写真だけで人探し!会いたい人を探す3つの方法
【要注意】SNSで呼びかけるのはおすすめできない
X(旧Twitter)やInstagram、TikTokやFacebookなど、SNSに写真をアップして情報提供を求める方法はおすすめできません。
- 他人の写真をネットにアップする行為は肖像権の侵害になる
- 情報が寄せられたとしても真偽が分からない
- デジタルタトゥーとしてネット上に残り続ける恐れがある
- 対象人物が探されるのを拒んでいる可能性がある
SNSは全世界に情報を拡散できる便利なツールですが、同時にさまざまな問題が発生する恐れもあります。
写真をアップしたせいで対象者が不快な思いをしたり、何らかの不利益を生じる可能性もあるでしょう。
こちら側の気持ちを一方的に優先しないよう、充分ご留意ください。
人探し1. スマホで人物検索・画像検索をする
インターネットの人物検索・画像検索を利用すると、写真が撮影された場所を特定できたり、対象者に近い情報が投稿されているサイトを見つけられる可能性があります。
基本のやり方は次の通りです。
- Googleの検索ページを開き、右上に表示されている「画像」をクリック
- カメラのアイコンをクリックし、「画像をアップロード」に進む
- 持っている写真をアップロードする
※iPhoneで検索する場合は、最初にSafari→Google検索ページへと進んでください。
対象者の知名度が高い場合、ニュースサイトなどが検索結果に表示されることがあります。
また、対象者がSNSに自撮り写真をアップしているのであればアカウントが発見できることもあるでしょう。
ほかにも「FaceCheck.ID」「PimEyes」「Yandex」などといった人物検索・画像検索アプリがあります。
知名度がない一般人を探すのは困難ですが、試してみるのもひとつの方法です。
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人探し2. 聞き込み調査をする
対象人物が住んでいる地域が絞れている場合は、付近で聞き込み調査をおこなうのも有効です。
- 対象者が利用しているであろう駅周辺
- 対象者が勤務していた地域周辺
- 対象者が立ち寄っていた店
対象者と親しい人物、または関係者と接することができれば、有益な情報を得られる可能性があるでしょう。
対象者の出身地が分かるのであれば、その周辺で聞き込みをおこなってみるのもおすすめです。
注意点としては、自身が不審者扱いされる恐れがあることと、的外れな地域で聞き込みをする可能性があることです。
特に後者は、何の情報も得られず時間だけが無駄になる恐れがあるのでご注意ください。
人探し3. 探偵事務所に相談する
できるだけ早く対象者を探し出したいときは、人探しのプロ・探偵に依頼するのがおすすめです。
「写真しかない」「連絡先が分からない」といった場合でも、高度なスキルと経験から得たノウハウ、また独自のデータベースやツテを使かった調査ができるため、対象者を発見できる可能性が極めて高くなります。
また探偵には「探偵業法」という特別な法律が適用されているので、通常ならば調べられないような項目についても調査をおこなうことが可能です。
具体的にどんな調査をおこなうのか、また調査費用はいくらぐらいかかるのか、次章で詳しく見ていきましょう。
探偵がおこなう人探し調査とは?費用相場も解説
依頼者へのヒアリング
探偵の人探し調査は、依頼者へのヒアリングから始まります。
- 依頼者と対象者の関係
- 探す目的・発見後の希望
- 写真を撮影・入手した状況(撮影者・撮影日時・撮影場所)
- 対象者の情報(名前・年齢・出身地・出身校・身体的特徴など)
ヒアリングをおこなうことで、写真から得られる情報以外の情報を掴めることがあります。
そうすると人探しの難易度がグッと低くなり、対象者を発見できる可能性を上げることが可能です。
ヒアリングをおこなうことで、写真から得られる情報以外の情報を掴めることがあります。
そうすると人探しの難易度がグッと低くなり、対象者を発見できる可能性を上げることが可能です。
データ調査・ネット調査
写真から得られるヒントとヒアリングから得た情報を組み合わせ、整理した要点を独自のデータベースやネットを利用して調査を進めます。
難易度が低いものであれば、この時点で対象者の名前や現住所、勤務先などを特定することが可能です。
特定できなかった場合も、データ調査やネット調査から新たな情報を掴める可能性が多いにあり、対象者に一歩近づくことができます。
聞き込み・尾行・張り込み調査
対象者の居住地や職場、行動範囲や関係者などが特定できたら聞き込み調査で情報収集をおこないます。
探偵であれば、相手に怪しまれることなく自然に情報を引き出すことが可能です。
依頼者が「探していることを相手に知られたくない」と希望している場合は、個人で調査するよりも探偵に依頼するほうが好都合だといえるでしょう。
また、聞き込み調査で有力な情報が得られたときは、対象者や関係者を尾行したり、関わりのある地域で張り込みをしたりなど、さらなる情報の入手を試みます。
対象者にたどり着くまでに要する期間はケースバイケースです。
難易度が高ければ高いほど長期戦になると認識しておきましょう。
探偵に人探しを依頼したときの費用相場
人探し調査の費用は、難易度が低い調査であれば10〜30万円程度、難易度が高い調査の場合は30〜150万円ほどかかるといわれています。
ほとんどの探偵事務所で無料相談・無料見積もり作成をおこなっていますので、複数の探偵事務所に相談し、比較検討してみるのがおすすめです。
探偵事務所によっては予算内で調査プランを組み立ててくれるところもありますので、依頼する・しないに限らず気軽な相談からはじめてみましょう。
探偵に人探し調査を依頼するときの注意点
対象者が特定できても希望通りにいかないことがある
対象者が特定できた場合でも、本人が依頼者との対面、または連絡先交換を拒んだ場合は希望を叶えることはできません。
- 結婚して幸せな家庭を築いている。配偶者に誤解されるような行動は控えたい。
- 新しい恋人がいるから会えない
- 自分と依頼者の関係は終ったこと。再会したいとは思わない。
- 依頼者のことを覚えていない
- すでに亡くなっていた
必ず再会や交流ができるわけではありませんので、それを踏まえて依頼するか否かを十分に検討することをおすすめします。
必ず発見できるとは限らない
探偵は調査のプロですが、それでもなお難易度が高すぎる案件については対象者を探し出せないことがあります。
「何年経過しようが、見つけ出すまで探してもらいたい」
と依頼することもできますが、その分費用は高額になりますし、数年後に見つかったとしても「依頼者と会いたくない」といわれる可能性もあるため注意が必要です。
対象者と面識がない場合は特に注意
「マッチングアプリで知り合った人に会いたい」
「SNSで出会った人にお金を貸したら連絡がつかなくなった」
「対象者とは電話(またはメッセージのやり取り)しかしていない」
上記のように、依頼者と対象者が直接対面したことがない場合は特に注意が必要です。
写真に載っている人物が必ず当人のものとは限りませんし、写真をもとに人探しをおこなった結果別の人にたどり着くことも考えられます。
名前を偽っている可能性もあるでしょう。
写真の人物が対象者本人なのか、本当のことを知るためにも早い段階で探偵事務所に相談することを強くおすすめいたします。