投資詐欺とはどんなもの?システムを解説
投資詐欺と聞いて、具体的にどのような詐欺で、どんな仕組みで被害者を騙していくのかわからない方も多いでしょう。
ここでは一般的な投資詐欺について詳しく説明いたします。
事例を知る前に、まずは投資詐欺がどんなものかを理解するようにしてみてください。
投資詐欺とは?
投資詐欺とは、「この株に投資すれば必ず儲かる」「儲かる方法を教える」などと被害者のプラスになるような謳い文句で投資を進め、金銭を騙し取る手口のことです。
これらの手口は、近年増加している傾向があります。
警視庁が2024年11月末に公表した調査によると以下の結果が出ています。
- 2023年1月〜12月までは投資詐欺による被害件数が2,271件であったのに対し、2024年1月〜11月は5,939件発生している。
- 2023年と比較すると2024年では2倍以上被害件数が増加している。
- 被害者の年齢層は幅広いが、特に40〜60代が多い。
- 若年層にあたる10〜20代の被害者は全体の約10%弱である。
- 女性よりも男性の被害者が多い
出典:「令和6年11月末におけるSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について」-警視庁
このような結果が出ている通り、投資詐欺の被害件数は増加しており、そのうえどの年代の方でも騙されやすいものであることがわかります。
また、投資詐欺は、SNS上のダイレクトメッセージやインターネット上のバナー広告をきっかけに詐欺師との接触が始まり、その後、LINEなどのツールでやり取りをする形で進められます。
日頃からインターネットを利用する機会が多い若年層の方は、ネットリテラシーが強く、こうした詐欺師に騙されない印象が強いかもしれません。
しかし、何らかのきっかけでこうした投資詐欺に騙され、簡単に多額の金銭を失ってしまうということもあり得るのです。
投資詐欺で多い手法「ポンジ・スキーム」の特徴
投資詐欺にはさまざまな種類がありますが、そのほとんどが「ポンジ・スキーム」と呼ばれる手法でおこなわれています。
ポンジ・スキームは、日本では「出資金詐欺」とも言われています。
ここからはポンジ・スキームの特徴をご紹介します。
ポンジ・スキームの特徴
ポンジ・スキームは、以下の手口で進められます。
①元本保証・無リスクであることをうたう
例:「年10%や20%」などの高利回りの投資案件で高い配当を得られると持ち掛ける。
誰でも簡単に儲かるなどといった広告を出す。
②「運用をプロがする」などとうたうが、実際は運用していない。
③新しい出資者からの資金を配当金に当てられるが、実際には別の被害者の資金が回ってきただけ。
最初の期間は高い配当金を受け取れるため、信用してしまう方が多いですが、出資者が少なくなると、当然配当が滞るようになり破綻します。
資金の借り入れと返済を繰り返す「自転車操業」をイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
破綻してしまうと、当然お金は戻らず、詐欺師とも音信不通になり、泣き寝入りすることがほとんどだと言われています。
大学生を狙う投資詐欺の具体的な手口について
ここでは、近年大学生の間で横行している投資詐欺の手口についてご紹介いたします。
オーディション詐欺の手口
オーディション詐欺とは、タレントやアイドルなどの募集と称した偽のオーディションを行い、合格通知を出してからレッスン料として、何十万も支払わせる手口のことを言います。
タレントやアイドルなどになりたいと夢を持って真剣に取り組んでいる若者の心を利用した卑劣な詐欺です。
こうした詐欺の被害者は、「お金を払えば、あと一歩で夢が叶う」と希望を抱き、金銭を支払ってしまうのです。
USB詐欺の手口
USB詐欺とは、「USBメモリの中には、儲け話の必勝パターンが入っている」などといい、USBメモリを高額で売りつける詐欺です。
事前にクリーングオフができると説明を受けることで、信じてしまう人が多いでしょう。
この詐欺の特徴は、友人や知人から進められることが多く、信用している相手からの話ということから鵜呑みにしてしまい、金銭を支払ってしまいがちです。
また、話しを持ち掛けてくる友人や知人も紹介料などの設定があり、騙されたと気づく前に安易に紹介してしまい、被害が拡大していくことになります。
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投資詐欺に引っかかる人の特徴
投資詐欺に簡単に引っかからないようにするためにも、どんな人が投資詐欺に引っかかりやすいか特徴を理解することが大切です。
投資詐欺に引っかかったことがない人は、まさか自分は引っかかるないだろうと考えているかもしれません。
しかし、実際そういう人ほど騙されやすいと言えますので、注意が必要です。
今後被害に遭わないようにするためにも、ここでは投資詐欺に引っかかる人の特徴を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
特徴① 自分は騙されないと思い込んでいる
自分は騙されないと思い込んでいる人は、警戒心がなく相手をすぐに信じてしまい、騙されてしまう傾向にあります。
今ではさまざまな詐欺の手法があるため、見極めるのが非常に難しいのが実情です。
詐欺師の中には時間をかけ、信頼関係を築いてから詐欺行為を仕掛けてくる人物もいますので、常に警戒心を持つように心がけると良いでしょう。
騙されないと思い込んでいる傾向がある方は、普段から「自分も騙される可能性がある」という視点を持つようにすることで、詐欺被害を防止することが期待できます。
特徴② 物事を直観で判断してしまう
物事を直観で判断してしまう傾向がある方も、騙されやすいと言えます。
こうした方は、これまで直感で判断していてもトラブルに遭うことがなく、うまく生きてきた傾向があります。
そのため、投資話などがあっても何も考えずに判断してしまうでしょう。
こうした特徴があると感じている方は、今後良い儲け話を聞くことがあっても、勢いで判断をせずに、一度冷静になって考えるようにしてみてくださいね。
特徴③ 人に相談する習慣がない
決断力がある人は、何事も一人で考えて行動に移す傾向にあるため、このような考え方を持っている人も投資詐欺に遭いやすいと言えるでしょう。
もしこのような考えを持つ方が投資話などを聞いた際、家族や友人・知人など第三者の意見を聞くようにすることが重要です。
そうすることで「この話怪しいかもしれない?」と疑問点が生まれ、詐欺にも気づきやすくなります。
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投資の勧誘された時の断り方
先程述べたように、投資話は知人や友人からの紹介で騙されてしまうケースも少なくありません。
しかし、知人や友人から誘われてしまうと、怪しいと分かっていても断れない人もいることでしょう。
そこで、ここでは友人や知人から投資の勧誘を受けた人のために、上手な断り方についてアドバイスをご紹介します。
上手な断り方を知っておくことで、友人や知人との関係性を継続でき、被害を防ぐことにも繋がります。
投資話や儲け話を持ち掛けられたら、以下のような内容を伝えると良いでしょう。
- 「投資に興味がない」
- 「借金をしているのでできない」
- 「お金に困ってないので必要ない」
- 「家族に相談をしてみます」
- 「すでに他の投資をしているから大丈夫」
- 「家族に仕送りをしてもらっているから、投資に回せるお金がない」
イメージとしては、「自分は投資ができない環境」にあると、伝えることで相手との関係を壊さずに断ることができます。
もし、「投資してみない?」「短期間で儲かる話を知っているのだけど」と誘われたりしたら、ぜひ上記で紹介した断り方を利用してみてください。
投資詐欺の調査事例をご紹介
ここからは実際にあった投資詐欺の被害に遭った方の事例について具体的に紹介します。
投資詐欺の手口についてもより詳しく知れるので、ぜひチェックするようにしましょう。
大学生の息子が洗脳され投資詐欺の被害に遭っている事例
大学生の息子が投資詐欺の被害に遭っているとお悩みのご家族の方から調査依頼事例です。
私には、大学生3年生の息子がいます。
これから就職活動をしないといけない時期にも関わらず、突然「就職をしない」と言い出し、起業を考えていると言ってきました。
詳しく話を聞いている内に、どうやらネットでお金持ちの方と知り合ったとのことです。
そこで、成功するための起業セミナーに入り、息子はその人のことを信頼している様子です。
家族である私からすると、正直そんな都合の良いセミナーはないと思っています。
しかし、息子と話している内に、実はお金を払ってそのセミナーに入ったということがわかり、これまでにそのセミナーに50万円以上支払っているという事実が発覚しました。
すぐに退会するように息子に伝えたのですが、全然言うことを聞かず、そればかりかこのことが原因で言い合いになったり、喧嘩をしたりする頻度が増えました。
ある意味、息子はそのセミナーやお金持ちの方に洗脳されているような状態です。
ついに最近では口も聞いてくれないほどになってしまいました。
息子は頑固な性格で昔から成功したいという気持ちが強く、絶対に成功すると思い込んでいます。
しかし、そんな甘い話は経験上、世の中ないと私は思っており、インターネットで調べていると詐欺の手口と息子から聞いているセミナーの内容が非常に似ていることから、とても心配です。
このままだと息子が多額のお金を失ったうえ、誤った道に行きかねません。
何とかして止めさせたいのですが、どうすればよいでしょうか?
投資詐欺被害調査のリスクやプロによる方法
家族や友人など、大切な人が投資詐欺に引っかかってしまったら助けたいと思い、ご自身で解決しようと考えている方もいるでしょう。
しかし、ご自身で尾行や聞き込みなどをして調査を行うにはとてもリスクがあることです。
では、どんなリスクがあるのでしょうか?
ここからは、そのリスクとプロによる調査方法について詳しくご紹介します。
ご自身で投資詐欺調査をするリスクとは?
探偵に詐欺被害調査を依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいるのが実情です。
しかし、何も知識がない方が投資詐欺に関する調査をおこなってしまうのは非常に危険ですので、やらないことをおすすめします。
その理由として、加害者が詐欺集団であった場合、調査をしていることが相手に気づかれてしまうと、危害を加えてくるなど、後々復讐されてしまう恐れがあるからです。
最悪の場合、命に関わるトラブルに発展することもあり得ます。
また、詐欺被害調査は一度相手に気づかれ警戒心を持たれてしまうと、簡単にもう一度調査することはできなくなってしまいます。
たとえ、ご自身で調査し失敗してしまった後に、探偵に調査を依頼し直しても成功する確率は下がってしまいます。
こうしたリスクを避けるためにも、ご自身で調査をせず、はじめから詐欺被害調査を専門としている探偵事務所にご相談することをおすすめします。
探偵による投資詐欺被害調査とは
探偵に詐欺被害調査を依頼したいと考えていても、どのような流れで調査が進み、どんな情報を得られるかわからない方も多いでしょう。
ここでは、探偵による詐欺被害調査でおこなわれる調査方法や得られる情報について詳しく紹介します。
詐欺被害調査では、以下のような流れで調査を進めていきます。
1. 探偵に相談をする
「誰が詐欺被害にあったのか?」「自分が詐欺に遭ったかもしれない」など詳しく状況を伝えましょう。
この際、手がかりになりそうな情報をお持ちであれば可能な限り提出してください。
2. 契約後、探偵が調査を開始
相談をし、見積もり等を確認したら、探偵事務所と契約を締結します。
契約締結後に、探偵が詐欺被害調査を進めていきます。
探偵では、以下の手法を用いて、詐欺被害に関する情報を集めていきます。
- 聞き込み調査
- 尾行・張り込み調査
- データ調査
- インターネットやSNS上での情報収集
3. 調査結果の報告
全ての調査が完了したら、依頼者様に調査結果を報告します。
調査では、以下の情報を得ることができます。
- 詐欺師の名前
- 詐欺師の勤務先
- 詐欺師が現在住んでいる場所
- 詐欺師の人間関係 など
詐欺被害調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、ご自身や身内の詐欺問題でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
調査結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。
もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、報告書は書類だけではなく、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
詐欺被害調査に多い目的
- 悪徳な探偵事務所に騙された
- 知り合いの女性に騙されているかもしれない
- 知人に投資の話をされ、お金を預けたが音信不通になってしまった
- SNSで知り合った人にお金を騙し取られた
- 結婚詐欺に遭っているかもしれない
- 詐欺を立証するための証拠収集をお願いしたい
- 男女の関係になった女性の彼氏から脅迫されている
- 息子が怪しいセミナーにお金をつぎ込んでいる