パートナーの浮気が発覚したら、積極的に行動する
「パートナーと浮気相手を別れさせたい」と思っていても、積極的に行動できない方は多いです。
しかし本当にパートナーに浮気相手と別れて欲しいのであれば、積極的な行動をしましょう。
「浮気相手に飽きて自分の元に戻ってきてくれる」「時間が経てば解決するだろう」このように思っていても、状況は変わらないことがほとんどです。
別れさせるには、自分自身で積極的に行動することが必要になります。
自分でパートナーと浮気相手をフェードアウトさせる方法
自分自身でパートナーと浮気相手をフェードアウトさせる必要があるのは、以下の場合です。
- 当人同士での話し合いによる解決を希望している
- パートナーと浮気相手が性交渉をしていないため、不法行為を立証するのが難しい
このような場合に、パートナーと浮気相手をフェードアウトさせる方法を見ていきましょう。
パートナーと話す
パートナーと直接話をすることで、解決することが可能です。
不倫が始まったきっかけや原因、今後どうしていけば良いか考えることができます。
しかし立会人なしで2人きりで話し合いをする場合、意見の食い違いが生じるかもしれません。
相手の了承を得て、ボイスレコーダーなどを使って録音することをおすすめします。
パートナーの浮気相手と話す
パートナーと浮気関係にあった相手がわざと浮気したのであれば、浮気相手にも共同不法行為による法律上の責任が生じます。
そのためパートナーの浮気相手と話し合いをすることも重要です。
パートナーの浮気相手と話をする際には、パートナとは別々に話し合いましょう。
なぜならパートナーとの話し合いは夫婦関係の整理のためですが、浮気相手との話し合いは不倫問題の整理のためなので、分けて対処する必要があるからです。
また別々に話し合いをすることで、話し合いの途中でパートナーと浮気相手の結託を防げます。
ただパートナーの浮気相手と話し合いをする際には、脅迫罪にならないように注意しましょう。
たとえば「浮気の証拠があるので、慰謝料として300万円払ってください。」と言ってしまえば、脅迫罪に当てはまる可能性が非常に高まり、今後話し合いで不利になってしまいます。
法律の力でパートナーと浮気相手をフェードアウトさせる方法とは
不貞行為は、民法で不法行為とみなされています。
パートナーと浮気相手が性交渉を行った証拠がある場合、法律の力でパートナーと浮気相手を別れさせることが可能です。
法律の力でパートナーと浮気相手を別れさせる方法を紹介します。
自分で内容証明郵便を送る
内容証明郵便とは「日本の郵便サービスが提供する、文書の内容や発送日を証明するための郵便サービス」です。
内容証明郵便は、普通郵便に加えて千数百円の費用がかかりますが、「裁判になった際に利用できる」「不倫相手にプレッシャーを与えられるため、要求に応じさせやすくなる」といったメリットがあります。
浮気相手が内容証明郵便を受け取ると、すぐにパートナーと別れ、態度を改善するのはよくある話です。
裁判を起こしたり損害賠償を請求したりするまでは考えていなくても、内容証明郵便を送るのは効果的なのでおすすめします。
行政書士に内容証明郵便の作成を依頼する
内容証明郵便を自分で作成して送ると、今後の話し合いで不利になる、想定外の不利益を被ることがあります。
このようなリスクを負いたくなければ、行政書士に内容証明郵便の作成を依頼しましょうぐことが可能です。
行政書士に依頼すれば、脅迫的な内容にならないようにしてくれたり、証拠に関して相談に乗ってくれたりするため、有効な証拠なしに内容証明郵便を送ってしまうリスクを防ぐことができます。
また法的拘束力のない内容証明郵便でも、より一層強いプレッシャーを浮気相手に感じさせられます。
なお行政書士に内容証明郵便を依頼するには、約1万円〜3万円必要です。
リスクを防止することを考えると、お金をかける価値があるのではないでしょうか。
浮気相手に示談書に署名と押印をさせる
内容証明郵便は相手にプレッシャーを与えられますが、法的拘束力はありません。
そこで、浮気相手が約束を破ることを防ぐために作成するのが、示談書です。
浮気相手が示談書を作成することもありますが、その場合、こちら側が不利になる内容を含んでいるかもしれません。
行政書士に示談書の作成を依頼することもできますので、少しでもこちら側が有利になりたければ、ぜひ検討してみましょう。
パートナーと浮気相手をフェードアウトさせたければ証拠を手に入れよう
パートナーが浮気していることが確実であっても、かつ浮気の決定的な証拠がないときにできることを3つ紹介します。
自分で証拠を探す
パートナーに浮気の疑いがある場合、大半の人は以下のような方法で自分で浮気調査を行います。
- 財布やバッグの中を調べる
- どこかにGPSを仕込む
- スマホの中身を見る
- 後をつける
- 浮気相手の可能性がある人のSNSを確認する
自分でおこなう浮気調査は、費用がほとんどかからないため金銭的負担が少ないことがメリットです。
しかし時間と労力がかかる、浮気調査がバレる可能性が高い、違法行為を犯すリスクがあるのがデメリットですので、注意しましょう。
パートナーに自白してもらう
あまりおすすめできる方法ではありませんが、浮気に気付いていることをパートナーに話し、自白する方向に持っていくという方法もあります。
自白もれっきとした浮気の証拠になります。
パートナーに自白させるときは、ボイスレコーダーを仕込んでおいたほうがよいでしょう。
ただし「浮気なんかするわけない」「浮気の証拠がどこにあるの?」などと言われると、こちら側が不利になってしまいます。
場合によっては自白を促すのは脅迫と捉えられ、ひどい時には訴えられる恐れもあるため、十分注意しましょう。
相手の警戒心が強くなって浮気の証拠が掴みにくくならないように、上手に自白に持ち込むのがポイントです。
探偵事務所に依頼する
自分の力を尽くしても浮気の証拠が掴めない場合は、探偵事務所に浮気調査を依頼することも検討しましょう。
探偵に依頼するメリットは、以下の通りです。
- 専門的な調査技術があるため、決定的な証拠が掴める可能性がある
- 客観的な証拠を掴める
- プライバシーを守りながら調査できる
- 自分で調査するよりも時間と労力がかからない
- 浮気相手の情報も手に入る
- アフターサポートがあるので、希望が叶う
探偵に依頼すると、時間と労力がかからない上に、自分では手に入れられない証拠が手に入れられて、自分の希望が叶う可能性が高まるのが魅力です。
その代わり、総費用の目安は約30万円〜70万円程度と高額なため、金銭面のデメリットがあります。
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