配偶者・パートナーの浮気を疑ってしまう心理とは
過去の浮気がトラウマになっている
過去に浮気をされた経験がある人は、当時のトラウマが消えず自然と懐疑心が生じていることが考えられます。
- また浮気をされるのではないか
- この人も自分を裏切るのではないか
- 浮気をされた原因は自分にあったのではないか
過去のトラウマが消えないと、例え相手が新しいパートナーであっても「また浮気をされるのではないか」という猜疑心が生まれてしまいます。
過去は過去、今は今とうまく切り替えられれば良いのですが、人の脳はそう単純ではありません。
トラウマを乗り越えられない限り、相手のことを完全に信じきるのは難しいかもしれません。
自己肯定感が低い
パートナーの浮気を疑ってしまう人の多くは、自己肯定感が低い傾向があるようです。
- 自分の外見・性格・学歴などに自信がない
- 配偶者・パートナーに自分は相応しくないと感じてしまう
- 事あるごとに「自分が悪いのではないか」と悩んでしまう
- 自分なんかが幸せになれるわけないと思っている
- 相手を信じられない自分に落ち込んでしまう
自己肯定感が低いと卑屈になりやすく、他人からの優しさを素直に受け止められなかったり、他人が自分を騙しているように感じたりなど、対人関係に悪影響を及ぼすことがあります。
配偶者やパートナーの言動に対しても「裏があるのではないか」と疑ってしまい、自ら幸せに背を向けてしまうことも多いようです。
独占欲・執着心が強い
浮気を疑ってしまう心の裏には「相手を独占したい」「束縛したい」という心理が働いていることがあります。
- 仕事よりも友達よりも自分を優先してほしい
- プライベートの時間を独占したい
- 配偶者やパートナーの友達にも嫉妬してしまう
- スマホは毎日チェックしたい
行き過ぎた束縛や監視、攻撃的な口調は相手のストレスとなる可能性があります。
関係の悪化に繋がることがあるため注意が必要です。
浮気をしたことがある・浮気願望がある
自分自身が浮気や不倫をした経験がある、または願望があるからこそ「相手も同じではないか」と思い込んでいる場合もあるでしょう。
- 過去に浮気をしたがバレなかった
- 不倫のスリル・刺激が忘れられない
- 浮気・不倫をしていた時間は楽しかった、充実していた
- いまの配偶者やパートナーにマンネリ感を感じている
上記のような思いが、相手の浮気を疑ってしまうトリガーになっている場合もあります。
もしも
「自分が浮気をするのはいいが、相手が浮気をするのは許せない」
「自分はしっかり反省したから問題ない」
などと考えているのであれば、それは身勝手な考え方です。
自分を棚に上げていないか、わがままな考えを抱いていないか、自身としっかり向き合ってみましょう。
オセロ症候群の疑いも?
オセロ症候群とは、何の証拠も確信もないのに配偶者やパートナーの浮気を強く疑ってしまう精神的な病のことを指します。
過去のトラウマや自身が育ってきた環境が原因になっていることが多く、完治させるには精神療法や薬物療法が必要です。
当てはまるかもしれない人は、一度メンタルクリニックを受診してみましょう。
こちらもチェック
疑う癖をやめたい!浮気を疑ってしまうときの対処方法とは
なぜ疑うのか書き出してみる
どんなときに浮気を疑ってしまうのか、疑う原因になった出来事は何なのか、それはいつ頃なのか、思いつく限り紙に書き出してみましょう。
書き出したものを整理してみると「なんでこんなことで不安になるのか」「疑う要素はどこにもないのではないか」など、自分の思い違いだということに気付くかもしれません。
信頼できる友人・知人がいるときは、書き出した紙に目を通してもらい、第三者からの意見を聞いてみるのもおすすめです。
逆に「ある時期を境におかしな行動が増えた」「書き出してみたら余計に怪しくなった」というときは本当に浮気をしている可能性が考えられます。
当てはまる場合は次章「本当に浮気してるかも?浮気の有無をシロクロつける方法」を参考にされてください。
2人で過ごす時間をつくる
「最近、2人だけで外出していないな」と感じたときは、2人きりで過ごす時間を意識して設けてみましょう。
外に出かけることで会話が弾んだり、お互いにリフレッシュできたり、相手の新たな魅力を発見できたりなど、モヤモヤしていた気持ちが嘘のように晴れることがあります。
自分だけが楽しむのではなく、どんなことをしたら相手が喜ぶか、楽しんでくれるかなどプランを考えてみるのもおすすめです。
自分磨きをする
自己肯定感が低いと自覚している人は、自分磨きをして少しずつ自信をつけていくのも有効な方法です。
自分に自信がつくと相手を疑うことも少なくなり、見た目を変えることでパートナーに良い刺激を与える可能性もあります。
新しい趣味をつくり、浮気を疑う時間がないほど没頭してみるのもおすすめです。
浮気の有無を追及する
どうしても浮気を疑ってしまうときは、疑惑の根源となっている「浮気の有無」を追及しましょう。
次章では、相手が浮気をしているか否か調べる方法を詳しく解説していきます。
気になる人はぜひチェックしてみてください。
本当に浮気してるかも?浮気の有無をシロクロつける方法
浮気をしている人の行動パターン
どんなにこちら側が「相手を信じよう」「疑う癖をやめよう」と努力しても、相手がそれなりの行動をしているのであれば努力するのが辛いだけです。
浮気をしている人に良くみられる行動パターンをまとめましたので、一緒に見ていきましょう。
- 以前よりも残業や出張が増えた
- 残業中や出張中に連絡がつかない、電話やLINEに応じない
- 外でご飯を食べて帰ることが増えた
- 休日に1人で外出するようになった
- 性行為の回数が減った、スキンシップを嫌がる
- 約束を破られることが増えた
- 金遣いが荒くなった
- ファッションや趣味が変わった
- 急にスマホをロックするようになった
- スマホの暗証番号が変わった
- スマホを肌身離さず持ち歩く
- 前よりも優しくなった、または冷たくなった
該当する項目が多ければ多いほど、相手が浮気をしている可能性が高くなります。
とはいえ、証拠もなく相手を問い詰めるのはNG行為。
逆ギレされたり、誤魔化されたり、証拠を隠されたりなど、こちら側が不利な状況に追い込まれてしまいます。
相手と決着をつけるのは、確固たる証拠を掴んだあとにしましょう。
浮気の証拠を見つける
浮気を疑っている人の多くは、すでに財布の中やスマホ、車やゴミ箱の中など思いつくところの証拠探しは終えられていることでしょう。
しかし、まだ探していない場所や意外なところに証拠が隠されている可能性も考えられます。
- スマホケースの内側・ポケットの中
- 名刺ケースの中
- パソコン・タブレットの検索履歴
- クレジットカードの利用履歴
- カーナビの履歴
- 洋服のポケットの中
上記のような場所に浮気の証拠が残されていることがあります。
また、小型GPSや盗聴器などをバッグや車内に忍ばせるなど、自分で証拠を掴みにいく方法も有効です。
ただし、行き過ぎた行為はプライバシーの侵害に該当することもあります。
逆に訴えられてしまうリスクもあるため注意が必要です。
尾行・張り込みをする
尾行や張り込みをすると、浮気の有無がハッキリするだけでなく、浮気相手がどんな人か知ることもできます。
ただし、素人の尾行・張り込みは次のようなリスクがあるため注意が必要です。
- 見失う恐れがある
- 距離間を間違えて相手に気付かれてしまう
- 自分の時間が拘束される
- 高性能カメラ(望遠レンズ付き・防水機能付き・夜間の撮影が可能など)が必要
- 浮気を理由に離婚する場合は「肉体関係が複数回ある」ことが立証できる証拠が必要
- 衝撃的な場面を目にすることで強いトラウマになる
- 時間とお金を要したのに証拠が撮れない
- 尾行・張り込みがバレて関係が悪化した
上記のようにたくさんのリスクがあります。
自分で尾行・張り込みをするときは、さまざまなリスクを覚悟したうえで臨むようにしましょう。
探偵事務所に浮気調査を依頼する
配偶者やパートナーの浮気の有無をハッキリさせたいときは、探偵事務所に浮気調査を依頼するのが一番の近道です。
調査のプロ・探偵に依頼すれば、証拠の入手や相手を特定できる可能性が極めて高く、証拠を手にすることで配偶者・パートナー・浮気相手に慰謝料の請求をすることもできます。
調査費用は難易度や調査した時間・期間によって異なり、約20〜80万円が相場です。
多くの探偵事務所で無料相談・無料見積もりをおこなっていますので、まずは気軽な相談からはじめてみましょう。