人探しの方法1. インターネット「人探し掲示板」で探す
まずおすすめしたいのは、インターネット上にある人探し専用サイト「人探し掲示板」で探す方法です。
人探し掲示板は多くのものが無料、かつ匿名で利用でき、パソコンがなくてもスマホ1台あれば利用できるのが大きな魅力となっています。
どんな掲示板があるのか、人気の人探し掲示板と基本の使い方をご紹介します。
人気の人探し掲示板
人気の人探し掲示板には次のようなものがあります。
- 無料掲示板 サーチズ
- 再会のためのサイト・いまどこ?青い糸、赤い糸
- 尋ね人(たずねびと)
- 日本失踪者捜索協力機構 MPSジャパン
- 日本行方不明者検索・地域安全支援協会
- つなぐ人探しの掲示板
上記のサイトは基本的に無料で利用でき、かつ複数のサイトを併用することが可能です。
サイトによっては利用条件があったり、情報提供者への謝礼金が必要になったりするところもありますので、利用する際には必ず規約に目を通すようにしましょう。
人探し掲示板の基本の使い方
ここからは、上記で紹介した掲示板を利用する具体的な使い方についてご紹介します。
人探し掲示板の基本の使い方は、次のような手順になります。
①自分の名前・連絡先を登録する
人探し掲示板を利用する際は、まずあなたの名前や連絡先を登録しましょう。これは、情報を得るために必要不可欠となるためです。
②探したい人物の名前や情報を入力する
次に探したい相手の名前や情報について、掲示板に投稿しましょう。
この際、以下のような情報を掲載すると良いでしょう。
- 相手の名前
- 生年月日や年齢
- 身長や体型、髪型などの見た目の特徴
- 動作や口癖、振る舞い
- 会えなくなった日や最後に会った日
- 最後に会った日の服装
ただし、あまりにも細かい個人情報を入力してしまうと、相手のプライバシーを侵害してしまい、トラブルなどに発展する恐れがあるので、最低限の情報に留めておくことをおすすめします。
③その人物を知っている人からの連絡や情報提供を待つ
掲示板に情報を投稿したら、あとはその人物を知っている人からの連絡や情報を待つだけです。
人探し掲示板を利用する注意点
インターネットを介する人探し掲示板は「不特定多数の人の目に留まる」のがメリットですが、デメリットでもあります。
インターネット利用者や人探し掲示板の閲覧者は、決して善人ばかりではありません。
先述の通り、対象者の個人情報が漏れてしまい、プライバシーを侵害してしまったり、悪用されたりするケースもあるため、利用する際は細心の注意を払うことが重要です。
また、閲覧者から情報が寄せられた場合も、すべてが正しい情報だとは限りません。
真偽が分かりづらい情報については、慎重に取り扱うよう注意しておきましょう。
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人探しの方法2. LINE(ライン)で探す
LINE(ライン)は、老若男女問わず多くの人が利用しているコミュニケーションアプリです。
通話やメッセージのやり取りが無料でできる便利な機能があるほか、人探しに役立つ3つの機能「オープンチャット」「LINE VOOM(旧タイムライン)」「友達追加機能」があります。
それぞれを使った人探しの方法をご紹介します。
LINEの「オープンチャット」を利用した人探し
LINEの「オープンチャット」とは、共通の話題について不特定多数の人と情報の交換、またはメッセージのやり取りができる機能です。
自分で書き込みをするのはもちろん、書き込みをせず閲覧だけすることもできます。
LINEのオープンチャットを利用して人探しをするには、以下の流れで進めていきます。
1.対象者に関係するワードで検索をかける
まずLINEのオープンチャットを開き、対象者に関係するワードで検索をかけてみましょう。
以下のようなワードで検索することで何らかの情報を得られる可能性があります。
- 対象者が現在住んでいるであろう地域
- 過去に住んでいた地域
- 通っていた学校の名前
- 働いていた職場や通っていたお店
- 対象者の趣味や特技など、興味がありそうなワード
2.コミュニティーに対象者、もしくは関係者がいないか書き込み・閲覧する
検索をしてみて、情報を得られそうなコミュニティーを見つけたら、実際にコミュニティーに参加し、対象者や関係者がいないか書き込み・閲覧してみましょう。
もし対象者や関係者が見つからない場合は、自分でコミュニティーをつくるのも有効です。
対象者の目に留まりやすいワードを利用してコミュニティーをつくり、本人に届くよう情報の発信、または情報の提供を呼びかけてみましょう。
LINEの「LINE VOOM」を利用した人探し
LINEの「LINE VOOM(旧タイムライン)」とは、写真や動画、メッセージが無料で投稿できる機能です。
LINE VOOMを利用した人探し方法は、次の流れで進めていきます。
1.情報提供を呼びかける動画(または画像・メッセージ)を作成する
まず、スマホのカメラ機能を使い、情報提供を呼びかける動画を作成しましょう。
Canvaなどの画像加工アプリでメッセージ画像を作れる人は、これらのアプリで作成すると、よりわかりやすい画像を作ることができるのでおすすめです。
画像を作成する際は、以下のような文言を入れることで、不特定多数の人の目に留まりやすくなるでしょう。
「〇〇さんを探しています」
「〇〇知っている人はいますか?」
「〇〇さんに関する情報を提供してください」
「この動画(または画像・メッセージ)を見た人は拡散してほしい」など
2.実際にLINE VOOMに投稿する
作成した動画や画像、メッセージなどをLINE VOOMに投稿して、情報が寄せられるのを待ちましょう。
投稿したら、知人や友人に協力してもらい、自分の投稿を拡散してもらうのもおすすめです。
オープンチャットやLINE VOOMも、前述した「人探し掲示板」と同様に運よく対象者や関係者に繋がることがあります。
LINEは多くの人が利用しているアプリだからこそ、人探し掲示板よりも拡散力が強いのは大きなポイントといえるでしょう。
LINEの「友達追加機能」を利用した人探し
対象者の電話番号を覚えている場合は、LINEの「友達追加機能」から直接相手の電話番号を検索して、LINEのアカウントを特定するのも有効です。
LINEの友達追加機能を用いて人探しをする際は、以下の手順で進めましょう。
1.LINEのホーム画面右上にある「友達追加(人型のアイコン)」の画面を開く
2.右上にある「検索(虫眼鏡アイコン)」を開く
3.「ID」と「電話番号」が選べるので、「電話番号」を選択する
4.対象者の電話番号を入力し検索する
また、スマートフォン上にあるアドレス帳の連絡先を自動的に追加する機能もあります。
この機能を設定しておくことで、もしかすると対象者側があなたのLINEアカウントを追加しているという可能性もあります。
この場合は、先ほどの「友達追加」の画面の下部にある「知り合いかも?」の箇所に対象者のアカウントが表示されるので、こちらもチェックしておきましょう。
LINEで人探しをするときの注意点
「オープンチャット」や「LINE VOOM」での人探しは、拡散力が高いため、偽情報が寄せられたり、個人情報が拡散されたりするリスクが掲示板よりも高くなる傾向があります。
便利な反面、リスクが付き物であることは忘れないようにしましょう。
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人探しの方法3. SNSを利用する
LINE以外の無料SNSでも人探しをすることが可能です。
人探しができる無料SNS
代表的なSNSには、次のようなものがあります。
- X(エックス)※旧Twitter
- Instagram(インスタグラム)
- Facebook(フェイスブック)
- TikTok(ティックトック)
それぞれのSNSを活用した人探しの方法は、以下の通りです。
X(エックス)
Xは匿名で利用されることが多いですが、ニックネームや趣味、過去の投稿内容などから探している相手に関する情報を見つけられることがあります。
また、ハッシュタグ検索も有効で、「#人探し」「#拡散希望」といったキーワードと共に、相手に関する情報を投稿することで、情報提供を呼びかけることができます。
投稿する際には、探している人の名前、年齢、身体的な特徴、最後に連絡を取った時期や状況などを具体的に記載し、写真があれば一緒に掲載すると見つかりやすくなります。
Instagram(インスタグラム)
写真や動画の投稿が中心のInstagramでは、本名だけでなく、ユーザーネームや興味のあるトピックに関連するハッシュタグで検索することで、手がかりが見つかることがあります。
共通の友人をフォローしている場合は、その人のフォローリストやフォロワーリストから対象者を探すことも可能です。
投稿に位置情報が含まれている場合もあるため、過去に相手が訪れた可能性のある場所を検索してみるのも良いでしょう。
また、2025年4月には、フォロワーの位置情報がリアルタイムで公開される機能が追加されました。
もし対象者をフォローしていて、相手が位置情報を公開している状態であれば、相手の居場所を知ることができるかもしれません。
しかし、多くの方がプライバシーの観点から位置情報を公開しない設定としている可能性があるので、この方法では相手の居場所を知ることはできないと思った方が良いでしょう。
Facebook(フェイスブック)
実名登録が基本であるFacebookは、氏名、旧姓、生年月日、出身地、最終学歴、職歴、共通の友人など、さまざまな情報で検索することができます。
もし相手の名前が分からなくても、覚えている限りの情報を入力することで、見つかるかもしれません。
また、共通の友人がいれば、その友人の友達リストから探すことも有効です。ただし、プライバシー設定によって情報が公開されていない場合もあるため、注意が必要です。
TikTok(ティックトック)
他のSNSと同様にTikTokでも、氏名やユーザーネーム、趣味などを検索することで、対象者のアカウントや情報が見つかる可能性があります。
これらの人探し方法から、いずれのサイトでも、対象者に関するワード(名前・電話番号・現在や過去の居住地・出身校・職歴・趣味や特技など)を検索すると良いでしょう。
検索することで、対象者に関する何らかの情報が得られる可能性があります。
また、対象者の情報がヒットしなかった場合でも、ハッシュタグなどを用いて自分で情報を発信することも可能です。
SNSで人探しをおこなうときの注意点
TwitterやInstagram、TikTokへの投稿は、人探し掲示板やLINEよりも多くの人に情報を拡散できる傾向にあります。
しかし、一度拡散された情報はなかなか消すことができません。
すべてを抹消させるのはほぼ不可能であり、デジタルタトゥーとしてインターネット上に残り続けます。
対象者に迷惑がかかる恐れもあるため、投稿すべきか否か慎重な判断をおこないましょう。
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人探しの方法4. 新聞やチラシを利用する
対象者が住んでいる地域、もしくは過去に住んでいた地域が分かるのであれば、新聞やチラシを利用する方法もあります。
新聞やチラシを利用して人探しをする場合は、以下の方法を行うと良いでしょう。
- 対象者の生活圏内にある駅や商業施設などに許可をとり、チラシを配布する
- 新聞に広告を掲載する
- ポスターを貼る
このように、インターネットを利用しないアナログな方法となっているため、スマートフォンやパソコンに触れる機会が少ない層でも始めやすい手段です。
また、対象者の居住地や職場などの生活エリアが確実に分かっている場合は、真実味のある情報が寄せられる可能性が高くなりますので、これらの媒体を利用した人探しも行う価値は十分にあります。
新聞やチラシを利用した人探しの注意点
新聞やチラシを利用した人探しは、先述したインターネットを利用した人探し方法と比較すると、拡散力は低めです。
そのため、情報が寄せられるまでに時間がかかり、長期戦になる可能性が高くなると考えられます。
また、許可なくチラシを配布したり、ポスティングしたり、ポスターを電柱に貼ったりする行為は、道路交通法違反や住居侵入罪、器物損壊罪などに該当する恐れがあります。
チラシの配布やポスターの掲示を行う際は、必ず事前に該当場所の管理者や自治体、地域を管轄する警察署へ確認するようにしましょう。
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人探しの方法5. 家出・失踪の場合は警察に相談する
家出や失踪により行方が分からなくなった場合は、警察に相談しましょう。
警察に「行方不明者届(旧捜索願)」を提出することで「行方不明者データベース」に登録され、全国の警察に情報をシェアしてもらうことが可能です。
事件や犯罪に関わっている、あるいは巻き込まれた可能性が高い場合は、警察による迅速な捜査が期待できます。
行方不明者届は誰でも出せる?
行方不明届は誰しもが提出できるわけではありません。
行方不明届を提出できる人は次のようになります。
- 親や親権者
- 配偶者や親族
- 恋人
- 同居人
- 雇用人
- 福祉従事者監護者 など
上記に該当する場合でも、行方不明者届を提出することに家族が同意しない場合は受理されないこともあるので注意しておきましょう。
警察に相談するときの注意点
本人が自らの意思で行方をくらましている場合や、事件や犯罪に関係してないことが明らかな場合は、警察による積極的な捜査はほぼおこなわれません。
警察の人員には限りがあるため、どうしても重大な事件や事故が優先されてしまいます。
「なかなか着手してもらえない」と不安になるかもしれませんが、パトロールや職務質問などで偶然見つかる可能性もあり得ます。
さらに、相談時に警察からアドバイスを貰えることもありますので、探したい相手がいなくなった・連絡が取れないという場合は、行方不明者届を提出する方向で考えることをおすすめします。
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人探しを成功させるためのヒント
ここまで、さまざまな人探しの方法をご紹介しましたが、「どんなに探しても見つからなかったらどうしよう」と不安に感じている方もいるかもしれません。
そのような不安を払拭させるために、ここでは人探しを成功させるためのヒントについてお伝えします。
これから人探しを始める方は、必ず理解したうえで行動に移してみてくださいね。
諦めずに根気良く探す
人探しは、状況によっては時間がかかる場合もあります。
本記事で紹介した方法を試し、根気良く探してみましょう。
また、人探しをする際は、インターネットを用いた方法だけでなく、アナログな手法を入れるなど、複数の手段を組み合わせることで、成功率が高まります。
これから人探しを行う際は、ぜひさまざまな手段で進めてみてくださいね。
情報を整理する
人探しをすると、さまざまな情報を得られるようになるかもしれません。
情報を得られたら、必ず整理をするようにしましょう。
整理しておくことで、手元にある情報がどのような情報なのか把握しやすくなり、効率的に調査を進めやすくなります。
また、その情報に再度アクセスする際のことも踏まえ、情報を得た際に行なった調査方法も合わせて記録しておくと良いでしょう。
周囲のサポートを求める
人探しをしても、なかなか対象者の情報が見つからず、行き詰まってしまうこともあるでしょう。
そのような状況も考え、一人で悩まず、信頼できる友人や家族など周囲のサポートを求めることも重要です。
協力を仰ぐことで、精神的な支えにもなります。
しかし、どうしても周囲に相談したくない、また、相談できる相手がいないということもあるでしょう。
このような場合は、探偵などの人探しのプロに相談してみるのも有効です。
探偵に相談する際の流れについては、次項に詳しく紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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自力での人探しに限界を感じたら探偵に相談を
「自分で人探しをおこなっているが、一向に見つかる気配がない」「長期戦になるのは困る」「一日でも早く再開したい」
このように自力での人探しに限界を感じたときは、探偵事務所に調査を依頼するのもひとつの方法です。
探偵は調査のプロであり、高い技術や特殊機材、また過去の経験から得た独自の調査方法で捜査を進め、高い確率で早期発見へと繋げています。
参考までに、探偵に人探しを依頼したときの流れや調査料金について紹介していきましょう。
探偵に人探し調査を依頼するときの流れ
探偵事務所に人探しを依頼するときの、大まかな流れは次のようになります。
- 自宅、もしくは対象者が住んでいるであろう探偵事務所をピックアップする
- ホームページなどを閲覧し、信頼できそうな探偵事務所を絞る
- 手持ちの情報をまとめる
- 情報を持参し、複数の探偵事務所に相談する(対面相談・電話・メール・テレビ通話など)
- 調査予測期間、見積り額、スタッフの対応、アフターサービスなどを総合的に比較し、ひとつの探偵事務所に絞る
- 調査を依頼する(契約する)
多くの探偵事務所で無料相談・無料見積もりをおこなっています。
まずは複数の探偵事務所に相談し、調査期間はどのくらいかかりそうか、調査料金はいくらぐらいになるのか、気軽に相談してみましょう。
当社「T.L探偵事務所」でも、24時間365日、無料相談を受け付けていますので、ぜひ一度お問い合わせくださいね。
探偵に人探しを依頼したときの料金は?
調査料金は調査期間や難易度によって異なりますが、おおよそ10~100万円が目安とされています。
決して安い金額ではないものの、自力で探すよりも効率と発見率が高いのは間違いないでしょう。
また、同じ調査内容でも探偵事務所によって料金が異なることがあります。
相談時に安い料金を提示されたとしても、追加調査や追加料金が発生し最終的に高額な金額を請求されることもあるため注意が必要です。
相談する際には、追加料金の有無もしっかり確認しておきましょう。
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【まとめ】人探しは根気良く行うことが重要
ここまでご紹介した通り、自力で人探しをおこなう方法にはさまざまな方法がありますが、いずれも労力と長期に渡る調査期間、そして情報の真偽を見極める力が必要です。
もちろん自力で探して再会に至るケースもありますが、残念ながら一生懸命探しても再会に至らないケースもあるため、ある程度の覚悟も必須となります。
「時間がかかってもいい」「1年探しても会えなかったら、そこで諦める」とお考えであれば自力での人探しも問題ありません。
しかし、急を要する場合や手持ちの情報が少ない場合、再会を強く望む場合は探偵への調査依頼がおすすめです。
多くの探偵事務所では、無料相談・見積りをおこなっています。
「意外と安い費用で依頼できた」「短期間で居場所が特定できた」というケースもありますので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
当社「T.L探偵事務所」でも、人探しをはじめとした多くの調査を行った実績があります。
効率良く人探しを進めたいとお考えの方は、ぜひ一度お問合せください。