尾行調査を成功させるコツとは?
浮気をする可能性が高い日時を把握する
尾行調査の目的は、浮気現場を目撃・撮影することです。
そのためにはターゲットが浮気をする可能性が高い曜日・時間帯を把握しておくことが重要となります。
まずは1カ月前くらいからターゲットの行動(帰宅時間・出張日・休日出勤日など)を記録し、浮気をする可能性が高い日時を把握しておきましょう。
ターゲットの警戒心を解く
尾行調査をおこなう日が決定したら、その日に自身の予定があることを伝えターゲットの警戒心を解いておきましょう。
- 〇曜日の夜は地元の友達に会うから帰りが遅くなる
- 〇日は親戚の集まりがあるから、朝から実家に帰る
- △曜日は職場のミーティングがあるから遅くなる など
あえてターゲットに自由を与え、油断させておくことで浮気相手と会う確率が上がり、証拠も掴みやすくなります。
変装する
尾行調査をしていることがターゲットにバレないよう、できる限りの変装をおこないましょう。
- 帽子をかぶる
- メガネをかける
- カツラをかぶる
- マスクをつける
- いつもとは違うファッションを心掛ける など
複数回尾行をおこなうときは、その都度変装を変えるのもポイントです。
派手なファッションだとターゲットの目に留まる恐れがあるため、なるべく「地味」「目立たない」「その場に溶け込みやすい」ファッションを心掛けましょう。
証拠撮影に適したカメラを準備する
浮気現場を撮影する用のカメラは、次のようなものがおすすめです。
- 夜間の撮影ができる
- 望遠機能がある
- 防水機能がある
- 軽くて持ち運びしやすい
- 捜査が簡単
不測の事態に備え、予備のバッテリーの準備も忘れないようにしてください。
ターゲットとの距離について
尾行調査は、ターゲットとの距離をほぼ一定に保つのも大事なポイントです。
顔が知られている以上、近付き過ぎるとターゲットにバレてしまう恐れがあります。
しかし離れ過ぎると見失ったり、撮影が困難になることがあるため注意が必要です。
顔が見られず、かつ見失わないために適切な距離は15〜20メートル程度。
だいたい路線バス2台ほどの距離を開けるよう心掛けましょう。
移動方法・手段別のポイント
尾行調査は、ターゲットの移動方法・手段に合わせるのが基本です。
- 徒歩での尾行
履きなれた歩きやすい靴でおこないます。
途中で交通機関やレンタカー、浮気相手の車に乗り換えることも考えるため、多めの現金やクレジットカード、交通系ICカードを準備しておきましょう。
- 自転車での尾行
いつも使用している自転車とは別の自転車を使うことを推奨します。
目立たない色・形の自転車が無難でしょう。
途中で公共交通機関などに乗り換える可能性があることも視野に入れ、上記の「徒歩での尾行」も参考にしてください。
- 車での尾行
できればタクシーの利用がおすすめです。
自分で運転する場合は、相手に気付かれないようレンタカーを借りましょう。
いずれの場合も、尾行に夢中になり過ぎて周囲が見えなくなりがちです。
交通事故や交通違反、思わぬトラブルなどに十分気を付けるようにしてください。
尾行調査で注意すべきリスクとは?良くある失敗例も紹介
ターゲットを見失う
自分でおこなう尾行調査で一番起こりやすいのが、ターゲットを見失うことです。
例えば、次のような失敗例があります。
- 徒歩移動していたターゲットがタクシーに乗った。尾行を続けたいがタクシーが捕まらない。
- ターゲットがエレベーターに乗り、バレたくないので見送った。その結果、ターゲットがどこで降りたか分からず見失ってしまった。
- 満員電車で降り損ねてしまった。
- 車で尾行していたが、ターゲットが乗った車が黄色信号を突っ切ったため追えなくなった。
- ターゲットが乗っている車の速度が早く、スピードに着いていけない。
- ターゲットが飛行機に乗った。追いかけたかったが満席でチケットが買えなかった。
- トイレに行っている間に見失った。
ほかにもさまざまな事例があります。
見失うリスクを少しでも抑えたい場合は、複数人での尾行が効果的です。
友人や家族など、尾行に協力してくれそうな人に相談してみましょう。
確実な証拠が撮影できない
浮気の証拠となるのは、肉体関係が複数回あったことが証明(または推認)できるものに限ります。
例えば、2人でホテルに入っていく写真が複数枚(動画が複数本)、同じ部屋に宿泊したことが分かるものなどが有効です。
単にデート現場を撮影した写真・動画だけでは、「遊びに行っただけ」「取引先との打ち合わせ」など言い逃れされてしまう恐れがあるため注意しましょう。
また、ホテルに入りそうな現場に遭遇したとしても、撮影機材がうまく起動しなかったり、夜間撮影でターゲットの顔がハッキリ映っていなかったというのも良くある失敗例です。
写真や動画の撮影は思っている以上に難しいことを肝に銘じておきましょう。
時間とお金がかかる
前述したように、浮気の証拠は「肉体関係が複数回あったことが証明(または推認)できる写真・動画」が有効です。
そのためには複数回の尾行が必要になり、膨大な時間の確保が必須となります。
また、尾行調査を成功させるための変装用の服や小物、撮影機材の準備、さらには移動交通費などのお金も必要です。
もちろん、時間とお金をかけたのに証拠が掴めなかったり、ターゲットにバレてしまったりなど失敗に終わるケースも考えられます。
証拠を掴むまでに長期間を要する可能性があることも認識しておきましょう。
犯罪の加害者になる恐れも
もっとも注意が必要なのは、尾行中に犯罪の加害者になってしまうことです。
例えば、次のようなケースがあります。
- 張り込みをしていたら不審者と間違われ通報された
- 尾行中にうっかり浮気相手のマンション敷地内に入ってしまい、建造物侵入罪に問われた
- 車で尾行しているときに交通事故を起こし、第三者に怪我を負わせてしまった
- 徒歩で尾行中、停車中の車にぶつかり器物損壊罪に問われた
浮気の証拠を掴むのが目的だったにもかかわらず、自身が犯罪の加害者になってしまっては元も子もありません。
ターゲットを注視するだけでなく、周囲にも目を配ることを忘れないようにしましょう。
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浮気調査は探偵に依頼するのがベスト
浮気調査は自分でおこなえないこともありません。
しかし最短で確実、さらに安心・安全に浮気の証拠を掴みたいときは探偵に依頼するのがベストな方法です。
探偵に依頼するメリット、そして費用面などを含めたデメリットについて解説していきます。
探偵に浮気調査を依頼するメリットとは
- ターゲットに顔バレしていないので、尾行していることに気付かれにくい
- 確実な証拠を入手できる確率が高い
- 自分の時間を束縛されない
- 尾行だけでなく、張り込み・聞き込み・データ収集などさまざまな方法で調査するので、成功率が高い
- 探偵事務所によってはアフターサービス(弁護士・行政書士・カウンセラーの紹介・依頼者の心のケアなど)が完備されている
探偵は調査のプロです。ターゲットにバレないよう、細心の注意を払いながら多種多様な方法で確実な証拠の獲得へと進めていきます。
探偵事務所には全国規模の大規模な事務所や地元密着型の個人事務所、さらには夫婦問題に詳しいカウンセラーが在籍している探偵事務所や、その日の経過報告をおこなうところなどさまざまです。
ほとんどの探偵事務所において依頼者の不安を緩和する体制が完備されているのも、探偵に依頼する大きなメリットといえるでしょう。
探偵に浮気調査を依頼するデメリット
探偵に浮気調査を依頼するデメリットは、やはりお金です。
浮気調査の費用・料金は調査時間・難易度・調査にあたる調査員の人数などで大きく変動し、10万円程度で済む人もいれば100万円以上かかる人もいます。
ほとんどの探偵事務所では無料相談・無料見積もりをおこなっていますので、自分の場合はどのくらいの金額になるか相談してみましょう。
【探偵費用を安く抑えるには】
できるだけ調査費用を安く抑えたい場合は、次の方法がおすすめです。
- 「〇日の△時から2時間だけ調査したい」などピンポイントで調査を依頼する
- 複数の探偵事務所に見積りをとり、1番安い探偵事務所に依頼する
- 予算内で調査してもらうことは可能か相談してみる
支払いが不安な人は、分割払いやクレジットカード決済などに対応している探偵事務所を検討しましょう。
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まとめ
尾行調査は、浮気の証拠を掴むのに有効な手段です。
自分でできないことはありませんが、相手にバレたり、途中で見失ったりするリスクが高く、また「肉体関係が複数回あったことを証明する完璧な証拠」を入手するのは思っている以上に難しいと考えておきましょう。
また、膨大な時間の確保は必須であり、予定外のお金がかかることも忘れてはいけません。
自分で尾行調査をしたがうまくいかなかった人、またできるだけ早く完璧な証拠を手に入れたい人は、探偵事務所へ浮気調査を依頼するのがおすすめです。
探偵は尾行調査だけでなく張り込み・聞き込み・データ収集などさまざまな方法を用いるため、高い確率で証拠の入手が期待できます。
相談と見積りだけなら無料でできるのも、大きな魅力といえるでしょう。
誰にも言えず一人で抱え込んでいると、心身に悪影響を及ぼす恐れがあります。
まずは探偵に話を聞いてもらい、心を軽くするところから始めてみてはいかがでしょうか。