風俗嬢のストーカーになりやすい客の特徴とは？被害を防ぐ対策もご紹介

風俗嬢が遭いやすいストーカー被害とは？

ストーカーになりやすい客の特徴を理解する前に、まず風俗嬢がどのようなストーカー被害に遭いやすいのかを見ていきましょう。

一般的にストーカーとは、「つきまとい等」の行為を繰り返すことを指し、「ストーカー規制法」という法律で厳しく規制されています。

この法律に違反した者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

さらに、警察からの「禁止命令」を無視してストーカー行為を続けると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科されます。

このように、法律でも厳しく規制されていることから、ストーカーは非常に悪質でかつ深刻な犯罪行為といえるでしょう。

そのストーカー行為ですが、風俗嬢の場合、特に以下のような被害に遭いやすい傾向があります。

これらの行為は、ストーカー規制法に定められている「ストーカー行為」に全て該当しています。

もしもあなたが現在、客からこういった迷惑行為を受けている場合は、早急に対処をしなくてはなりません。

どんな客が風俗嬢のストーカーになりやすい？

風俗嬢のストーカーになりやすい客には、実は決まった特徴を持っている傾向があります。

具体的には、以下の3つの特徴が挙げられます。

これらがどういった特徴なのか解説していきます。

女性に慣れていない

風俗嬢のストーカーになりやすい客の特徴の一つとして、「女性に慣れていない」という点が挙げられます。

日々多くの客と接する風俗嬢は、どんな人が女性に慣れてないか自然と見抜くことができます。

そして、こういった客に優しく接したり、甘い言葉をかけることで、簡単にリピート客に変えることができ、それが自身の売上に繋げることができるのです。

しかし、女性に慣れていない客からすると、普段の生活で女性から優しくされる経験がほとんどありません。

そのため、少しでも優しくされると、「この子も自分のことが好きなのかな」「風俗の仕事をやめさせて恋人になりたい」などと過度な妄想を抱きやすくなってしまいます。

そして、次第にその気持ちがストーカー行為をすることに発展してしまうのです。

LINEやメールの返信が早い

風俗の仕事をしていると、営業活動の一つとして客とLINEやメールでやり取りすることが多々あります。

ほとんどの客は、他愛のない会話を交わしながら出勤日を確認したり、予約を取ったりするために連絡をしてくるのが一般的です。

しかし、この際に返信が異常に早い客もいます。

こうした客は、あなたからの連絡を常に待っていて、日頃からあなたのことを気にしている可能性が高いです。

そして、少しでも風俗嬢からの返信が遅れると、「なんで連絡が遅いのだろう」と執着する傾向があります。

このように連絡がやたらと早い客は、風俗嬢に対して本気で恋愛感情を抱いていることが多く、相手にすることでさらに調子に乗ってしまうことも考えられます。

そのため、接客する際には注意が必要です。

嫉妬深い

風俗の客の中には、風俗嬢のことが好きすぎて嫉妬深く、独占欲が強い人もいます。

こうした客は、前述したように連絡が異常に早かったり、写メ日記の内容を細かくチェックしたりして、他の客からのコメントがないかどうかも確認しています。

そして、実際に風俗を利用した際に、風俗嬢に対して写メ日記の内容についてしつこく問い詰めてくることも少なくありません。

こうした嫉妬深い客は、ストーカーにも発展しやすく、場合によっては風俗嬢に対して危害を加えるリスクもあります。

「接客業だから仕方ない」と感じるかもしれませんが、日頃から警戒して接するようにしましょう。

客からのストーカー行為を未然に防ぐ対策4選

上記で紹介したような特徴を持つ客からストーカー行為を防ぐためには、具体的にどのようなことをおこなえば良いのでしょうか？

ここでは、風俗嬢が客からのストーカー行為を未然に防ぐための4つの対策を紹介します。

しつこい客に悩んでいる方は、ぜひこれから紹介する対策を実践してみてください。

プライベートのことは話さない

客からのストーカー行為を未然に防ぐには、プライベートの話を客にするのは避けましょう。

たとえ、営業活動の一環だとしても客にプライベートの話をしてしまうと、「ここまで話してくれるのは、自分に興味があるかもしれない」と勘違いされる可能性があります。

さらに、話したプライベートな内容をもとに、あなたの個人情報を調べられてしまうリスクも十分に考えられます。

風俗嬢と客の関係は、どれだけ親密に見えても本質的には「従業員」と「客」の関係です。

常に一線を引き、適切な距離感を保つことを心がけましょう。

SNSの管理を気を付ける

仕事用のSNSやプライベートのSNSを適切に管理することは、ストーカー被害を未然に防ぐうえで非常に重要です。

風俗の仕事をしている方の中には、客に自分の仕事のことを知ってもらうために写メ日記を更新している方も多いでしょう。

その際、投稿する写真には十分な配慮が必要です。

例えば、自分の家の中がよくわかる写真、窓からの風景、よく行くレストランやカフェなどの写真を投稿してしまうと、それを手がかりに場所を特定されるリスクがあります。

その結果、待ち伏せされてしまう危険性も否定できません。

また、仕事で更新している写メ日記だけでなく、プライベートで使っているSNSの投稿にも注意が必要です。

例えば、写メ日記で投稿した写真と同じ写真をプライベートのSNSでも投稿してしまうと、画像検索でプライベートのSNSを特定されてしまう可能性があります。

SNSは営業活動や自分の近況をまとめるのに便利なツールですが、その取り扱いには十分気をつけましょう。

プレゼントの取り扱いに気を付ける

風俗の仕事をしていると、客との関係が深まるにつれてプレゼントをもらう機会が増えることがあります。

しかし、そのプレゼントには注意が必要です。

その理由として、プレゼントの中に盗聴器やGPSが仕組まれている可能性があるからです。

こうした機器が仕組まれているプレゼントを自分の家に持ち帰ってしまうと、住居が特定されるだけでなく、どんな生活を送っているのかということも筒抜けになってしまいます。

最悪な場合、あなたの家に客が押しかけてくるといった深刻なトラブルに繋がる恐れもあります。

そのため、客からプレゼントを受け取った際は、家に持ち帰らず、職場で開封してこれらの機器が仕組まれてないか確認すると良いでしょう。

店外で会わない

営業活動の一環として、客と店外で会う風俗嬢もいるでしょう。

しかし、店外で会うことは売上に繋げやすい反面、大きなリスクを伴います。

まず、客が「自分は特別にされている」と勘違いし、恋愛感情が強まり、風俗嬢に対する執着が深まる可能性があります。

この執着がストーカー行為に発展するケースも少なくありません。

さらに、店外で会うことで、風俗嬢自身が警戒を緩めてしまいがちです。

その結果、風俗嬢が席を外したタイミングなどを見計らって、スマホや鞄、財布の中など客に勝手に見られてしまうリスクも考えられます。

これにより、客に個人情報が漏れ、さらなる被害を招く恐れがあります。

自身の売上アップを目指すことも重要ですが、ストーカー被害を未然に防ぐためには、客との店外での接触は避けるべきです。

安全を最優先に考えて、職場内での接客だけに徹するよう心がけましょう。

もしも客からストーカー行為を受けた際にやるべき5つのこと

上記で紹介した対策をおこなっても、残念ながらストーカー被害に遭ってしまう風俗嬢も少なくありません。

では、もしも客からストーカー行為を受けた際は、どのようにして対処をすれば良いのでしょうか？

ここでは、客からストーカー行為を受けてしまった際に必ずやってほしい5つの対処法を紹介します。

ストーカーの被害に遭った記録を集める

ストーカー被害に遭った際は、被害の記録を集めることが重要です。

記録を残しておくことで、後述する専門機関に相談する際の有力な証拠として活用できます。

具体的には、以下のような方法で記録を残しましょう。

いずれも「いつ・どこで・誰に・どんなことをされたか」ということがわかるように記録すると第三者に伝わりやすくなります。

一人で行動しない

ストーカー被害に遭ってしまったら、できるだけ一人で行動しないよう心がけることが重要です。

一人でいる時間を作ってしまうと、客がその隙を狙って尾行したり、家に侵入したりするリスクが高まります。

必ず人通りの多い道を選んで移動したり、被害が完全になくなるまではホテルや友人の家に泊まったりするなどして対処しましょう。

こうすることにより、客に行動を知られにくくし、被害を最小限に抑えることが可能です。

自分の身を守るためにも、周りの人からの協力を得て行動しましょう。

店に報告して出禁にしてもらう

店に報告して出禁にしてもらうのも非常に有効な手段です。

風俗店は、従業員である風俗嬢を守る責任があるため、ストーカー被害に関して相談すれば、迅速に対応してくれることが多いです。

そのため、少しでも「この客やばいかも…」と感じたら、ためらわずに店へ報告しましょう。

これにより、店側で出禁の判断を下したり、被害を最小限に抑えるための適切なサポートを受けられる可能性があります。

ただし、残念ながら中には対応が不十分な店舗も存在するのが現実です。

その場合は、後述する別の店舗への移籍を検討することも一つの選択肢となります。

別の店舗に移籍する

ストーカー被害に遭い、現在在籍している店舗に相談してもあまり協力的でない場合は、別の店舗に移籍することも一つの有効な選択肢です。

移籍することによって、客との物理的な距離を取り、自然と被害をなくせる可能性があります。

移籍する際は、単に店舗を変えるだけでなく、エリアを変更したり、源氏名なども新しいものにしたりして、プロフィールを一新することをおすすめします。

これにより、客が移籍先を特定しづらくなります。

さらに、顔出しNGの店で働けば、仮に違う店舗に移籍したことを知られてしまった場合でも、顔を見せてない分リスクを抑えることができるでしょう。

ストーカー問題に強い専門機関に相談する

警察や弁護士、探偵などのストーカー問題に強い専門機関に相談することも大切です。

前述した証拠をこれらの機関に提出することで、警察で被害届を受理されやすくなったり、弁護士を通じて慰謝料請求が可能になったりするケースがあります。

また、もし被害に遭ったという証拠が集まってない場合は、探偵に相談することで、客から受けているストーカー被害の証拠をプロの調査によって集めることが可能です。

一刻も早く被害をなくしたいのであれば、一人で悩まないでこうした専門機関に相談しましょう。

T.L探偵事務所でも、ストーカー被害に特化した調査を取り扱っています。

客との関係にお悩みの風俗嬢の方は、ぜひ一度ご相談ください。

客からストーカー行為を受けた際の注意点

上記の対処法をおこなうことも大切ですが、客からのストーカー行為を受けた際は、以下の2点に注意しなくてはなりません。

最後にこれらの点が具体的にどんなことなのか詳しく説明していきます。

相手を刺激をするような行為をしない

客からストーカー被害を受けた風俗嬢の中には、不安や怒りの感情から、客に直接暴言を吐いたり、SNSなどで悪口を書いたりしてしまう方もいます。

しかし、こうした行為は、かえって客の感情を逆撫でする可能性が高く、さらに被害がエスカレートするリスクを生むことになります。

場合によっては、これらの行動を受けた客から、報復として危害を加える危険性も考えられます。

もしストーカー被害に直面した際は、感情的にならず、不快な思いを抑えて冷静に対処することが大切です。

まずは、先述した対処法を落ち着いて実践し、慎重に状況を見守るように心がけましょう。

被害を放置しない

上記とは反対に、「売上に影響するから気にしないようにしよう」「大事にしたくない」という気持ちからストーカー被害を受けても放置してしまう風俗嬢も少なくありません。

しかし、被害を放置すると、客から「自分の行動は許されている」と誤解させ、ストーカー行為が収まるどころか、さらにエスカレートしてしまう危険性があります。

また、ストーカー気質のある客は、風俗嬢が自分に好意を持っていると都合よく勘違いするケースも少なくありません。

「そのうち落ち着くだろう」と放置せず、被害に気づいた時点で速やかに適切な対応をとることが、状況を悪化させないために非常に重要です。

【まとめ】客からのストーカー被害に悩んだら探偵に相談を

風俗嬢にストーカー行為をしやすい客の特徴として、女性に慣れていない、嫉妬深い性格、LINEなどの返信が以上に早いといった傾向が挙げられます。

こうした客から「ストーカーまがいな行為をされているかも」と感じたら、速やかな対策が必要です。

事前に対策をしておくことにより、被害の進行を止めることができるでしょう。

また、客からのストーカー行為がエスカレートしてしまった場合は、職場のスタッフや信頼できる知人などの協力を得ることも非常に重要です。

そうすることで、被害の軽減に繋げられることができるので、ためらわずに対処するようにしましょう。

もし周囲の人に相談できないといった場合には、ストーカー問題に強い専門機関に相談することも有効です。

専門機関に相談することで、適切なアドバイスや問題解決のための措置を提供してくれる場合があります。

特に探偵に相談することで、ストーカー被害の明確な証拠を集めたり、被害軽減のための具体的なアドバイスを受けることが可能です。

さらに、依頼する探偵事務所によってはメンタルケアを実施していることもあるため、精神的なサポートも期待できるでしょう。

T.L探偵事務所でも、ストーカー問題を解決させるための調査を承っています。

「客に待ち伏せされる」「客に監視されている気がする」など、少しでも不安を感じたら、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。