騒音一家からの嫌がらせ?マンションのでの近隣トラブル|嫌がらせ調査事例(長崎県 女性60代)

騒音一家からの嫌がらせ?マンションのでの近隣トラブル|嫌がらせ調査事例(長崎県 女性60代)

2025.06.15 / # 嫌がらせ調査

近隣トラブルの中でも騒音被害は代表的な問題となっておりますが、中には故意に騒音を立て嫌がらせ目的で行われるものも存在します。 また、家族総出で行われている嫌がらせの相談も多くあり、朝から晩まで不快な音を立てられるため、被害を受けている方は日々悩まされています。 引っ越しをするのにも手間と労力が掛かりますし、簡単なことではありません。 今回は、長崎県に住む60代女性からの嫌がらせ調査の実際お受けした依頼を基に、調査事例のご紹介をします。

調査依頼まで至った経緯

24時間鳴りやまない騒音(60代女性 長崎県在住)

半年程前に現在のマンションへ引っ越しをしてきたのですが、引っ越し直後から上の階の騒音に悩まされています。

朝起きた時からほぼ24時間、子供が走る音や大きな物を落とす音、飛び跳ねてドンドンとどれも大きな音を立ててきます。

子供の騒ぐ音は仕方がないのかな?と我慢していましたが、親も激しく音を立ててくるので我慢できません。

上の階に住む一家総出で嫌がらせの様に行われているので、本当に迷惑しています。

管理会社にも相談をしたのですが全く当てにならず、直接上の階へ文句を言いに行ったのですが、「ウチは音を立ててない」と認めません。

それどころかその日から更に被害はエスカレートして寝ていても毎日起こされるようになりました。

このままでは生活ができないので、引っ越しをすることも考えましたが、ウチが悪いわけでは無いのに引っ越しをすることが納得できません。

きちんと被害を証明しこの騒音問題を解決してから引っ越しをしようと決め、相談させて頂きました。

騒音被害がエスカレートする理由

騒音問題において、被害者が直接苦情を申し入れた後に状況が悪化するケースは珍しくありません。

これは加害者側が「自分たちの行動を否定された」と感じ、防御的になることが原因です。

特に意図的な騒音の場合、相手の反応を見て「効果がある」と判断し、さらに行動をエスカレートさせる傾向があります。

このような状況では、感情的な対応ではなく、客観的な証拠収集と第三者を通じた解決が必要になります。

マンション管理会社の対応

多くのマンション管理会社は、住民間のトラブルに対して積極的な介入を避ける傾向があります。

これは法的な責任範囲の問題や、双方の主張が食い違う場合の対応の難しさが背景にあるからです。

騒音問題は主観的な要素が強く、管理会社だけでは根本的な解決が困難なケースが多いのが現実です。

嫌がらせ調査


とにかく上の階は24時間大きな騒音を立ててくるので、3日間の騒音測定調査をお願いし連続した被害を証明してもらうよう調査を依頼しました。

自分なりにも色々録音や測定を行ったのですが、不十分だった為きちんとした方法で徹底的に調べてもらい、慰謝料請求まで考えて調査を依頼しました。

実際に掛かった調査費用

調査期間:3日間
調査員:1人
調査料金:15万円(税込み16万5千円)
諸経費:1万円

合計:17万5千円(税込み)

上階騒音対策で知っておくべき調査のポイント

騒音測定では、継続的な記録と、誰が見ても納得できる客観的なデータが重要です。

一度きりの測定では、「たまたまうるさかっただけでは?」と相手に主張されてしまうおそれがあります。

そのため、数日間にわたって音の状況を記録し、騒音が日常的に発生している事実を示すことが効果的です。

また、測定時間帯も大切な要素です。

特に深夜や早朝の騒音は、昼間の同じレベルの音よりも法的に問題視される傾向があります。

時間帯別の測定結果は、慰謝料請求や法的措置において有力な証拠となります。

個人での証拠収集の限界

スマートフォンの録音機能や市販の騒音計での測定には限界があります。

法的な証拠として採用されるためには、測定機器の精度や測定方法の適切性が欠かせません。

また、測定データの改ざんがないことを証明するためのタイムスタンプや連続性の確保も必要です。

専門的な機器による測定では、周波数解析や振動測定も同時に行うため、音の種類や発生源の特定がより正確に行えます。

嫌がらせ調査の結果

嫌がらせ調査を終えて

調査の結果、私が思っていたほど大きな音が鳴り響いている訳ではありませんでしたが、しっかりと騒音の証拠を取ることができました。

音の大きさや音の種類を目で見て第三者へもわかる様に書面でお渡し頂いたので、自分の家が客観的に見てどの程度の騒音レベルなのか判断する事ができました。

これから紹介していただいた弁護士に相談をして、どう進めて行くのか考えて行きます。

平穏な生活を取り戻すまでの道のり

その後弁護士同伴の元、管理会社と上階の家族と場を設けてもらい話し合いました。

きちんとした証拠を見せて、相手からの謝罪をいただくことができました。

今後騒音に気を付けてもらうことを約束し、調査費用と弁護士費用の一部を負担してもらい無事解決できました。

正直とても気に入っていたマンションだったので、引っ越しをしないで解決できたことで本当に良かったです。

今は騒音もなく平穏な生活を送れているのが幸せです。

嫌がらせ調査で得られた結果

  • 上階からの騒音の証拠
  • 騒音のレベル・内容
  • 上階の人からの謝罪・調査費用の負担

騒音トラブルで注意すべきポイント

天井ドンや壁叩きによる仕返しの危険性

騒音に対して天井や壁を叩く、いわゆる「天井ドン」で応じると、法的なトラブルに発展するおそれがあります。

感情的になって直接的な対抗措置を取ることで、自分が加害者と見なされてしまうケースもあります。

さらに、「騒音の仕返し専用スピーカー」などの報復用機器を使うと、近隣との関係が悪化しやすく、問題をこじらせる原因にもなりかねません。

こうした行為は、一時的にはストレス発散になるかもしれませんが、根本的な解決にはつながらず、結果として新たな法的リスクを招くこともあります。

鉄筋コンクリート造における騒音の特性

鉄筋コンクリート造のマンションであっても、構造によっては上階からの音が響くことがあります。

特に、床材の種類や防音対策の有無によって、足音や生活音の伝わり方には大きな差が生まれます。

鉄筋コンクリートなら音は気にならないという思い込みは要注意で、場合によっては木造住宅以上に響くかもしれません。

今回の調査について


今回は、上階からの一家総出での騒音に悩まされている方からの騒音調査の依頼をお受けしました。

ほぼ24時間騒音による嫌がらせを受けているということで、依頼者は精神的ダメージが酷く疲れ切った様子で面談にお越しされていました。

騒音問題は、近隣トラブルの中でも一番と言っていいほど多いトラブルです。

生活音ではなく故意に行われているものは被害が酷く、被害を受けている方は精神的ダメージを負い、仕事や生活に影響出てしまうケースも多く存在します。

また、騒音の苛立ちから直接文句を言いに行く方もおられますが、今回の様に被害がエスカレートしてしまったり、言い争いになり別のトラブルに発展してしまう可能性もあるので非常に危険です。

管理会社へ相談しても解決しない場合は、専門家へ相談し適切に問題を解決していく必要があります。

嫌がらせ調査の方法

ご自身での調査

嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。

もちろん、カメラを設置したり、防犯対策することでいじめ・嫌がらせの抑止に繋がるケースも存在します。

しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談することをおすすめします。

「上の階がうるさい」問題への適切な対処手順

騒音問題で最も大切なのは、感情的にならずに段階的に対処することです。

以下の手順で進めると効果的です。

  1. 証拠収集期間(1-2週間): 騒音の発生時間、種類、継続時間を詳細に記録
  2. 管理会社への正式な苦情申し立て: 書面での提出と回答期限の設定
  3. 専門機関への相談: 自治体の騒音相談窓口や消費者センター
  4. 法的措置の検討: 調停や民事訴訟の可能性を専門家と相談

ただし、状況が複雑な場合や自分での対処が困難な場合は、今回の事例のように専門家への相談を検討しましょう。

上の階の住人が「何してる」か判断する方法

上階からの音の種類を特定することで、意図的な嫌がらせかどうかを判断できます。
たとえば、

  • 規則正しい足音: 室内での移動、日常生活音の可能性
  • 不規則な重低音: 故意の床叩きや重い物の落下
  • 深夜早朝の異常音: 明らかに意図的な嫌がらせの可能性
  • 話し声や笑い声: 生活音として正常範囲内

音のパターンと発生時間帯の記録により、生活音と嫌がらせの区別が可能になります。

嫌がらせ調査をお考えの方へ

T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。

費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。

また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。

もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。

また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。

嫌がらせ調査に多い目的

  • マンションの騒音被害の証拠がほしい
  • 一戸建てでの隣の騒音問題を解消したい
  • 低周波音による嫌がらせを受けているので止めさせたい
  • 職場の上司から嫌がらせを受けているので終わらせたい
  • 集団による嫌がらせ被害で悩んでいる
  • ネット上で嫌がらせを受けているの相手を特定したい
  • 仄めかしによる嫌がらせを受けている
  • 外壁や車にイタズラされるのを辞めさせたい

まとめ

騒音による嫌がらせ問題は、被害者の生活の質を著しく低下させる深刻なトラブルです。

今回の事例では、依頼者が冷静に証拠収集し、専門家のサポートを受けることで、円満な解決に至りました。

重要なのは、感情的な対応を避け、客観的な証拠に基づいて段階的に問題解決を図ることです。

天井ドンや仕返し用の機器使用は、かえって状況を悪化させるリスクがあります。

騒音問題で悩んでいる方は、一人で抱え込まずに専門家への相談を検討することが解決への第一歩です。

適切な調査と証拠収集により、多くの場合で平穏な生活を取り戻すことが可能です。

T.L探偵事務所では、騒音トラブルをはじめとする嫌がらせ調査に豊富な経験を持つ専門スタッフが、依頼者の状況に最適な解決策を提案いたします。

お困りの際は、いつでもお気軽にご相談ください。

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