連絡をとってない同級生を探すことはできるの?
長年連絡をとってない同級生を探すことは、非常に難しいうえ、探しても結局見つからないのではないかと思っている方もいるのではないでしょうか。
確かに卒業をしてから一度も連絡をとっていないのであれば、相手の連絡先や住所が変わっていてもおかしくない話です。
そのため、昔の連絡先で連絡しようとしても連絡がとれる確率は極めて低いでしょう。
また、最後に会ってからかなりの年月が経っているのであれば、相手が結婚してどこか離れた地に住んでいるということも考えられます。
これらの状況であっても、相手が同窓会などの場に来ていれば再会することも難しくはありませんが、中には同窓会に行かない人も少なくはありません。
では、このように長年会ってなく、同窓会にも顔を出さない同級生のことを簡単に探すことは可能なのでしょうか?
結論から申し上げると、いくら連絡をとってない相手だとしても同級生を探すことは可能です。
具体的には、共通の知り合いや相手の実家への聞き込みや検索エンジンやSNSなどを用いて探すことにより、同級生の何らかの情報を手に入れることが期待できます。
特に、近年では幅広い年代の方がSNSを用いていることもあるので、SNSで検索してみることで簡単に同級生のアカウントを特定して、再会できたというケースもよくあります。
また、自分で同級生を探すことが難しい場合は、人探しに特化している探偵に調査を依頼することで、あなたが再会したいと思っている同級生を見つけ出すことも可能です。
探偵では、人探しをするためのノウハウを兼ね備えているため、当時の情報だけでもそれを手がかりにしてあなたの同級生を探し出すことができます。
そこで本記事では、「自分で同級生を探す方法」と「探偵に依頼して同級生を探す方法」の2パターンの方法を徹底解説していきます。
「同級生と連絡がとれない…。」「同級生と再会したい。」と悩みを抱えている方は諦めないで、人探しの方法を身につけ、同級生を探してみてくださいね。
同級生を探すことができた事例
同級生の探し方を紹介する前に、まず実際に同級生を探すことができた2つの事例について紹介します。
小学校時代の同級生を探すことができた事例
40代の女性が小学生3年生の頃に毎日のように遊んでいた同級生の友人を探した事例です。
彼女と同級生の友人は、家が近いことがきっかけで幼少期のころから毎日遊んでいました。
しかし、ある日同級生の友人が突然引っ越してしまい、それ以降会うことができなくなってしまいました。
当時は携帯やスマホを持ってなかったので、当然ながら連絡先を知ることができませんでした。
そのまま会うことができないまま月日が過ぎ、彼女も大人になったある日、ふと同級生の友人のことを思い出しました。
思い出したことがきっかけで、相手が現在どこで過ごしているのか気になり、インターネットを用いて調べました。
検索エンジンで名前を検索してみたり、SNSで検索してみたりしたところ、どうやら同級生の友人は他県の小学校で教師をやっていることが発覚しました。
そして、Facebookを見つけることもできたので、思い切って相手のことをフォローしてみました。
しばらく時間が経ってから、同級生の友人からもフォローが返ってきて、勇気を出してメッセージを送ってみたところ、やはり彼女が昔仲良かった同級生の友人で間違いありませんでした。
同級生の友人は、親の離婚がきっかけで引っ越してしまったようで、当時離婚したということが広まってしまうのを恐れ、伝えられなかったとのことでした。
また、地方の大学を卒業してから現在まで小学校の教師を続けているようでした。
メッセージ上でさまざまな話が聞けましたが、やはり直接お話ししたいとのことで、後日予定を立て、20年以上ぶりの再会を果たすことができました。
初恋の同級生を探すことができた事例
60代の男性が中学生の頃に好きだった初恋の同級生を探した事例です。
彼と同級生は、中学時代の3年間ずっと同じクラスで、当初は友人同士として関わりを持っていました。
一緒に過ごしているうちに恋心に変わっていき、中学校を卒業する際に彼は同級生に思いを伝えようと思っていました。
しかし、言うタイミングを逃してしまい、伝えることができませんでした。
卒業後の進路も違うので、結局伝えることができないまま月日が経ち、気づけば大人になりました。
ある日中学時代の同窓会に参加してみたところ、初恋の同級生の姿はなく、再会することができませんでした。
他の同級生の中でも、彼女の話題になったが、誰も連絡先がわからなかったため、同窓会に呼ぶことができなかったそうです。
彼はこの話を聞き、初恋の同級生のことを心配し、元気かどうか確認したいと思うようになりました。
しかし、どのようにして探せばいいのかわからなく、友人に相談したところ「探偵に相談するといいかも。」とアドバイスをいただき、探偵に相談することになりました。
探偵には、手がかりにはならないかもと思いつつも彼女の当時の情報と、現在誰も連絡先がわからず生存が不明であるということを伝えました。
相談し、契約後すぐに探偵は彼女が現在生存しているかどうか調査を開始し、ちょうど1週間経った日に探偵から結果の報告がありました。
なんと、彼女は現在病気で何年も入院し続けているとのことでした。
そのため、過去に同窓会の連絡を受け取ったものの返事をせず、それから一切同窓会の連絡が来なくなり、ずっと病気と闘っていたのでした。
彼は探偵からの話を聞き、悲しくなり、彼女のいる病院にお見舞いに行こうと決心しました。
探偵から彼女の親族の居場所を教えてもらったので、その情報をもとに親族のもとを尋ね、事情を話したところ、親族に同行する形でお見舞いに行くことができ、無事彼女と再会することもできました。
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自分でできる!同級生の探し方5選
同級生を探すことは難しいと思われがちですが、実は自分で探すことができます。
具体的には以下の方法を用いて探すことが一般的です。
- 同級生の実家に連絡してみる
- 共通の知り合いに聞き込みしてみる
- 検索エンジンで名前を検索してみる
- SNSで探してみる
- 人探し掲示板に書き込みをしてみる
自分で同級生を探したいと考えている方は、詳しい探し方を事前に理解しておきましょう。
同級生の実家に連絡してみる
同級生の実家の場所や連絡先を知っているのであれば、直接同級生の実家に聞いてみましょう。
相手がまだ実家暮らしであれば、そこですぐに会うことができるかもしれません。
また、相手が家を出ていて、すでに別の場所に住んでいる場合でも、親族に近況を尋ねることで相手の居場所を知ることができるでしょう。
しかし、同級生であっても当時そこまで親しくない間柄である場合、突然実家に行ってみたり、連絡したりすると親族に怪しまれてしまうリスクがあります。
よく遊びに出かけてた関係性の同級生で、過去に実家にも訪れていたのであれば、帰省した際などのついでに尋ねてみるとよいでしょう。
共通の知り合いに聞き込みしてみる
同級生と共通の共通の知り合いがいるのであれば、その知り合いに聞いてみるのもよいでしょう。
もしかすると何らかの情報を知っているかもしれません。
聞き込みをする際は、あなたと同じくらい探してる同級生と親しい知り合いやクラスの中心人物だった人物に聞くとよいでしょう。
また、いきなり同級生を探していることを伝えてしまうと、相手にストーカー目的かもと誤解を招いてしまうリスクがあるので、別の話題のついでにさりげなく聞くことがおすすめです。
検索エンジンで名前を検索してみる
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、相手の名前を検索することで何らかの情報を得られる可能性があります。
例えば、相手のSNSを見つけることができたり、相手の現在の職場を特定したりすることができます。
検索をする際は、相手のフルネームを漢字、カタカナ、ローマ字などさまざまなパターンで検索するほか、名前に加え相手の出身地や出身校、趣味なども合わせて検索すると見つけられる可能性が高まるでしょう。
ただし、同姓同名の人物が出てくる可能性があるので、出てきた情報をすぐに信じ込まず、必ず同級生本人なのか見極めることが重要です。
SNSで探してみる
検索エンジンだけではなく、SNSで相手のアカウントを特定して、情報を入手することもおすすめの手段です。
前述した検索エンジンで相手の名前を検索するのと同様の手段で、相手のフルネームや出身地などをXやInstagram、FacebookなどのSNSの検索機能で探しましょう。
もしくは、探したい同級生と同じ学校だった人物のSNSを特定することができれば、その人物のフォロワー欄を探すことで相手のアカウントを特定できる可能性があります。
相手がSNSをやっていなければ見つけることは不可能ですが、近年ではSNSをやっている人口も増加しているので、試しに一度探してみることをおすすめします。
人探し掲示板に書き込みをしてみる
人探し掲示板に同級生を探してる旨を書き込みしてみることも有効な手段です。
人探し掲示板とはインターネット上にある掲示板のことで、探したい人物の情報を掲載して、第三者に情報提供を求めることができるものです。
もしも同級生のことを知っている人物がその投稿に気づいたら、何らかの情報を教えてくれるかもしれません。
しかし、同級生の個人情報を投稿する際は、細かい情報を提示し過ぎてしまうと相手のプライバシーを侵害してしまうリスクがあるので、最低限の情報だけにとどめておきましょう。
【おすすめの人探し掲示板サイト】
- 日本失踪者捜索協力機構【MPSジャパン】(https://www.mps-j.or.jp/)
- 再会のためのサイト・いまどこ?青い糸、赤い糸(https://www.imadoco.jp/)
- 人捜し掲示板(https://b.z-z.jp/?holmes2)
- 尋ね人(http://re-re.net/pindex.php)
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探偵に依頼した際の同級生の探し方
自分で同級生のことを探してみても、情報を全く手に入れることができないケースも十分にあります。
そのような時は無理に自分で探さず、プロに依頼することがおすすめです。
人探しはさまざまな機関でおこなわれていますが、特におすすめなのが探偵です。
ここでは、探偵に人探しを依頼するメリットや探偵での調査方法、費用などを紹介していきます。
探偵に依頼するメリット
探偵に同級生の人探しを依頼すると以下のメリットがあります。
- 依頼してから短期間で情報を入手してくれる
- 人探しが成功する確率が高い(70〜90%程と言われている)
- 周りの人に知られずに人探しができる
- 提供する情報が少ない場合でも調査を進めてくれる
- 情報入手後、今度の相手との向き合い方などのアドバイスを受けられる
自分で人探しをすると、どうしてもうまく調査を進められないこともあるでしょう。
また、結果的に人探しに成功することができても、完全に情報を入手するまでにかなりの時間を要したということもあるものです。
しかし、探偵に依頼することで短期間で高い確率で人探しを成功させることができます。
提供する情報が少ないなど、調査が難しい場合であっても、探偵では進めることができるので、「どうしても同級生を見つけたい。」と考えている方は、探偵に相談してみることをおすすめします。
探偵での調査方法
探偵が人探しをする際に、主に用いられる調査方法について紹介していきます。
- 名簿等を用いたデータ調査
- 周辺人物への聞き込み調査
- 探したい同級生がよく行く場所への張り込み
まず、名簿やインターネット検索などを用いて、探している同級生の基本情報を集めていき、その後、同級生と関わりがある人物、職場の人、近隣の人などに聞き込み調査をおこない、相手の詳しい情報を集めていきます。
この際、探偵は数人の人物だけではなく、できるだけ多くの人に聞き込みして、あらゆる方面から情報を入手していきます。
そして、入手した情報をもとに、同級生がよく行くスーパーやコンビニ、公園、カフェなどに張り込みをして、相手の行動を把握していくのです。
これらの調査方法を組み合わせて用いることで、相手が現在も元気に生活しているかわかるほか、相手がどこに住んでいるかという情報を入手することができます。
探偵に依頼した際の費用
探偵に人探しを依頼した際の費用は、依頼する探偵事務所や調査期間、調査の難易度によって異なりますが、だいたい10万〜100万円であると言われています。
状況によっては少々高額になってしまいますが、依頼者が納得できる調査を進めていくのでご安心ください。
また、できるだけ費用をおさえて探偵に調査を依頼したいと考えているのであれば、複数の業者から見積もりを取得し、相見積もりすることをおすすめします。
相見積もりをすることで、どこの探偵が一番安く調査をしてくれるか確認できるのはもちろんのこと、調査内容に適した金額か把握することができます。
また、複数の業者に相談することで、あなたと相性の良い探偵を見つけることもできます。
探偵に人探しを依頼する際は、大変かもしれませんが必ず複数の業者に見積もりを依頼してみて、その後納得できる金額でかつ、相性の良い探偵に正式に依頼するようにしましょう。
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同級生を探す際の3つの注意点
同級生を探す際は、ただ闇雲に探してはいけません。
自分で探す場合でも、探偵に依頼する場合でも、必ず以下3つの注意点に気をつけながら人探しを進めていきましょう。
- 必ずしも見つかるとは限らない
- 個人情報の取り扱いには気をつける
- 再会することを拒否されてしまうリスクもあることを忘れない
必ずしも見つかるとは限らない
自分で探す場合でも、探偵に調査を依頼する場合でも言える話ですが、探すことで必ずしも同級生が見つかるわけではないことを頭に入れるようにしましょう。
特に、探偵に依頼する場合「どんなに難しい調査であっても必ず見つけてくれる。」と思い込んでしまう方も少なくはありません。
確かに探偵での人探しの成功率は70%〜90%と非常に高いですが、あまりにも情報がなさすぎる場合などは見つけることができない場合もあります。
また、自分で探す場合も同様で、聞き込みできる相手がいなかったり、相手がSNSをやっていなかったりすると見つけられる可能性はほぼないと言っても過言ではないでしょう。
同級生を探す際は、必ずしも見つかるとは限らないということを念頭においたうえで調査を進めるようにしてください。
個人情報の取り扱いには気をつける
自分で同級生を探す際など、第三者に情報提供を求めることもあるでしょう。
この際、あらゆる個人情報を広めすぎてしまうと、相手のプライバシーを侵害してしまうリスクがあります。
例えば、情報提供を求める場の一つに人探し掲示板がありますが、この場所に相手の名前のほか、出身地や出身校、誕生日、趣味や好きなものなど細かく書いてしまうと、第三者に情報を悪用されてしまうリスクが伴います。
確かに細かい情報を記載すれば、早期に相手を見つけられる可能性も高まりますが、あまりにも細かく書きすぎてしまうと、相手に迷惑をかけてしまうので、最低限の情報だけにとどめておきましょう。
再会することを拒否されてしまうリスクもあることを忘れない
同級生を探し、無事に相手の現在の情報を手に入れたとしても、相手から再会することを拒否されてしまうケースもあります。
例えば、相手が病気を患っていて会える状況ではない場合や、何らかの理由であなたに会いたくない場合などが挙げられます。
相手から拒否されてしまっても無理やり会おうとする方も中にはいますが、そのような行為は絶対にやめましょう。
状況によってはストーカー規制法などに反してしまうリスクがあるので、必ず相手の意見を尊重して、再会することを諦めることがベストです。
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【まとめ】同級生を探すことは自分でも探偵でも可能!
連絡先がわからなかったり、何十年も会ってなかったりしても、自分で聞き込みやインターネットを用いることで、同級生を探すことができます。
また、できるだけ短期間で同級生を探したい方、高確率で人探しを成功させたい方は、探偵に調査を依頼してみることも可能です。
状況によっては見つけることができないこともありますが、会いたい同級生がいるのであれば、まずは諦めずに探してみましょう。
そして、無事に再会することができたら、会ってなかった空白の期間の話や近況の話をして、再び二人の関係性を深めてみてくださいね。
T.L探偵事務所でも、同級生など古い知り合いを探すための調査を取り扱っています。
「同級生に再会したい」などと考えている方は、調査をするしないに関わらず気軽にご相談ください。