追い出し屋による嫌がらせの手口|追い出し行為の違法性と対処法

追い出し屋による嫌がらせの手口|追い出し行為の違法性と対処法

2022.05.20 / # 嫌がらせ調査

「追い出し屋」による嫌がらせ問題に関するご相談は近年増加しています。 近隣との些細なきっかけやトラブルから騒音や違法な嫌がらせ行為により、引っ越しを余儀なくされてしまった方も多いかと思います。 この記事では、追い出し屋による嫌がらせの手口や種類、違法性などについて詳しく解説します。

追い出し屋とは


追い出し屋とは、主に賃貸住宅における家賃の滞納対人トラブルなどが原因で、入居者に対し違法な嫌がらせ行為を行い、強制的に退去を促すことを生業としている者のことで、追い出し屋はあらゆる手段を使用してターゲットの入居者を嫌がらせにより苦しめることがあります。

追い出し屋による嫌がらせの手口


追い出し屋がターゲットの入居者を追い出すために取る嫌がらせは様々な手口があり、中にはとても悪質なものも存在します。

【張り紙・ビラ】
賃料を滞納している場合などに玄関ドアや窓などに「賃料を支払え」などの張り紙やビラを張り付ける。他の入居者の目にも触れるためその住居で生活できなくさせる嫌がらせ行為。

【騒音】
建物や近隣から昼夜問わず不快な騒音を立て、ターゲットの入居者に対して睡眠の妨害精神的なダメージを負わせる嫌がらせ行為。

【住居侵入】
入居者が不在時に、合い鍵などで侵入し財産などを盗んだり勝手に処分する。断りもなしに突然侵入されるため、入居者は大変怖い思いをします。

【鍵の交換・破壊】
法的な手続きを踏まずに、勝手に玄関の鍵を交換したり破壊をし、入居者が自宅を出入りできない状態にする嫌がらせ行為。

【風評・悪評】
近隣住民にターゲットの入居者の悪い噂を流し、強制的に入居者が住めない環境を構築する嫌がらせ行為。

【器物破損】
入居者が所有している車や自転車などの車両に傷をつけたりタイヤをパンクさせたりして破損させる嫌がらせ行為。建物を直接破損させることもある。


上記の様に追い出し屋による嫌がらせの手口は様々なものがあり、中にはとても悪質なものまで存在します。また、入居者が悪いことをしていなくても一方的に嫌がらせを受けることもあり、精神的にダメージにより日常生活を送れない状況の方も少なくはありません。

これらの嫌がらせ行為は、名誉棄損罪や住居侵入罪、窃盗罪、暴行罪、器物破損罪に当たる可能性があります。

相談事例

3年程今のマンションに住んでいるのですが、隣人からの騒音被害に悩んでいます。私が夜に生活音を立ててしまったことが原因だとは思いますが、毎晩夜中に大きな騒音を響かせてきて睡眠を妨げようとしてくるのです。睡眠不足で肉体的にも精神的にも疲労が溜まっていて、このような生活が半年以上続いているのでもう限界です。管理会社に相談をしても取り合ってくれなくて隣人の方を持つような発言も言っていて、追い出し屋なのではないかと思っています。なんとかならないでしょうか。

最近、近所で私の悪い噂が流されていて困っています。ことの発端は町内会の人と些細なトラブルになったことだと思うのですが、その日から嫌がらせが始まりました。庭にゴミを捨てられたり、風評被害などを受け近所の人から無視されるようになってしまいました。私をこの町から追い出したいようです。また、先日は自宅に侵入された形跡も発見しました。長年この町に住んでいるので、できればこれからもこの町で生活していきたいのですが、なにか対処できる方法はないでしょうか。

追い出し行為は違法ではないのか


追い出し屋による嫌がらせは様々な手段がありますが、入居者が賃料を滞納していたり、近隣住民に対し迷惑行為を行ったことにより強制執行を受け、追い出される場合は合法ですが、嫌がらせ行為を働いて強制的に追い出すような行為は違法に当たる可能性が非常に高いです。

建物の共用部に侮辱したような張り紙を貼られる行為は、名誉棄損罪や侮辱罪に該当する可能性がありますし、入居者に無断で鍵の交換や部屋の中へ立ち入りを行うと、住居侵入罪や不動産侵奪罪などに該当する可能性もあります。

基本的に正当な手続きを踏まずに嫌がらせを行い、追い出し行為を行う場合は違法性が高いです。

追い出し屋からの嫌がらせを対処したい


追い出し屋からの嫌がらせを対処するには、嫌がらせ行為そのものを証明し、それに対して被害届を出すことや法に訴える手段を取ることが必要となります。

嫌がらせの日時や内容などの記録を取り、可能であれば防犯カメラ等で犯人の特定犯行の現場を押さえておくと明らかな証拠となります。

しかし、ご自身で証拠収集を行う場合は慎重に行うことが必要です。無理な対処をしようとして相手を逆上させたり、被害がエスカレートしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

ご自身で証拠収集が難しい場合は、専門家に調査依頼をし正確に証拠を取ってもらうことをお勧めします。

嫌がらせに関するご相談は


追い出し屋による嫌がらせは、証拠収集が難しく被害を受けている方が泣き寝入りをしてしまうケースも多いですが、実際に裁判で勝訴している判例も存在します。
しかし、実際には被害者が戦う選択をすることは少ないため、未だに嫌がらせを行う追い出し屋が減少していないのも事実です。

嫌がらせを受けているのにも関わらず放置していると、相手の目的が達成されるまで被害は収まることはないでしょう。

到底不可能な問題やご自身での解決が困難と思われた場合でも必ず解決方法は存在しますので、追い出し屋による嫌がらせでお困りの方は、一度当事務所へご相談ください。

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