そもそも浮気調査はどんなことをするのか?
「浮気調査と言っても、一体どんなことをするの?」と疑問に思うでしょう。
浮気調査と聞くと、張り込みをしたり証拠写真を撮ってもらうなどといったイメージが強いかもしれません。
探偵での浮気調査は、いきなり調査が始まるのではなく、実施する前にさまざまな準備をします。
まずは、浮気調査の一連の流れを知っておきましょう。
1.探偵事務所へ相談
パートナーの浮気調査を行う前に、最初は探偵事務所に相談をしましょう。
調査をするべきかどうか、調査をしたらどんなことが分かるのかなど、相談を通してあらかじめ知っておくことが重要です。
その際、おおまかな費用についても聞いておくとベストです。
正確な費用は、見積が出てからでないと分かりませんが、この時点でざっくりとした金額を知っておくことで、ある程度心構えが出来るでしょう。
相談や問い合わせは、基本的には無料です。
後日追加で料金が発生することもありませんので、気軽に相談してみてください。
2.面談
相談をして、本格的に探偵事務所へ浮気調査を依頼することを検討しましたら、次は面談を行います。
面談では、あなたがパートナーに対して浮気を感じた理由や、パートナーの行動について、探偵にお話しをしましょう。
例えば、「ここ最近ずっと旦那の帰りが遅い。」や「旦那がずっとスマホで誰かとやり取りをしている。」など、些細なことでもざっくばらんに話してください。
面談の内容をもとに、探偵が調査の方法やスケジュールを計画していきます。
また、相談と同様に基本的には無料となっています。
3.見積
面談でいただいた情報をもとに、探偵が調査方法やスケジュールを提案します。
その際に、浮気調査の費用も正式に提示されます。
何人で調査をするか、どれくらいの期間調査をするか、機材を用いるかなど、それぞれ提案をして
見積を出していきます。
4.契約
探偵が提示した見積にあなたが合意しましたら、いよいよ契約になります。
ここから本格的に浮気調査へと進んでいきます。
5.調査前の準備
いよいよ調査を進めていきますが、その前に準備をします。
見積時に提案をした調査方法やスケジュールはもちろん、どういったルートで浮気調査を進めていくか最終確認をしていきます。
6.調査
ようやくここで浮気調査に入ります。
事前に準備をした、調査方法やスケジュールに沿って、浮気調査を進めていきます。
浮気調査は、さまざまな手法を用いて実施していきます。
代表的なものをあげると、「尾行」、「張り込み」、「撮影(浮気現場の証拠写真を抑えるなど)」、「周囲の人へ聞き込み」などがあります。
これらの手法をプロの探偵が駆使して、浮気の証拠を抑えていきます。
調査中は、都度中間報告があります。
何も報告なしに調査が進むということはありませんので、安心してください。
7.調査報告書の作成・依頼者へ交付
浮気調査が終了したら、探偵は最終的な調査報告書を作成します。
そして、依頼者であるあなたに調査報告書をお渡しします。
調査報告書の他にも、調査中に撮影した写真などもお渡しします。
浮気が確定した場合はもちろんですが、証拠が掴めなかった場合や浮気でなかった場合でも同様に調査結果は報告します。
また、報告書交付時に、必要に応じて弁護士やカウンセラーを紹介することもできます。
もし、紹介をして欲しいという要望がありましたら、担当の探偵へ相談をしましょう。
浮気調査の費用の相場はいくらくらい?
浮気調査は、複数人で行ったり、念入りに調査スケジュールを立てて実施するため、費用が高そうなイメージがありますよね?
確かに浮気調査の費用は、あなたが想像している通りお高いでしょう。
しかし、人によって調査内容や方法が異なってしまうため、明確にいくらくらいとは言えません。
一般的な探偵事務所に浮気調査を依頼すると、ざっくりとした相場で10万〜150万円くらいだと言われています。
短期間で済む浮気調査であれば、10万円、20万円くらいで済むかもしれませんが、長期間でしっかり証拠を掴みたいなどといった場合は100万円を超えることもあります。
そのため、「だいたいこのくらいの金額になる。」といった明確な金額はありません。
浮気調査自体の大まかな相場は幅広いですが、1時間当たりの調査費用の相場は一体いくらくらいになるのでしょうか?
1時間当たりの調査費用の相場は、通常約1万円くらいになります。
しかし、これは調査員一人に対しての費用になります。
浮気調査を調査員一人で行うということは、滅多にありませんので、仮に二人で行うとすると1時間当たり約2万円になります。
さらに1時間だけ調査をする、ということもありませんので、5時間行うとすると、2万円×5時間で10万円になります。
他にも1日だけではなく、3日間であったり1週間であったり、調査内容によって変動していきます。
また、車両や機材などを使用して調査を行う際は、これらの費用の他に諸経費が発生します。
このように調査時間や機材などの諸経費によって金額が変わってしまうため、依頼者の要望する調査内容によって費用が変わってしまうのです。
浮気調査のさまざまな料金体系
浮気調査は、時間によって費用が変わります。
1時間ごとに料金が発生するのはもちろんですが、探偵事務所によっては、20時間・30時間などのパック制もあります。
その他にも浮気調査にはさまざまな料金体系があるので紹介します。
どんな料金体系があって、メリットやデメリットがあるのかも知っておいて、あなたが今後依頼する際の参考にぜひしてみてください。
時間料金制
1時間ごとの費用が決まっている、一般的な料金体系です。
ほとんどの探偵事務所が時間料金制を採用しています。
時間ごとにだいたいいくらか明確で分かりやすいところがメリットです。
しかし、浮気調査にかかる時間が長ければ長いほど高額になってしまうのが、デメリットでしょう。
ちなみに、調査員を2人つけた場合の1時間あたりの相場として、約2万〜3万円となっています。
パック制
20時間で○万円などと、まとまった時間で費用が決まっている料金体系です。
イメージとしては、ネットカフェ等のような料金プランです。
パック制の相場は、20時間で40万円くらい、30時間で60万円くらいになります。
時間料金制で仮に1時間あたり3万円であった場合、20時間調査を行うと、60万円となり、パック制と比べるとかなり高額になってしまいます。
つまり、パック制は、時間料金制と比べて1時間あたりの料金が安くなるのです。
しかし、パック制ですので、短期間で調査が終了してしまった場合は、返金などもできないので、割高ということになってしまいます。
調査対象の情報を少しでも把握していて、調査が短期間で終了しそうな見込みがある場合は、パック制はおすすめできません。
成功報酬型
成功報酬型は、時間料金制やパック制とは違うタイプの料金体系になります。
なんと、浮気調査が成功したら契約した料金を支払う、成功しなかったら料金を払わなくて済む料金体系なのです。
料金が発生しない場合があるので、調査が成功しなかった場合は、もちろんコストはかかりません。
しかし、成功報酬型は探偵側とのトラブルが発生するリスクがあるので要注意です。
あなたは、「調査対象がどんな浮気をして誰と浮気をしているのか」まで特定したいと思っていても、探偵側が「誰と浮気しているかまでは分からなかったが浮気している事実はあった」という結
果だけで、成功報酬を請求してくる、ということもあります。
そのようなリスクを避けるためにも、必ず相談時や見積をする際に、浮気調査が成功になる条件等を、あらかじめ探偵と決めておきましょう。
浮気調査の費用を少しでも抑えるには?
一般的な相場が10万から150万円くらいと言われている浮気調査の費用ですが、可能であればできるだけ費用を抑えて調査を依頼したいですよね。
そんな高額のイメージがある浮気調査ですが、少しでも費用を抑える方法もあるのです。
あなたが調査対象に対する情報がどれくらい知っているかによって、費用を抑えることができます。
例えば、あなたが「仕事はとっくに終わっているはずなのに、ここ最近ずっと旦那の帰りが異様に遅い。」と思っているとします。
この場合、まずは仕事終わりの時間から家に帰ってくるまでの時間を調査をすれば良いのです。
調査対象の行動パターンを少しでも把握している方は、時間料金制で決まった数時間だけ調査を行えば、パック制で長時間調査を進めるより費用を抑えることができます。
逆に、「旦那の様子が不自然すぎるけど、いつ浮気をしているのか全く分からない。」といった場合は、長時間調査を進めることをおすすめします。
長時間の調査をする場合は、パック制の方が1時間あたりの料金が安くなるので、じっくり調査を行うことを検討されている方は、パック制で調査を進めましょう。
しかしながら、自分自身ではどの料金体系が一番安くなりそうか分からないものです。
本格的に浮気調査を検討しているのであれば、さまざまな探偵事務所から見積をとるのがベストです。
最適なプランと費用を提案し、あなたが納得できる探偵事務所に依頼をしましょう。