車のナンバープレートで所有者の情報を割り出すことはできるのか?
当て逃げや煽り運転をされたり、あなたの家の敷地内にずっと知らない放置車両が置いてあるなど、そういった際、車の所有者を知りたいですよね。
しかし、相手が知らない人であれば、どこの誰か割り出すことは難しいものです。
そこで一番手に入れやすい情報が、車のナンバープレートです。
ナンバープレートを覚えておくことで、車の所有者の情報が分かりそうだと思いますが、本当に所有者の情報を特定することはできるのでしょうか。
結論から申し上げると、残念ながら、ナンバープレートを知ったところで直接「どこの誰」と割り出すことはできません。
2006年11月19日以前であれば、誰でも簡単に調べることはできましたが、道路運送車両法の改正やプライバシー保護の観点により、ナンバープレートだけで車の所有者を調べることができなくなってしまいました。
調べることもできるのですが、その場合、各車両の車体番号なども必要になります。
車体番号は、ボンネット奥や運転席の下などに打刻しているため、他人が気軽に探すことは難しいものです。
そのため、ナンバープレートだけで車の所有者を特定するこということはほぼできないと思ってよいでしょう。
しかしながら、警察などを介することによって特定することができるといった例外もあります。
あなたのおかれている状況によっては調べることもできるので、まずはどのような状況でなぜ車の所有者を調べたいか整理をしましょう。
警察を介してナンバープレートから車の所有者を調べる方法とは?
車のナンバープレートを知っただけでは、車の所有者を調べることは基本的には難しいことです。
しかし、状況によっては、警察に依頼をすることで車の所有者を特定させることができるケースもあります。
では、警察を介してナンバープレートから車の所有者を調べるにはどういった場合のみ有効なのでしょうか。
具体的に申し上げますと、事件性のある場合に関しては、警察を介して車のナンバープレートから所有者を特定することができます。
事件性のある場合というのは、当て逃げやひき逃げなどが該当します。
これらの場合は、警察で管理しているナンバー検索システムから紹介をして、所有者を割り出すことができます。
名前の他にも、車の所有者の住所を割り出すこともできるので、早期発見が期待できます。
また、ナンバー検索システムを使わず、事件があった現場付近や防犯カメラを警察が調べて、該当の車を探し出すこともあります。
ひき逃げや当て逃げなどの事件性のある事態にあなたが巻き込まれてしまったら、一部分でも良いのでできる限り車のナンバープレートを覚えておくようにしましょう。
ただし、浮気調査や人探しなど、事件性の低い場合でナンバープレートから車を探したいというときは、警察で対応してくれないので注意してください。
自分でナンバープレートから車の所有者を調べることはできるのか?
警察に問い合わせるほどではないけど、ある車の所有者をナンバープレートから調べたいというときもあるでしょう。
例えば、昔の知り合いが乗っていた車を見かけて、ナンバープレートだけは覚えたので、今どこに住んでいるか知りたいといった場合や、知らない車に夫が女とドライブしているのを見かけて、浮気相手を調べたいなどといったケースが挙げられるでしょう。
しかしながら、こういった事件性が低いケースに関しては、警察が対応することはありません。
このような場合、自分でナンバープレートから車の所有者を調べられれば、気軽で便利だと思いますが、一体自分で調べることはできるのでしょうか。
実は自分で車のナンバープレートから所有者を調べることができるシステムは出ていません。
検索エンジンやアプリ、専用のサイトなども出回っていないのが現実です。
そのため、当然ながら自分でナンバープレートから車の所有者を割り出すということはできないのです。
もし、インターネットなどでナンバープレートを照会して、車の所有者を特定できたとしても、それはプライバシーの保護に反してしまうため、違法行為になってしまいます。
もちろん、そういった違法行為をしている業者にナンバープレートから車の所有者を割り出してほしいと依頼をすることも禁止しています。
くれぐれも自分だけの力で無理にでもナンバープレートから車の所有者を特定するような行為はしないようにしましょう。
実は、探偵でもナンバープレートから車の所有者を調べることができる!
浮気調査や人探しなどといった目的では、ナンバープレートから車の所有者を特定することは基本的には難しいことです。
警察でも対応してくれないですし、自分で調べることも不可能と考えて良いでしょう。
しかし、実は1つだけ、調べる方法があるのです。
それは、探偵を介して依頼をすることによって、ナンバープレートから車の所有者を特定することが実現できるのです。
探偵事務所への依頼となると、費用の相場が約10〜30万円で有料かつ高額となってしまいますが、人探しなどを専門としているプロによる調査が進められるため、スムーズかつ早い段階で車の所有者を割り出せます。
警察と違って、専用のナンバープレートを管理しているシステムから照会して調べるのではなく、ナンバープレートの他、車両の色や車種、場所などをもとに張り込みや聞き込みを中心とした調査を行なっていきます。
その調査から、車の所有者の名前はもちろん、住所などの個人情報を特定することができます。
また、調査の成功率は探偵によって違いますが、9割以上の成功率を実現している探偵もいます。
そして、当て逃げやひき逃げなどといった事件性のあるケースはもちろん、浮気調査や人探しに関わるケースでも引き受ける場合もありますので、警察で対応してくれなかった場合などは、探偵事務所に調査を依頼するのも良いでしょう。
ナンバープレートから車の所有者を調べたいなら探偵へ相談を
ナンバープレートから車の所有者を調べることは一般的にはできないことが多いです。
特に、当て逃げやひき逃げなどの事件性の高いケースに関わっていない場合に車の所有者を調べるといったことは難しいです。
しかし、どうしても車の所有者を知りたいということもあるでしょう。
そういった際は、初めから探偵事務所に調査を依頼することをおすすめします。
探偵は、人探しを中心とした調査のプロ集団です。
自分のことをひいた車の所有者を特定をしたいなどといった、事件性のあるケースから、たまたま見かけた車に乗っていた昔の知り合いのことを特定したいなどといったケースまで、調査の対象としています。
そして、ナンバープレートはもちろん、あなたから頂いた情報をもとに厳密な調査をして、必ず車の所有者を特定させます。
探偵での調査と聞くと、怪しいと思われがちですが、合法的に調査を行なっているのでご安心ください。
そして、合法的な調査を行なっている探偵であれば、スムーズかつ効率的に調査を進めていくので、早い段階で所有者を特定することを実現できます。
探偵は、24時間365日無料相談を行なっている事務所も多いため、もしあなたが車の所有者を特定したいと少しでも悩んだ場合は、まずは気軽にお問い合わせください。
早めの相談と行動をして、できるだけ早くあなたが調べたいと思っている車の所有者を特定し、あなたの悩みを少しでも解決させていきましょう。