ワンナイトで妊娠|早めに決めるべきこと
妊娠したことがわかったら相手の男性と話し合って、今後どうするか早めに決める必要があります。
なぜならば、中絶手術をするなら妊娠22週未満までと、母体保護法によって法律で決まっているからです。
妊娠22週を過ぎてしまうと、いかなる理由があっても中絶手術は禁止されています。
妊娠周期によって手術方法が異なり、妊娠週数が増えるごとに体への負担も大きくなるため、中絶を考えている方は一刻も早い対応が必要です。
そのため相手の男性と話し合いの場を設け、子どもを出産するか中絶するか、いずれかの決断をしなければなりません。
相手の連絡先がわからない場合は、身元の特定を最優先で行うことが重要です。
相手の身元特定まで注意すること
「相手の連絡先を知っているから心配はない」
「相手の男性と連絡が取れているから大丈夫」
という場合でも身元特定が終わるまでは、妊娠しているという事実は伏せておく必要があります。
なぜなら、男性にとってワンナイトの関係は「一時の欲求を満たすためだけの相手」と考えていることがほとんどで、妊娠している事実を知れば逃げる可能性があるからです。
子どもを中絶するとなると中絶費用の負担、産むと決断した場合は、子どもが成人するまでの養育費の支払い義務が発生します。
そのため妊娠したことを知れば、責任から逃れるために連絡が取れなくなる恐れがあります。
相手の男性に責任をとってほしいと考えているなら、個人情報を入手し会う約束を取り付けるまでは、絶対に妊娠の事実を伏せておきましょう。
手に請求できる法的手段とは
中絶するにしても、出産を決意するにしても女性が一人で抱えるには大きすぎる問題です。
しっかりと責任をとってもらうためにも、どのような法的手段があるのか確認しましょう。
慰謝料請求
原則として、相手の男性に慰謝料請求は認められません。
ワンナイトの関係とはいえ、性行為は双方の同意があってのこととみなされるためです。
しかし、例外もあり以下のケースであれば慰謝料の請求は可能です。
- 女性の同意なしに、強制的に性行為に及んだケース
- 脅迫、暴行によって中絶を強要されたケース
- 避妊していると嘘をつき、だまされて性行為に及んだケース
中絶費用の請求
子どもを出産してもさまざまな理由で育てられないなど、中絶を選択される方もいらっしゃいます。
保険適用外なので、中絶手術には高い費用が必要です。
また、妊娠周期によって手術方法も異なり、精神的にも身体的にも負担は大きくなります。
そのため、男性に支払ってもらいたいと考えることは当然です。
しかし、手術を受けるのは女性であるため、女性が全額負担しなければいけないと考えている方も少なくありません。
合意のうえで行った性行為は、原則として中絶費用は男性と折半と考えられています。
女性だけが負担するものではないため、しっかりと支払ってもらいましょう。
認知と養育費請求
女性が出産を決意した場合、相手の男性がどのような主張をしても出産はできます。
認知とは、婚姻関係がない男女の間に生まれた子どもに関して、父親との間に法律上の親子関係を生じさせることです。
相手の男性が認知をし、法律上の親子関係が証明されれば、子どもへの養育費を支払う義務が発生します。
子どもを育てていくには、食費や教育費などさまざまな費用が必要です。
相手の男性から適切な額の養育費を受け取ることができれば、子どもに十分な生活や教育を受けさせることができます。
出産を決意した場合、認知と養育費の請求は子どものために絶対するべき法的手段といえます。
探偵が行う人探しとアフターフォロー
ワンナイトの関係のため相手の情報が曖昧、妊娠していることを告げたら連絡が取れなくなったという状況の方は、早めに探偵に依頼することをおすすめします。
どのようにして探偵が相手の男性を特定するのかを解説しますので、探偵に依頼しようか迷っている方は参考にしてみてください。
人探し
探偵は調査のプロであり、独自のネットワークを持っています。
豊富なノウハウや実績のある探偵事務所なら、個人情報の入手に時間はかかりません。
相手の情報が曖昧な場合でも、少ない情報をもとに新たな情報を集め、人探しを進めていき、最終的に住所や職場を突き止めます。
出会った経緯や体格などの身体的特徴など、覚えていることは探偵にすべて伝えることでさらに成功率は高く早めの解決に繋がります。
また、探偵は守秘義務に基づき調査を行うため、調査中も依頼主について第三者に話すことはなく、周囲に知られるリスクを最小限に抑えての調査が可能です。
アフターフォロー
居場所を見つけても、「逃げられたらどうしよう」と不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
また、自力で相手の居場所を見つけても連絡を無視、逆切れなど別のトラブルが発生する可能性も否定できません。
探偵の人探し調査は、相手の男性の居場所を見つけ出して終わりではありません。
中絶費用や子どもの認知についての話し合いにつなげられる可能性もあります。
また、サポートが充実している探偵事務所を選ぶことで、専任弁護士による法的手段の請求をスムーズに行い、早めに問題の解決ができるというメリットもあります。
問題を解決するには探偵に依頼しよう
ワンナイトの相手との望んでいない妊娠は、混乱してしまい冷静な判断ができないこともあるでしょう。
しかし、悩んでるうちにお腹の子はどんどん大きくなっていきます。
体に負担をかけないためにも、中絶する場合は早めの決断が必要です。
そのため相手の男性の居場所を早く突き止めることが重要になってきますが、自力で男性の身元や個人情報を特定することは難しく、時間がかかってしまいます。
探偵に依頼することで、早くて正確な身元の特定が可能です。
また、相手に法的手段を請求する場合は、身元の特定をすることで弁護士にスムーズに依頼することができます。
人探しの際は一人で悩まず、まずは気軽に探偵に相談してみることをおすすめします。