結婚詐欺にあたる行為とはどんなものがある?被害に遭わないための対策法も紹介

結婚詐欺にあたる行為とはどんなものがある?被害に遭わないための対策法も紹介

2023.01.22 / # 詐欺被害調査

「結婚を決めた相手から最近やたらお金を貸してほしいと言われている。」 「将来、結婚する予定の相手にお金を貸したら、それ以降連絡がつかなくなってしまった。」 あなたはこのような経験をしたことはありませんか? 結婚をする予定の相手から、執拗にお金を貸してほしいと迫られたり、お金を貸したら連絡が取れなくなってしまうと、不信感を抱きますよね。 実はその行為、結婚詐欺の可能性があります。 そして、あなたは今、詐欺の被害に遭っているのです。 しかしながら、結婚詐欺にあたる行為ってなかなか気づきませんよね。 あなたは、相手を信用して好意を抱いているので、「お金を貸して。」と言われても返してもらえることを信じて貸してしまうものです。 逆に、相手の言動を全て疑って、初めから結婚詐欺と決めつけたとしても、実は単純にお金を貸して欲しかっただけということもあります。 相手が詐欺でもなく本当にあなたのことが好きにも関わらず、あなたが勝手に「結婚詐欺だ。」とい疑ってしまったら円満だった二人の関係に亀裂が入ってしまう可能性もあります。 では、一体どんな行為が、本当の結婚詐欺に該当するのでしょうか。 今回は、結婚詐欺の定義やその行為の特徴を紹介していきます。 そして、あなたがこれから結婚詐欺に合わないようにするための対策法も紹介していきます。 まずは、結婚詐欺についてよく知っておいて、あなたの被害を最小限に抑えるようにしましょう。

結婚詐欺とは?

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結婚詐欺ってニュースなどでも名前だけはよく聞きますが、どんな詐欺か分かりにくいですよね。

ただの詐欺ではなく、結婚が噛み合っている詐欺なので、想像することが難しいでしょう。

では、結婚詐欺とは、どういった詐欺なのでしょうか。

簡単に説明をすると、「結婚の意思がないのに、詐欺師が結婚をすることをほのめかし、被害者からお金などを騙し取る」という詐欺です。

結婚詐欺の詐欺師は、主に婚活パーティ婚活サイトに生息していて、そこに登録している金銭を持ってそうな相手をターゲットにして、詐欺行為をしていくのです。

積極的にターゲットに近づき、早い段階から結婚を意識させるような行動を起こしていきます。

婚活パーティや婚活サイトに登録している人たちは皆、結婚を目的としているため、結婚を意識させるような言葉を言われたら、真剣になり信じてしまいがちなのです。

そして、信じたところに詐欺師が「お金を貸して。」と迫り、被害者も詐欺師のことを信じ切ってしまっているため、ついついお金を貸してしまいます。

ある程度のお金を騙し取ったら、詐欺師はもう被害者に用はないので、被害者の前から突然姿をけして音信不通となってしまうのです。

そして、ここでようやく被害者は「結婚詐欺に遭ってしまった。」と気づくパターンが多いのです。

このように被害者の恋愛感情を利用した悪質な詐欺なので、お金を取られてしまうダメージも大きいのはもちろんですが、精神的ショックも受けやすいのです。

さらに、「もしかして結婚詐欺かもしれない?」と思って、早い段階から警察などの機関に相談をしても、「ただの男女関係のもつれ」として対応してくれない場合もあります。

結婚詐欺の線引きは非常に分かりにくいかつ難しいため、年々被害に遭ってしまう人が増加している傾向となっているのです。

どんな行為が結婚詐欺にあたるのか?

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結婚詐欺は、「恋愛感情を使ってお金などを騙し取られる詐欺行為」ということはよく分かりましたね。

しかしながらそれだけでは理解しがたいものです。

具体的にどんな行為が結婚詐欺にあたるのか解説をしていきます。

実は、結婚詐欺に該当する行為には明確な定義があるのです。

それは、刑法上の詐欺罪(刑法246条)の構成要件に当てはまっている行為が結婚詐欺にあたると言われています。

その構成要件は以下の4点になります。

1.欺罔行為(嘘をつくこと)
2.錯誤(騙されること)
3.財物の交付(お金を支払うこと)
4.因果関係(嘘をつかれ、騙され、騙されてお金を支払ってしまう)

以上の4点が全て当てはまった行為が結婚詐欺に該当するのです。

つまり、こちらの1〜4を全て当てはめるとこのようになります。

「結婚する意思がないのに結婚を約束すると被害者に嘘をつき、それにより被害者は結婚するものだと思い込んで騙されて、詐欺師にお金を支払ってしまう。これらの間に因果関係がある。」と言うことになります。

もしかして結婚詐欺?結婚詐欺師の特徴チェックリスト

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結婚詐欺は、実際に被害に遭ってからでないとなかなか気づけないことです。

しかしながら、被害に遭って泣き寝入りしてしまうのは、絶対に避けたいところですよね。

婚活パーティや婚活サイトを利用するのは個人の自由ですが、もし利用をする際は詐欺師でないか見分けることが重要です。

では、結婚詐欺師にはどんな特徴があるのでしょうか。

ここでは、あなたが結婚詐欺の被害を最小限にしたり被害に遭わないようにするため、結婚詐欺師の特徴6つ紹介していきます。

該当する相手の特徴を想像してチェックをしてみてくださいね。

もし、一つでも当てはまってしまったら、相手は結婚詐欺師の可能性が非常に高いので今後の付き合い方を考えていきましょう。

1.スペックがやたら高い

有名大学出身であることや、大手企業で働いていること、あるいは自分で会社を経営していて社長をやっているとアピールをしている人には要注意です。

女性の結婚詐欺師の場合は、「茶道や華道が趣味。」などと言って、育ちが良いお嬢様アピールをすることが多いです。

しかしながら、このスペックは嘘であることが多いです。

高スペックであることをアピールするのは、相手の気を引くのはもちろんですが、財力があると信じ込ませて、今後「お金を貸して。」と言われても被害者が「すぐに返してくれるだろう。」という心理にさせるためでもあります。

2.自分のことを話さない

結婚詐欺師の主な特徴として、自分のことをあまり話さないことが多いです。

それは、むやみに話してボロを出さないようにするためです。

高スペックであることをアピールしている割には、家族のことや生い立ちなどを話さない人には要注意です。

また、あなたの方から教えてと聞いても、聞いてないふりをしたり、はぐらかされます。

3.お金のことについて執拗に聞かれる

あなたがどんな仕事をして、どれくらいの収入を得ているのか執拗に聞かれたら、結婚詐欺師と疑って良いでしょう。

これは、今後あなたからお金を騙し取るために、事前にあなたがどれくらいのお金を持っているのか知っておくためです。

お金だけではなく、不動産などの資産についても執拗に聞かれたら危険です。

4.仕事や家族の病気などを理由に、「お金を貸して。」と言われ始める

お金を貸してもらうことを要求する上で、仕事や家族の病気などを理由にあなたに相談を持ちかけてきたら、結婚詐欺師の可能性が非常に高いです。

仕事や家族の病気が理由であれば、多額な金額だとしても同情をして、お金を貸してしまいがちです。

もちろんそのお金は騙し取っただけなので、当然返ってくることはありません。

このような理由でお金を貸してもらうことを要求してきたら要注意です。

また、結婚詐欺師の相手と知り合ってすぐにはこの相談をされることはほとんどありませんが、ある程度あなたとの関係を深めてから、話を振られることがあります。

信用できる関係を構築しないと、詐欺師もあなたからお金を騙し取れないからです。

5.「結婚準備金」としてお金を預かることを提案される

4の言動でお金を騙し取られるパターンも多いですが、「結婚準備金としてお金を預かりたい。」と提案された場合も要注意です。

「結婚」というワードを使うことにより、あなたに「いよいよ結婚をするんだな。」と意識させるためです。

そして、結婚する気にさせて、お金を騙し取るのです。

もしこのような提案をされてしまったら、「別々にお金を貯めよう。」とあなたから逆提案をしてみて、様子を伺っても良いでしょう。

6.突然姿を消し、音信不通になる

あなたからある程度お金を騙し取ったら、結婚詐欺師はあなたに連絡などもせず突然姿を消します。

音信不通になってしまったら、100%結婚詐欺です。

そして、結婚詐欺の被害に遭ってしまう人は、初めから結婚詐欺ということになかなか気づけず、お金を取られ、逃げられてからようやく気づくのです。

このような被害に遭う前に気づけるようにして、ダメージを最小限にしましょう。

結婚詐欺に遭わないための対策法

対策
結婚詐欺は、相手と出会った当初はなかなか気づけないものです。

そして、知らぬ間にあなたは騙されて、被害に遭ってしまうというケースが多いです。

そんななかなか気づきにくい結婚詐欺の被害を未然に防ぐ方法はあるのでしょうか?

一番は、婚活パーティなどで人と知り合わないことがベストですが、結婚相手を探したい気持ちも大変分かりますので、それは難しいでしょう。

そのような場に行って、人と知り合う際は、とにかくコミュニケーションをとることが大切で、そのコミュニケーションこそが対処の一つでもあります。

結婚詐欺師は、どこの大学を出て、どこに就職しているなどの簡単な内容は自ら話してくれることが多いですが、細かいことはなかなか話してくれないものです。

そこで、大学ではどんなことを学んでいたのかとか、どういった仕事をしているのか、会社の場所はどこなのかなど、さらに掘り下げた話をあなたからしていきましょう。

答えられなかったり、嘘の情報を言っていたら結婚詐欺師の可能性が非常に高いので、その人とはこの時点で関わるのをやめるようにしましょう。

また、ある程度結婚詐欺師かもしれない相手と関係を深めてしまった場合は、「怪しいかも?」と思った段階から、相手と話した内容な行動などを記録するようにしましょう。

もしかすると、その話や行動の中で、辻褄が合わない部分が見つかるかもしれません。

また、今後あなたが警察や探偵事務所に相談することを検討している場合、このような記録は重要な証拠となるので、些細なことでも情報を集めておきましょう。

少しでも「怪しいな。」と思ったら探偵へ相談!

結婚詐欺にあたる行為や特徴について、理解を深められたでしょうか?

結婚詐欺は、なかなか気づけず、気をつけようと思っていても被害にあってしまうことの多いものですが、事前に対策をしておけば被害を最小限にすることもできます。

しかしながら、既にもう詐欺師と出会ってしまって、詐欺まがいの被害を受けているかもと感じたら、自分だけの力で解決せず、他の人にも頼ってみると安全です。

家族や知人に相談をするのももちろん良いですが、あなたが受けている被害について細かく相談をして、解決したいと考えているのであれば、初めから探偵事務所に相談をすることをおすすめします。

探偵事務所では、結婚詐欺師の本質を調べたり、証拠を集めていき、あなたの被害を軽減させるのはもちろん、あなた以外の被害者も増やさないよう徹底的に調査をしていきます。

また、いつでも相談を無料で受け付けているので、結婚する予定の相手が「もしかして詐欺師かもしれない。」と思ったり、疑問点などがあったらまずは気軽にお問い合わせください。

結婚詐欺の被害に遭わないためには、何事も少しでも早くあなた自身が行動を起こすことが重要です。

そして、あなたの行動によって、全国の結婚詐欺師を減らして、誰もが詐欺に怯えず安心して結婚相手を探すことができる環境に変えていきましょう。
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