こんな夫婦は離婚する?離婚の前兆チェックリスト
夫婦の離婚危機は突然訪れるものではなく、何かしらの前兆があるものです。
どのようなものが前兆に該当するのか、ここでは良くある離婚の前兆を10項目ご紹介します。
【離婚の前兆チェックリスト】
- 一緒に過ごす時間が減った
- 小さなことで文句を言われたり、喧嘩をすることが増えた
- 家族に無関心
- 会話が成り立たない
- セックスレス
- 浮気・不倫
- DV・モラハラ
- 親との同居
- 借金・ギャンブル・浪費
- パーソナリティ障害の可能性も
上記10項目について詳しく見ていきましょう。
1. 一緒に過ごす時間が減った
同じ家に住んでいるのにも関わらず一緒に過ごす時間が減っている場合、コミュニケーション不足になり離婚危機に陥りやすくなります。
- 仕事が忙しく、連日帰る時間が遅い
- 一緒に食事をとらない
- お互いの予定を把握していない
- 休日もお互いに別行動をする
さまざまな事情があるとは思いますが、それらが積み重なってしまうと夫婦仲も冷めやすくなってしまうものです。
この状態が続くと、相手は「夫婦でいる意味がないのでは?」という考えに至ってしまい、最終的に夫婦関係の破綻に繋がってしまいます。
2. 小さなことで文句を言われたり、喧嘩をすることが増えた
些細なことで文句を言われたり、言い合いになったりなど、喧嘩が増えた場合も夫婦仲が悪化している証拠。
いつ相手から離婚を言い渡されるか分からない状態だと思っておきましょう。
- 帰りが遅い
- 家事・育児に無関心
- 片付けない・散らかす
- 休日に家族を置いて遊びに行く
- 注意されても改善してしない
上記のような行動をしていると、相手はストレスが溜まる一方です。
もちろん「結婚当初は許してくれた」「むしろ足りないところを愛してくれた」と思っている人もいるでしょう。
しかし、年月が経てば経つほど相手の嫌なところが目に付くようになったり、以前は許していたことに対しても不満に思うようになるのはごく自然なことです。
相手に甘え過ぎていた部分がないか、反省すべき点はないか、これまでのことを振り返ってみてください。
3. 家族に無関心
「仕事が忙しくて家のことまで手が回らない」「疲れて帰って来ているのに、家事や育児までしたくない」など家族に無関心になっていると、いつの間にか「いてもいなくてもいい存在」になってしまいます。
- 話しかけられても上の空で返事をしてしまう
- 家事や育児を配偶者に任せっきり
- 記念日やイベントごとを忘れている
愛情の反対は「無関心」です。
家族に対して無関心な態度を続けていると、家族もあなたに対して無関心になることは当然のこと。
相手や子供の言動・態度がおかしいと感じているときは、自身が家族に無関心ではなかったか考えてみましょう。
4. 会話が成り立たない
会話が成り立たなくなるのも離婚の前兆のひとつです。
【離婚する夫婦の会話パターン】
- 相手の話に対し相槌だけしか返さない
- 相手の思い・考えを受け入れない
- バカにするような言葉を使う
- 攻撃的な言葉遣い
- 些細なミスを咎める
- 謝罪をしない・謝罪を受け入れない
- 過去の話を蒸し返す
- 会話がほとんどない
もちろん「そもそも会話がない」「会話をしても楽しくない」というのも離婚の前兆です。
相手の話に興味を示しているか、会話がワンパターンかしていないか思い出してみましょう。
5. セックスレス
「性交渉が減ってしまったことが離婚のトリガーになった」という夫婦は珍しくありません。
あなたもパートナーも「性交渉がなくても、お互いが仲良ければそれでいい」といった思考を持っているのであれば、セックスレスになったとしても離婚に繋がる心配はほとんどないでしょう。
しかし、どちらか一方が性交渉がないことに不安な気持ちを抱いているとなると、浮気に走りやすくなったり、浮気をせずとも離婚を考えてしまうことがあります。
6. 浮気・不倫
どんな理由があれど、浮気・不倫は配偶者を裏切る行為。
夫、または妻のどちらかが浮気・不倫をしてしまうと、相手の信頼を失ってしまい離婚に繋がりかねません。
もちろん、さまざまな事情から離婚をせずに再構築を選ぶ夫婦もいますが、再構築の最中に再び浮気・不倫をしたり、シタ側がサレた側に責められ続けることに耐えられなかったりなど、再構築がうまくいかなくなるケースも珍しくありません。
夫婦のどちらかが一度でも浮気・不倫をしたら、夫婦関係は元に戻りにくく、離婚に繋がりやすくなることは間違いないでしょう。
いきなり離婚を言い渡されたり、相手の言動が冷たくなったときは、相手が浮気をしている可能性があります。
詳しくは後述する「離婚危機は防げる?終わりのサインに気付いたときの対処方法」「離婚したほうがいい夫婦もいる」をご参考ください。
7. DV・モラハラ
DV(家庭内暴力)やモラハラ(モラルハラスメント)の被害を受けている夫、または妻は、配偶者との離婚を望んでいることがほとんどです。
- 身体的DV…殴る・蹴るなどの暴力行為がある
- 経済的DV…生活費を渡さない、働かせない、お小遣いを制限する
- 社会的DV…交友関係を制限する、普段の行動を逐一報告させる、実家に帰らせない・電話やLINE履歴をチェックする など
- モラハラ…言葉で精神的に追い詰める、配偶者や子どもをバカにするような言葉を使う、長期間無視し続ける、命令口調、人格を否定する、恐怖で支配する など
加害側は自覚がないことが多く、むしろ「お前のために」「お前が悪い」など相手に責任を押し付けがちです。
DV・モラハラは、育ってきた環境が影響していることもあります(父親・母親・祖父母がDV・モラハラ気質だったなど)。
自分で辞めるのが難しいときは、医療機関やカウンセリング機関での相談を検討しましょう。
もしも肉体的・精神的DVの被害に遭っているときは、自身の身を守るためにも出来るだけ早く警察や弁護士、または自治体の福祉窓口までご相談ください。
8. 親との同居
夫婦のどちらかの親と同居したことがきっかけで、夫婦仲が悪くなり離婚に繋がった夫婦も少なくありません。
- 義父・義母から嫌味を言われる・嫌がらせをされる
- 家庭内で疎外感を覚える
- 生活習慣の相違
- 義両親・義兄弟・義姉妹と相性が悪い
「嫁姑問題が勃発したときに、夫が義母の味方をする」「義両親に対する不満を配偶者から相談されても、"うまくやってくれ”と仲介せず、問題から逃げようとする」というのも良くある話です。
誰かの我慢で成り立つ家族は長続きはしません。
このような状態が続くと、離婚・別居へと進むリスクが高くなるのは当たり前のことだと認識しておいてください。
9. 借金・ギャンブル・浪費
お金に関する価値観の違いも夫婦仲が悪くなる原因です。
- 生活費をギャンブルに使う
- ギャンブルや投資目的で借金をしていた
- 趣味にお金を使い過ぎる
- 買い物依存症
お金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように、夫婦どちらかの借金・ギャンブル・浪費が夫婦間の縁を切る=離婚に繋がるケースは多くあります。
夫婦間に子供がいる場合、「あのお金があったら教育費に回せたのに」「夫・妻の浪費癖のせいで子供を塾に行かせられない」などの問題も出てくるでしょう。
自分の意思でお金をコントロールするのが難しいときは、心療内科や専門家への相談をご検討ください。
10. パーソナリティ障害の可能性も
自覚がある・無自覚に関わらず、どちらかがパーソナリティ障害を抱えている夫婦も離婚しやすい傾向にあります。
- 物事へのこだわりが強い
- 協調性がない
- 自分の否を認めない
- 他者への不信感が強い
- 感情が不安定
- 道徳心がない
パーソナリティ障害の背景に、発達障害が隠れている可能性も否定できません。
パーソナリティ障害や発達障害を持つ相手とのコミュニケーションがうまくいかず、ストレスから自身が病んでしまうこと(カサンドラ症候群)で離婚に至る夫婦もいます。
夫、または妻にパーソナリティ障害の疑いがあるときは、本人でなくても受診・相談ができる医療機関やカウンセリング機関に相談してみましょう。
離婚しやすい男性・女性の特徴とは?
どんなに仲がいい夫婦でも、離婚危機は必ずあるといっても過言ではありません。
危機を乗り越えて絆が深くなる夫婦もいれば、そうではない夫婦もいます。
では、離婚しやすい男性・女性にはどんな特徴があるのか、確認してみましょう。
- [ ] 自分勝手・自己中心的・ワガママ
- [ ] 人を見下す・モラハラ
- [ ] 家事や育児をしない
- [ ] こだわりが強い・妥協しない
- [ ] お金遣いが荒い・浪費家
- [ ] 浮気症・恋愛体質
- [ ] 自分に甘く、他人に厳しい
- [ ] 注意すると逆ギレする
- [ ] 相手にだけ努力を求めようとする
- [ ] DV気質・暴力や暴言を「相手のため」だと思っている
離婚しやすい男性・女性の特徴には上記のような傾向がみられます。
元はといえば夫婦は他人同士です。
思いやりがなければ成り立たない関係にあります。
自分の性格や言動が上記のような特徴に当てはまっていないか、相手から上記のようなことで注意・指摘されたことはないか、自分を省みてはなかったか考えてみましょう。
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離婚危機は防げる?終わりのサインに気付いたときの対処方法
離婚をする夫婦には何らかの前兆・特徴があるのは前章でお伝えした通りです。
当てはまる項目がある場合、近い将来離婚に至る可能性が高いと考えられます。
もしも「離婚したくない」と思っているのならば、今から努力して悪いところを改善する姿勢を見せれば離婚を回避することは可能です。
- 一緒にいる時間を増やす
- 2人で出掛ける
- パートナーとしっかり話し合う
- 相手の不満・価値観・を受け入れる
- 言葉や手紙、LINEなどで小まめにコミュニケーションを取る
- 信頼できる第三者や専門機関に相談する
- 夫婦でカウンセリングを受ける
自分に問題があり夫婦の危機を迎えている場合は、今日からでも自分の態度を改め、相手に思いやりを持って接することをおすすめします。
謝罪しなければならないことがあったら、できるだけ早めに誠心誠意を持ってお詫びしましょう。
不安な場合は、夫婦問題に詳しいカウンセラーや心療内科、自治体の福祉窓口といった専門機関に相談するのがおすすめです。
夫婦問題に特化した機関であれば、アドバイスや解決案を提案してもらえるでしょう。
そうすることで離婚危機を回避できる可能性が高まるのはもちろん、これまで以上に夫婦仲が良くなる可能性があります。
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離婚したほうがいい夫婦もいる
これまで離婚する夫婦の前兆や、離婚しやすい男性・女性の特徴などについて解説してきましたが、離婚は必ずしも悪いことだとはいえません。
なかには、離婚したほうがいい夫婦もいます。
- DV・モラハラが日常化している
- 浮気・借金・ギャンブルを繰り返す
- 子供の教育に悪影響を及ぼす恐れがある
- 夫婦でいることが精神的に辛い
もしも真剣に離婚を検討するのであれば、離婚話を切り出す前に離婚の原因となっている事柄について証拠を集めることをおすすめします。
証拠は自分で集めることもできますが、離婚準備を始めていることを相手に知られたくない・バレたくないときは、調査のプロ・探偵事務所に相談してみましょう。
探偵に依頼した際の調査費用は難易度によって異なるため、まずは無料見積もり相談から始めてみるのがおすすめです。
占い・霊視・スピリチュアルな情報に要注意
夫婦問題に悩んだとき、占いや霊視などに頼る人も少なく無いでしょう。
お守り程度に話を聞くだけであれば問題はありませんが、スピリチュアルな話や情報を鵜呑みにするのは大変危険です。
- 離婚したほうがあなたの波動があがる
- 子供を手放したほうがいい
- 離婚したら運命は変わる
上記のように言葉で相手を不安にさせ、「悪霊・生霊が憑いているからお祓いが必要」「このお守りを買えば夫婦仲が良くなる」などと理由を付けて高額な金銭を騙し取る悪質な占い師・霊能者も存在します。
占いや霊視にお金を使い過ぎないよう、スピリチュアルな話にばかり耳を傾けて現実逃避しないようご注意ください。
まとめ ~離婚の危機が迫ったら探偵への相談もおすすめ~
今回は離婚する夫婦の前兆などについてご紹介してきました。
離婚しやすい夫婦と離婚しない夫婦の違いが分かり、離婚危機を防止していく一歩となれば幸いです。
しかし「そろそろ離婚しそうだけど、自分の力ではどうにもならないかも」「離婚準備としてDV・モラハラ・浮気・借金などの証拠集めをしたい」と思ったときは、探偵事務所への相談をご検討ください。
弊社・T.L探偵事務所でも24時間無料相談窓口を開設しており、これまでにさまざまなご相談をいただいております。
あなたの置かれている状況をヒアリングし、今後どうするべきかをアドバイスいたしますので、まずは気軽にお話をお聞かせください。
残念ながら、1人で悩んでいるだけでは解決できないこともあります。
よりより未来へ進むためにも、まずは一歩踏み出すところから始めてみましょう。