ストーカーからの手紙や荷物届いたらどうすべき?正しい対処法を徹底解説!

ストーカーからの手紙や荷物届いたらどうすべき?正しい対処法を徹底解説!

2025.01.29 / # ストーカー被害調査

ストーカー行為を受けている方の中には、 「ストーカーから手紙が届く」「ストーカーからプレゼントが届いてしまってどうすればいいかわからない」 とお悩みの方もいるのではないでしょうか。 いきなりストーカーから手紙や荷物が届いてしまったら、どう対処すべきか不安になってしまいますよね。 本記事では、ストーカーから手紙や荷物が届いてしまった場合の正しい対処法について詳しく解説していきます。 現在ストーカー行為にお悩みの方はぜひ参考にして、ご自身の身を守りましょう。

手紙や荷物が届くのはストーカー行為に該当する?

フードを被った怪しい男性の後ろ姿
結論から申し上げますと、ストーカーから手紙や荷物を送りつけられた場合は、「ストーカー規制法」の違反対象になる可能性があります。

後述しますが、ストーカー規制法には「つきまとい等」の行為が該当します。

送りつけられた物によってはこちらが該当し、相手はストーカー規制法に違反する可能性があります。

もし相手がストーカー規制法の違反対象となった場合は、どのように対処されるのでしょうか?

違反対象となった場合は、以下のように対処されます。

  • ストーカー行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科される。

また、警察からの「禁止命令」に違反して行為をした場合は、次のような罪に科されます。

  • 2年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科される
  • 6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金


出典:「ストーカー規制法」-警視庁

こういった処罰の対象となる場合があるので、もしストーカーから「手紙が送られてきた」「荷物が届いた」という場合には、早急に警察などの専門家に相談することをおすすめします。

ストーカー規制法とは?

前述した通り、手紙や荷物が送られてきたなどストーカー行為を受けた場合、「ストーカー規制法」に該当し、相手は処罰の対象となる可能性があります。

そもそもストーカー行為は、特定の人物に対する好意などの恋愛感情が満たされなかった場合におこなわれることが一般的です。

例えば、「もっと自分の好意に気づいてもらいたい」「好意に気づかれなかったので嫌がらせをしてやる」などの感情が挙げられるでしょう。

こうした感情を満たすためにおこなわれるのがストーカー行為です。

このストーカー行為を「ストーカー規制法」で厳しく処罰の対象として定めていますが、どのような行為を相手から受けた場合、違反対象となるのでしょうか?

ストーカー規制法の処罰の対象となる行為は、以下の通りです。

  • つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき等
  • 監視していると告げる行為
  • 面会や交際の要求
  • 乱暴な言動
  • 無言電話、連続した電話、ファクシミリ・電子メール・SNS・文書等
  • 汚物の送付
  • 名誉を傷つける
  • 性的しゅう恥心の侵害
  • GPS機器等を用いて位置情報を取得する行為
  • GPS機器等を取り付ける行為等


出典:「ストーカー規制法」-警視庁

例えば、あなたが相手と関わりたくないと思っているにも関わらず、しつこく手紙を送ってくる場合はストーカー規制法に違反する行為に該当します。

また、相手があなたへの嫌がらせ目的で動物の死骸や汚物を送ってきた場合もこれに該当します。

ストーカーから手紙や荷物が届くのを未然に防ぐ対処法

ベンチで女性が泣いている様子
現在ストーカー被害を受けていて、「万が一これからストーカーから手紙や荷物が届いてしまったらどうしよう」と不安になっている方もいるのではないでしょうか?

しかし、こうした不安もあなた自身で未然に対処をすることで、被害を軽減できる可能性があります。

ここからは、ストーカーから手紙や荷物が届くのを未然に防ぐための対処法についてご紹介します。

ストーカー被害を避けたいという方は、必ずチェックして実践しましょう。

個人情報の取り扱いを徹底する

ストーカーの被害を未然に防ぐためには、日頃から個人情報の取り扱いを徹底することが大切です。

例えば、メールアドレスや電話番号などの連絡先は、むやみに公開せず、関わりのある人だけに教えるようにしましょう。

これらは、インターネット上などに簡単に個人情報を書き込まないようにすることで防止することができます。

さらに、書き込みだけではなく、知人との会話をする際にも個人情報がわかるような内容を出さないようにすることが大切です。

個人情報を知られないようにすることで、こうしたストーカー被害を防止することが期待できるでしょう。

SNSの公開範囲を制限する

先述した個人情報の取り扱いを徹底するのと合わせて、SNSの公開範囲を制限することも重要です。

近年では、SNSをメインとして人とのやり取りをする方も多いでしょう。

しかし、SNSは状況によっては、あなたと関わりのある人物だけでなく、関わりの少ない人物でも簡単に閲覧することができてしまいます。

万が一そういった場に、あなたの行動や住んでいる場所のことなどを書いてしまうと、ストーカーが行動を把握して、手紙や荷物を送ってくるということもあり得る話です。

もしSNSを日頃から利用しているのであれば、アカウントを非公開にするなど限られた人物だけが見れるような設定をすることをおすすめします。

バーチャルオフィスなどを利用する

バーチャルオフィスなど架空の住所を利用できるサービスを利用することも検討してみるのもおすすめです。

仕事柄どうしてもインターネット上に住所を公開せざるを得ない方も中にはいるでしょう。

しかし、自宅の住所を公開してしまうと、それを見たストーカーが情報を悪用して手紙を送ってきたり、家の近くで待ち伏せしてきたりするなどという事態が起きることも考えられます。

こうした時にバーチャルオフィスを利用することで、本来の自宅の住所を人に知られずに済みます。

また、サービスによっては届いた手紙や荷物をスマホ上で確認し、破棄することもできます。

こうしたサービスを利用することで、万が一手紙や荷物が届いてしまった場合でも、被害を回避することができるので、身の安全を守るためにも利用してみると良いでしょう。

ストーカーから手紙や荷物が届いてしまったらどうすればいい?

フードを被った怪しい男性の後ろ姿
「対処をしてもストーカーから手紙が届いてしまった」または「すでにストーカーから手紙や荷物が届いてしまって困っている」という方も中にはいるでしょう。

では、ストーカーから手紙や荷物が届いてしまった場合は、どのような行動をおこなえば良いのでしょうか?

ここからは、ストーカーから手紙や荷物が届いた場合に実践しておきたい行動を3つご紹介します。

手紙や荷物を捨てずに保管する

ストーカーから手紙や荷物が届き、受け取ってしまった場合は、捨てずに保管するようにしましょう。

手紙や荷物を受け取ってしまうと「気持ち悪い」と思い、捨ててしまう方もいるかもしれません。

しかし、捨ててしまうと、あなたが被害に遭っているという証拠がなくなってしまい、警察にストーカーの被害届を提出しても、取り合ってくれない可能性があります。

手紙や荷物を保管する際は、手袋などを用いて開封するようにしましょう。

この際、相手の指紋が消えないように開封することが重要です。

相手が手紙や荷物を送る際、どこかに指紋が残っている可能性があります。

その指紋をもとに警察が調査を進めてくれるため、できるだけ消さないようにして保管するように心がけましょう。

また、開封前や開封後、中身の状態などを写真や動画に記録することも大切です。

そうすることで、届いた手紙や荷物の状態がよりリアルに伝わりやすくなります。

警察に相談する

ストーカーから手紙や荷物を受け取ったら、警察に相談することも大切です。

上記で説明した通り、ストーカーから受け取った手紙や荷物を保管してから警察に相談することで、警察が犯人を捕まえるために動いてくれる可能性が高まります。

そして、犯人を特定した場合、警察は犯人に対して禁止命令を出し、あなたと接触することを完全に禁止する措置をとってくれます。

また、犯人への禁止命令だけではなく、あなたに対して今後被害を防ぐためのアドバイスを提供してくれることもあります。

こうしたサポートをおこなってくれるため、ストーカーから手紙や荷物を受け取った際は、すぐに最寄りの警察に相談するようにしましょう。

ストーカー問題に強い探偵などプロに相談する

ストーカー問題に強い探偵に相談することも非常に有効です。

「警察に相談すれば対処できるのでは?」と思われがちですが、状況によっては警察が動いてくれないケースもあります。

例えば、ストーカーから手紙や荷物を受け取ったもののすぐに捨ててしまい、あなたが被害に遭ったという記録がないこともあるでしょう。

その場合、警察に相談して被害届を提出したとしても、証拠がないためなかなか動いてくれないこともあります。

しかし、探偵であればこうした状況であっても「どんな被害に遭ったのか?」「誰がストーカーなのか?」といった情報をあなたの代わりに集めることが可能です。

そして、集めた証拠は警察に提出する際にも利用することができます。

そうすることで警察も動きやすくなり、トラブルの早期解決を実現しやすくなるでしょう。

「警察が動いてくれない」「気持ち悪くて手紙や荷物を破棄してしまった」という状況の場合は、探偵に相談することもぜひ検討してみてください。

T.L探偵事務所では、ストーカー被害などの嫌がらせ問題を解決してきた実績があります。

ストーカー被害にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

ストーカーからの手紙や荷物が届いた際のよくある質問

男性探偵に泣きながら相談している女性の様子
ここからは、ストーカーからの手紙や荷物が届いた際のよくある質問を2つご紹介します。

ストーカーからの手紙や荷物を受け取り拒否することはできる?

ストーカーから手紙や荷物が届いた際、受け取り拒否することは可能です。

しかし、このまま拒否をしてしまうと、再度犯人から荷物が届いてしまう可能性があります。

こうした被害を防ぎ、トラブルを解決したいと考えているのであれば、拒否をせずあえて受け取ると良いでしょう。

そして、先述した通り、手紙や荷物をストーカー被害の証拠として記録し、警察に提出することで、トラブルの解決を早期に実現できる可能性が高まります。

また、受け取りを拒否したことが犯人に知られてしまうと、逆恨みされ、更なる嫌がらせに発展してしまうリスクも十分にあり得ます。

こうしたリスクを避けるためにも、受け取り拒否せず、手紙や荷物を受け取って保管しておくことをおすすめします。

ストーカーが迷惑行為を諦めるときとは?

ストーカーがあなたへの迷惑行為を諦めるときは、次のような状況が考えられます。

  • 禁止命令を受けた場合
  • 被害者との関わりが取れなくなった場合
  • 新しいターゲットができた場合

これらの状況に陥った場合は、ストーカーもあなたへの迷惑行為を諦めるでしょう。

しかし、ストーカーによっては、一時的に迷惑行為をやめたとしても時間が経ってしばらくしてからまた再開することも考えられるため油断はできません。

安全に生活できるようにするためにも常に警戒をし、適切な対応をするようにしましょう。

【まとめ】ストーカーから手紙や荷物が届いた際は冷静に対処しよう

ストーカーから手紙や荷物が届いてしまうと「気持ち悪い」と思って、破棄してしまうことを考える方が多いかもしれません。

しかし、破棄してしまうと、余計にストーカー行為がエスカレートしてしまう可能性があるため、被害を軽減させるためにもあえて破棄せず保管することをおすすめします。

そして、保管したものを被害の証拠として、警察や探偵などに持ち込み、相談することでトラブルを早期に解決してくれる可能性が高まります。

こうした被害に遭った際は、自己判断で行動せず、冷静に対処することが非常に重要です。

冷静に対処することで、被害が拡大しないうちに対処することができるので、落ち着いて対応するようにしましょう。

T.L探偵事務所では、ストーカー問題を始めとしたトラブルを解決するサポートを提供しています。

嫌がらせにお悩みの方は一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

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