの高さ、自己中心的な思考などが複合的に作用しています。
これらの心理状態を理解することで、適切な対処法を選択することができるようになります。
ストーカー行為を諦めさせるためには、個人で対応するのではなく、警察や探偵などの専門機関に相談することが最も安全で効果的です。
特に証拠がない状況や、誰にストーカーされているかわからない場合でも、探偵による調査で状況を明確にすることができます。
一人で抱え込まず、適切な支援を求めることが被害の拡大を防ぐ最良の方法といえるでしょう。
T.L探偵事務所では、ストーカー被害に関する調査を専門的に行っており、24時間365日無料相談を受け付けています。
少しでも不安を感じたら、まずは相談してください。