会いたい人を探す!自力での人探しに役立つアプリ5選
【事前準備】会いたい人の情報を整理
アプリで人探しをする前に、まずは自身が持っている情報を書き出しておきましょう。
- 年齢・生年月日
- 関係性(家族・友達・元恋人・先輩後輩・前職場の同僚など)
- 連絡先(昔の電話番号やメールアドレス、SNSのアカウント・以前住んでいた場所など)
- 音信不通になった原因
- 在籍していた学校・勤めていた職場・出身地
- 最後に会った時期・場所
- 相手の交友関係・親しかった人
気になることがあれば、メモにとっておきましょう。検索時に役に立つことがあります。
人探しに役立つアプリ1. Facebook(フェイスブック)
Facebookは、原則として実名での登録が定められています。
まずは対象者の名前を漢字・ローマ字・ひらがな・カタカナなど字体を変えて検索してみましょう。
本人と思われる人物が出てこない場合は、次の方法を試してみてください。
- 共通の友達・知人のアカウントを見つけ、その人の「友達欄」から探す
- 住んでいる(住んでいた)市区町村で検索する
- 出身校・職場のアカウント(またはグループ)で探す
- イベント名(趣味・特技・好きなアーティストなど)で探す
- 同期機能を使う(設定→連絡先を同期→オンにする)
対象者と思われるアカウントが見つかっても、同姓同名の別人である可能性も考えられます。
本人かどうか分からない場合は、メッセージ機能を使って確認してみましょう。
Facebookには、あなたのスマートフォンに登録している電話番号をもとに知り合いを探し出す同期機能があります。
画面に「知り合いかも?」と表示されたらタップし、対象者のアカウントがないか探してみましょう。
人探しに役立つアプリ2. X(エックス)
X(旧・Twitter)も人探しに役立ちますが、Facebookと違って本名で登録している人は少なめです。
本名・ニックネーム・趣味など手持ちの情報で検索し、対象者を探し出してみましょう。
自分で対象者の情報を投稿し、「#人探し」「#拡散希望」などのタグを付けて探す方法もありますが、個人情報を拡散することになるためおすすめはできません。
対象者に迷惑がかかる恐れが考えられるとともに、対象者から名誉毀損・脅迫などの訴訟を起こされるリスクも考えられます。
一度拡散された情報はデジタルタトゥーとして残り続け、完全に消すことは困難です。
自ら拡散する方法は控えるようにしましょう。
人探しに役立つアプリ3. LINE(ライン)
LINEの機能のひとつ、オープンチャット機能は人探しに有効です。
使い方の手順を紹介します。
- LINEを開き、ホーム→オープンチャットに進む
- 検索欄に対象者の趣味や出身校、地元などのワードを入れ、対象のコミュニティを探す
- 見つかったら「新しいプロフィールで参加」をタップし、ニックネーム・プロフィールを入力する
- コミュニティに参加し、対象者、または対象者に関する情報を探す
コミュニティによっては、オフ会やイベントを開催していることもあります。
対象者に会える可能性もありますが、最近はオープンチャットを詐欺目的に使っている人もいるようです。
十分に注意しましょう。
(参考元:LINEオープンチャット公式サイト「著名人や投資家を装った投資アドバイス詐欺にご注意ください」)
人探しに役立つアプリ4. Instagram(インスタグラム)
Instagramは、写真や動画の共有に長けているアプリです。
多くの投稿に#(ハッシュタグ)がついていますので、対象者が好きだった場所やお店、出身校や勤めていた職場などをハッシュタグで検索し、気になるアカウントがあったらフォロー・フォロワー欄をチェックしてみましょう。
また、共通の友達・知人がいる場合、その人の友達欄から対象者のアカウントが探し出せる可能性もあります。
人探しに役立つアプリ5. TikTok(ティックトック)
TikTokは短い動画を共有できる動画アプリです。
TikTokもFacebookと同様に、自動で知り合いをピックアップしてくれる機能があります。使い方は次の通りです。
- TikTokを開きプロフィール→設定とプライバシー→プライバシーの順にタップする
- 「連絡先とFacebookの友達を同期する」をタップし「連絡先から友達を見つける」をオンにする
- 自動で知り合いがピックアップされ表示される
ただし、TikTokも本名で利用する人は少なめです。本人と思われるアカウントを見つけても別人の可能性もあり得るためご注意ください。
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名前・電話番号・写真だけでの人探し方法
アプリを試してみたが対象者が見つからないとき、また「名前しかわからない」「写真しかない」など情報が限られているときでも、ネットの検索の仕方次第では対象者が見つかることがあります。
名前しかわからないときの人探し
対象者の名前しか分からないときは前述したFacebookで探すのがおすすめですが、見つからない場合は次の方法を試してみてください。
【ネットで実名検索をする】
Googleやsafariなどの検索エンジンで実名検索すると、何らかの情報が掴める可能性があります。
- SNSのアカウント
- 現在や過去の職場
- 参加したイベント
- 表彰歴
- ニュースサイト
可能性は低めですが、あわよくば連絡先が掴めることもあるでしょう。
【人探し掲示板を利用する】
人探し掲示板は、特定人物の情報を求めるサイトです。
代表的なものには次のようなものがあります。
- 尋ね人
- 人探し掲示板サーチズ
- 再会のためのサイト・いまどこ?青い糸、赤い糸
- Z-Z BOARD
- NPO法人・日本失踪者捜索協力機構 MPSジャパン
- NPO法人・日本行方不明者捜索・地域安全支援協会
ほとんどの掲示板は無料で使えますが、なかには利用料や情報提供者に謝礼が必要なところもあります。
まずはさまざまなサイトを閲覧し、どの方法が適しているか考えてみましょう。
電話番号を使った人探し
6億件以上の個人・法人・企業の連絡先が閲覧できる「ネットの電話帳(旧・住所でポン)」を使えば、自宅や実家が分かる可能性があります。
ただし、閲覧できるのはNTT東日本・NTT西日本が発行していた「ハローページ」に掲載されている(または、されていた)データのみになり、全国民のデータが掲載されているわけではありません。
さらに無料版と有料版の2コースがあり、検索範囲が異なります。
- 無料版…2000年・2007年・2012年度版のハローページ に記載されているデータが閲覧可能
- 有料版…上記を除いた1993〜2019年のデータが閲覧可能。料金は30日で660円、スマホ向けアプリは月額770円です(2023年12月1日より)。
有料向けサイトには、苗字で検索できる「苗字でポン!」もあります。必要に応じて使い分けましょう。
写真しかないときの人探し
「名前は思い出せないが写真だけはある」というときは、次の2つの方法が有効です。
【インターネットで画像検索】
インターネットで画像検索すると対象者の情報、または背景に近い場所が表示されることがあります。手順は次の通りです。
- Googleの検索ページを開く
- Google レンズアイコン(カメラのマーク)をタップする
- 手持ちの写真を撮影する
- 画面下部に表示された検索結果のなかから対象者に関する情報を探す
※iPhoneで検索する場合はSafari→Google検索ページへと進んでください。
対象者が自撮り写真をSNSにアップしている場合、アカウントが発見できることがあります。
また対象者が掲載されているサイトやニュースサイトなどがヒットするかもしれません。
【自分で聞き込み調査をする】
対象者のゆかりの地で聞き込み調査をすると、本人に関する情報が得られる可能性があります。
- 対象者が住んでいる(または住んでいた)であろう地域
- 対象者と出会った場所
- 対象者が勤務していた地域・駅周辺
- 対象者が立ち寄っていた店 など
運が良ければ対象者と出会う可能性もありますし、対象者のことを知っている人物と接することができれば情報を得られる可能性があるでしょう。
ただし、自身が不審者扱いされたり、的外れな地域で聞き込みをしてしまう恐れもあるため十分ご注意ください。
【要注意】アプリ・サイトで人探しをするときの注意点
インターネットは便利な半面、リスクも高いため注意しなければなりません。
- 検索した情報、または寄せられた情報が正しいものなのか否か、真偽が分からない
- 掲示板を利用する際には、相手のフルネームを公開することになる
- 対象者の個人情報を拡散すると、プライバシー侵害や名誉毀損罪に該当することがある
- 対象者のふりをした詐欺師が近づいてくることがある
- 何の情報も得られず、時間を無駄にする恐れがある
純粋に対象者を探していたはずなのに、いつの間にかトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
有力な情報を掴めた場合でも、一度立ち止まり冷静に判断してみることをおすすめします。
【最短】人探しは探偵に依頼するのがおすすめ!調査費用はいくら?
探偵がおこなう人探し調査とは
自分なりに探してみたものの見つからなかったとき、またできるだけ早く会いたい人に会いたいときは、調査のプロ・探偵に相談してみましょう。
探偵であれば高度なスキルと独自のネットワーク、探偵ならではの知識と経験を駆使し、高い確率で対象者を探し出すことが可能です。
「名前しかわからない」「写真しかない」といったときも、まずは相談してみることをおすすめします。
探偵に人探し調査を依頼するといくらかかる?
人探し調査の費用は難易度によって異なりますが、おおよそ10〜20日間の調査で15〜25万円程度が目安になります。
対象者に関する情報量が多ければ多いほど難易度が下がりますので、費用を安くしたいときは手持ちの情報をすべて提供するようにしましょう。
また、いくつかの探偵事務所に相談し、比較検討してみるのもおすすめです。
ほとんどの探偵事務所で無料相談・無料見積もりを実施していますので、「名前しかわからないが見つけられるか」「どのくらいの費用がかかるか」など気軽に相談してみましょう。
【要注意】必ず会えるとは限らない
探偵の調査により対象者が見つかったとしても、必ず再会できるとは限らないため注意が必要です。
- 対象者が依頼者と会うことを拒んでる
- 対象者が病気療養中
- 依頼者と対象者のあいだに面識がない
- 依頼者がストーカー行為をしている恐れがある
- 依頼者に接近禁止命令が出されている
- 対象者が芸能人、著名人
探偵のスキルがあれば、高い確率で対象者を探し出すことが可能です。
しかし、会えるかどうかは別問題になります。
「探し出す」そして「会う・再会する」、この2つの望みが叶えられるよう、なぜ対象者に会いたいのか、探す目的は何なのか、相談する際には探偵にしっかり説明するようにしましょう。
対象者に直接会えなくても、相手が元気にしているかどうか知ることは可能です。
「連絡先を交換するだけならいい」という場合もありますので、まずは探偵に相談してみることをおすすめします。
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