アプリやサイトでの人探しでできること・できないこととは?
冒頭でもお伝えした通り、アプリやサイトを活用することで、人探しに関する情報を入手できる可能性があります。
しかし、どのような情報でも得られるというわけではありません。
人探しに役立つアプリやサイトをご紹介する前に、まずこれらの媒体でできることと、できないこと・注意点についてご紹介します。
「実際にアプリで人探しをしてみたけれど、思うように情報を得られなかった」とならないためにも、事前に理解しておきましょう。
アプリやサイトでの人探しでできること
アプリやサイトを活用する際は、主に以下のような方法で人探しをすることができます。
- SNSアプリで名前を検索して対象者のアカウントを特定できる
- 電話帳に登録されている電話番号から対象者のアカウントを特定できる
- スマートフォンのGPS機能を用いて現在の位置情報を確認できる
これらの方法を活用することで、対象者が現在どこにいるのか、どのような活動をしているのかといった手がかりを得られる可能性があります。
ただし、アプリによってできることは異なります。
詳しくは次項をチェックしてみてくださいね。
アプリ・サイトでの人探しでできないことや注意点
アプリやサイトでの人探しは便利な半面、どのようなことでも簡単に調べられるわけではありません。
また、利用する際には注意が必要です。
具体的に、以下のような場合は、アプリやサイトでの人探しは難しい、あるいは注意が必要となるでしょう。
- 対象者がSNSを利用していない、または非公開設定にしている
- 対象者の連絡先やメールアドレスが変わっている
- 検索した情報や寄せられた情報の真偽が分からない
- 掲示板を利用する際、相手のフルネームを公開することになる可能性がある
- 対象者の個人情報を拡散すると、プライバシー侵害や名誉毀損罪に該当することがある
- 対象者のふりをした第三者(詐欺師など)が近づいてくる可能性がある
- 何の情報も得られず、時間を無駄にする恐れがある
純粋に対象者を探していたはずなのに、いつの間にか思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
たとえ有力な情報を掴めた場合でも、一度立ち止まり、その情報の信憑性や次に取るべき行動について冷静に判断してみることをおすすめします。
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会いたい人を探す!人探しに役立つおすすめアプリ5選
ここからは、実際に人探しをする際に役立つアプリを5つご紹介します。
いずれも無料で始められるものばかりなので、まずは試してみましょう。
【事前準備】会いたい人の情報を整理
アプリで人探しをする前に、まずはあなた自身が持っている情報を書き出しておきましょう。
- 年齢・生年月日
- 関係性(家族・友達・元恋人・先輩後輩・前職場の同僚など)
- 連絡先(昔の電話番号やメールアドレス、SNSのアカウント・以前住んでいた場所など)
- 音信不通になった原因
- 在籍していた学校・勤めていた職場・出身地
- 最後に会った時期・場所
- 相手の交友関係・親しかった人
気これらの情報を整理するだけでなく、何か思いついたことや気になることがあれば、メモにとっておきましょう。
アプリで検索する時に役に立つヒントになることがあります。
人探しに役立つアプリ1. Facebook(フェイスブック)
Facebookは、原則として実名での登録が定められています。
そのため、本名を頼りにして対象者の情報を探しやすいのが特徴です。
調べる際は、対象者の名前を漢字・ローマ字・ひらがな・カタカナなど、さまざまな字体で検索してみましょう。
本人と思われる人物のアカウントが見つからない場合は、次の方法も試してみてください。
- 共通の友達・知人のアカウントを見つけ、その人の「友達欄」から探す
- 住んでいる(住んでいた)市区町村で検索する
- 出身校・職場のアカウント(またはグループ)で探す
- イベント名(趣味・特技・好きなアーティストなど)で探す
- 同期機能を使う(設定→連絡先を同期→オンにする)
なお、対象者と思われるアカウントが見つかっても、同姓同名の別人である可能性も考えられます。
本人かどうか確証が持てない場合は、相手に配慮しつつ、メッセージ機能を使って確認してみるのも一つの方法です。
さらに、Facebookには、あなたのスマートフォンに登録している電話番号をもとに知り合いを探し出す同期機能があります。
画面に「知り合いかも?」と表示されたらタップし、対象者のアカウントがないか探してみましょう。
人探しに役立つアプリ2. X(エックス)
X(旧Twitter)も人探しに役立ちますが、Facebookとは異なり、本名で登録している人は少ない傾向があります。
そのため、本名を頼りにして探すのは難しい場合が多いですが、稀にポストの中に本名が含まれていることもあるため、まずは本名で検索してみましょう。
もし、本名で見つからない場合は、ニックネーム・趣味など手持ちの情報で検索し、対象者を探し出すのも有効です。
また、Xで人探しをする際に、自分で対象者の情報を投稿し、「#人探し」「#拡散希望」などのハッシュタグを付けて探す方もいますが、これは個人情報を拡散することになるため、大変危険であり、推奨できません。
個人情報を安易に拡散してしまうと、対象者に迷惑がかかるだけでなく、プライバシーの侵害や名誉毀損・脅迫などの訴訟を起こされるリスクも考えられます。
一度拡散された情報はデジタルタトゥーとして残り続け、元の投稿を削除しても完全に消すことは困難です。
このような、自ら情報を拡散して人探しをする方法は控えるようにしましょう。
人探しに役立つアプリ3. LINE(ライン)
LINEの機能の中で、オープンチャット機能は人探しに有効です。
オープンチャットは、本来共通の趣味や関心を持つ人々が集まる匿名性の高いコミュニティ機能です。
ここでは、オープンチャット機能の使い方の手順を紹介します。
- LINEを開き、ホーム→オープンチャットに進む
- 検索欄に対象者の趣味や出身校、地元などのワードを入れ、対象のコミュニティを探す
- 見つかったら「新しいプロフィールで参加」をタップし、ニックネーム・プロフィールを入力する
- コミュニティに参加し、対象者、または対象者に関する情報を探す
- LINEを開き、ホーム→オープンチャットに進む
- 検索欄に対象者の趣味や出身校、地元などのワードを入れ、対象のコミュニティを探す
- 見つかったら「新しいプロフィールで参加」をタップし、ニックネーム・プロフィールを入力する
- コミュニティに参加し、対象者、または対象者に関する情報を探す
コミュニティによっては、オフ会やイベントを開催していることもあります。
対象者に会える可能性もありますが、最近はオープンチャットを悪用した詐欺なども報告されています。
情報のやり取りや直接会うことには十分に注意しましょう。
(参考元:LINEオープンチャット公式サイト「著名人や投資家を装った投資アドバイス詐欺にご注意ください」)
人探しに役立つアプリ4. Instagram(インスタグラム)
Instagramは、写真や動画の共有がメインのSNSですが、人探しにも活用できる場合があります。
多くの投稿に#(ハッシュタグ)がついていますので、対象者が好きだった場所やお店、出身校や勤めていた職場などをハッシュタグで検索し、気になるアカウントがあったらフォロー・フォロワー欄をチェックしてみましょう。
また、共通の友達・知人がいる場合、その人の「フォロー中」や「フォロワー」欄から対象者のアカウントが探し出せる可能性もあります。
さらに、2025年4月には、ユーザーの位置情報がわかる「地図機能」が新たにリリースされました。
この機能では、フォロワーに自分の現在地が公開されるというものです。
対象者のアカウントをすでにフォローしていて、相手が位置情報を公開しているのであれば、どこにいるのか特定することができるでしょう。
地図機能は、Instagramのホーム画面右上にあるダイレクトメッセージ(紙飛行機マーク)のページ内にあります。
ただし、相手が位置情報を非公開している場合は、当然相手の居場所を知ることはできませんのでご注意ください。
人探しに役立つアプリ5. TikTok(ティックトック)
TikTokは短い動画を共有できる動画アプリです。
TikTokもFacebookと同様に、自動で知り合いをピックアップしてくれる機能があります。
使い方は次の通りです。
- TikTokを開きプロフィール→設定とプライバシー→プライバシーの順にタップする
- 「連絡先とFacebookの友達を同期する」をタップし「連絡先から友達を見つける」をオンにする
- 自動で知り合いがピックアップされ表示される
これにより、あなたの連絡先に登録されている電話番号などをもとに、対象者を探し出すことができる可能性があります。
ただし、TikTokもXと同様に本名で利用する人は少ない傾向があります。
本人と思われるアカウントを見つけても別人の可能性もあり得るためご注意ください。
こちらもチェック
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アプリだけではない!人探しに使えるサイトやサービス
人探しはアプリだけではなく、別の方法で行うことも可能です。
ここからは、人探しをする際に有効なサイトやサービスについてご紹介します。
もしアプリでの人探しが難しかったり、別の方法を検討したい場合は、こうしたサイトやサービスの活用も検討してみてください。
掲示板を用いて人探しをする
人探しに特化したオンライン掲示板を用いることで、対象者に関する情報を集められる可能性があります。
インターネットの検索エンジンで「人探し 掲示板」と検索すると、関連するサイトがいくつか見つかりますので、活用してみましょう。
人探し掲示板として、以下のような代表的なサイトがあります。
これらのサイトに対象者の情報を投稿することで、投稿を見た第三者から情報提供が得られる可能性があります。
ただし、掲示板に投稿する際は、アプリを利用した人探しの場合と同様に、個人を特定できるような詳細な情報の投稿は避けましょう。
個人情報を安易に投稿してしまうと、インターネット上に情報が残り続け、大きなトラブルに発展する恐れがあるからです。
また、人探し掲示板は、他のツールと比較して利用者が少ない傾向があります。
そのため、情報を得られるまでに時間がかかってしまう可能性も考慮しておく必要があります。
すぐに情報がほしい場合にはあまりおすすめできませんが、アプリなどを使わずに情報を集めたい、あるいはさまざまな方法で探したいという場合には、利用する価値があると言えるでしょう。
NPO法人などに相談する
ご自身での人探しに行き詰まった際は、NPO法人などの専門機関に相談することも検討してみましょう。
NPO法人の中には、人探しや行方不明者に関する相談を受け付け、情報提供やサポートを行っている団体があります。
こうした団体に相談することで、対象者を探すための調査を進めてくれる他、ご自身で人探しを進める上での専門的なアドバイスが得られる可能性があります。
また、もし対象者が見つかった後の、再発防止のための対策なども行っていることもあります。
人探しに悩んだ際は、こうした窓口を利用してみるのも検討してみましょう。
検索エンジンを活用する
GoogleやYahoo!などの検索エンジンを活用する方法も人探しに有効です。
直接実名で検索することで、何らかの情報が掴める可能性があります。
例えば、以下のような情報を得られるでしょう。
- SNSのアカウント
- 現在や過去の職場
- 参加したイベント
- 表彰歴
- ニュースサイト
また、可能性は低いですが、連絡先が掴めることもあるかもしれません。
前述したアプリで何も情報が得られなくても、検索エンジンを使うことで情報がヒットすることもあり得るので、ぜひ検索することも検討してみてくださいね。
画像検索サイトを活用する
対象者の写真を持っている、あるいは対象者の名前は思い出せないものの写真はある、という状況の場合は、インターネット上で利用できる画像検索サイトを活用するのもおすすめです。
画像検索を行うことで、手持ちの写真と類似する画像がインターネット上で見つかり、対象者の情報を得る手がかりになる可能性があります。
また、写真に写っている背景などから、場所に関する情報が表示されることもあります。
ここでは、「Google画像検索」を利用した場合の検索手順についてご紹介しますので、参考にしてみてください。
- Googleの検索ページを開く
- Google レンズアイコン(カメラのマーク)をタップする
- 人探しに利用したい写真をアップロード、またはカメラで撮影する
- 画面下部に表示された検索結果の中から、対象者に関する情報を探す
画像検索では、単に似た画像が表示されるだけでなく、対象者のSNSアカウントや、過去に写真が掲載されたサイト、ニュースサイトなどがヒットする可能性もゼロではありません。
写真がお手元にある場合は、ぜひこの方法も活用してみましょう。
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【最終手段】人探しは探偵に依頼するのがおすすめ!調査費用はいくら?
自分なりにアプリやサイトなどで探してみたものの見つからなかった場合、あるいはできるだけ早く会いたい人に会いたい場合は、調査のプロである探偵に相談してみましょう。
探偵は、長年の経験で培った高度なスキルと独自のネットワーク、そして専門知識を駆使し、高い確率で対象者を探し出すことが可能です。
「名前しかわからない」「写真しかない」といった限られた情報しかない場合も、まずは相談してみることをおすすめします。
ここでは、探偵に人探し調査を依頼した際の調査費用や、注意点について詳しく解説します。
探偵に人探し調査を依頼した際の費用目安
人探し調査の費用は、対象者に対する情報量や難易度によって異なりますが、おおよそ10〜20日間の調査で15万〜25万円程度が目安とされています。
対象者に関する情報が多ければ多いほど難易度が下がりますので、費用を抑えたいときは、あなたが持っている情報をすべて提供するようにしましょう。
また、複数の探偵事務所に相談し、比較検討してみるのもおすすめです。
複数の探偵事務所に相談することで、調査費用を比較できるだけでなく、各探偵の対応や説明から、信頼できる依頼先かどうかを見極める判断材料になります。
ほとんどの探偵事務所で無料相談・無料見積もりを実施していますので、「名前しかわからないが見つけられるか」「どのくらいの費用がかかるか」など気軽に相談してみましょう。
【要注意】探偵の調査でも必ず対象者に会えるとは限らない
探偵の調査により対象者が見つかったとしても、必ずしもその対象者に再会できるとは限らないため、注意が必要です。
例えば、以下のようなケースでは、たとえ居場所が判明しても、対象者と直接会うことが難しいでしょう。
- 対象者が依頼者と会うことを拒んでる
- 対象者が病気療養中である
また、そもそも探偵が調査を引き受けないケースも存在します。
一般的に、以下のような依頼は断られることが多いです。
- 依頼者と対象者の間に面識がない
- 依頼者がストーカー行為をしている恐れがある
- 依頼者に接近禁止命令が出されている
- 対象者が芸能人、著名人
探偵のスキルがあれば、高い確率で対象者を探し出すことが可能です。
しかし、会えるかどうかは別問題になります。
「探し出す」そして「再会する」、この2つの望みが叶えられるよう、なぜ対象者に会いたいのか、探す目的は何なのかを相談する際に探偵にしっかり説明するようにしましょう。
また、対象者に直接会えなくても、相手が元気にしているかどうか知ることは可能です。
「連絡先を交換するだけならいい」という場合もありますので、まずは探偵に相談してみることをおすすめします。
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アプリやサイトで人探しができなかったら探偵に相談しよう
人探しに役立つSNSアプリやサイトにはさまざまなものがあります。
意外と簡単に対象者にたどり着くケースもありますが、手持ちの情報が少ないとき、また自ら行方を断っている場合はなかなか見つけられないのが現状です。
自分なりに探したけど見つからなかったとき、またできるだけ早く探したいときは、一度探偵に相談してみましょう。
特に時間が限られている場合(余命が短い・相続関係など)は、最初から探偵に相談・依頼するのがベストな選択です。
多くの探偵事務所では無料相談をおこなっています。
まずは気軽な相談からはじめてみてはいかがでしょうか。
当社「T.L探偵事務所」でも無料相談を実施していますので、大切な人を探したいと考えている方は、お気軽にご相談ください。