【重要】アプリをインストールする前に
基本的に電話番号だけで居場所の特定・追跡はできない
相手の居場所を特定・追跡するにはGPSアプリが有効です。
GPSアプリにはさまざまな種類がありますが、基本的には電話番号だけで特定・追跡できるものはありません。
相手のスマホに同アプリをインストールする必要があったり、また相手の許可やアカウント情報が必要になったり、「電話番号+α」が必要となります。
詐欺アプリに注意
相手の居場所を特定・追跡するGPSアプリのなかには、悪質な詐欺アプリも存在します。
インストールすることで個人情報が抜かれたり、遠隔操作されたり、金銭を要求されたりする恐れがある大変危険なものです。
詐欺アプリをインストールしないためにも、iPhoneであればApple Storeから、androidであればGoogle Playでリリースされているアプリを選ぶようにしましょう。
また、詐欺とまではいえないものの、「アダルト系広告が頻繁に流れる」「スマホが古いせいかフリーズする」というケースもあります。
各インストール画面内にある利用者の口コミにも目を通し、納得したうえでインストールするようにしましょう。
相手に無断でインストールするのは違法
浮気調査で多いのが、相手のスマホに勝手にGPSアプリをインストールする行為。
いくら配偶者や恋人同士であっても、相手に無断でアプリをインストールしたり、行動を監視したりする行為は「不正指令電磁的記録供用罪」に該当する違法行為。
3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処される恐れがあるため注意してください。
相手の居場所が特定・追跡できる無料アプリ一覧
【iPhone編】相手の居場所を特定・追跡できる無料GPSアプリ
まずはiPhoneで使えるアプリをご紹介。
いずれも相手の許可や同アプリのインストール、またアプリによってはappleIDやパスワードが必要になります。
- Family Locator…位置情報、過去1週間の行動履歴
- Phone Tracker…位置情報
- Prey Anti Theft…位置情報、一定時間ごとの現在位置の写真
- Lunascope…位置情報
- Family Tracker…位置情報、リアルタイムでの追跡
- Lookout モバイルセキュリティ…位置情報
- Prey Anti Theft…位置情報が、一定時間ごとの現在位置の写真
- キッズマップ…位置情報
- iPhoneを探す…位置情報 ※もともとiPhoneにインストールされているため、新たなアプリをインストールする必要はありません。
【Android編】相手の居場所を特定・追跡できる無料GPSアプリ
続いてはAndroid編です。
iPhoneと同様に、相手の許可や同アプリのインストール、Googleアカウントなどが必要になります。
- ケルベロス…位置情報、リアルタイムでの追跡、情報の共有(通話履歴・電話帳・写真・動画)、カメラの起動、音声録音など
- GPS追跡…位置情報、リアルタイムでの追跡、最長過去24時間の行動履歴
- キッド・コントロール…位置情報、過去2日分の行動履歴
- Find My Kids…位置情報、登録拠点(職場など)を出入りするとアラートを受信
- iシェアリング …位置情報、チャット機能
- 端末を探す…位置情報 ※もともとAndroidにインストールされているため、新たなアプリをインストールする必要はありません。
【iPhone・Android共通】相手の居場所が特定・追跡できる無料GPSアプリ
相手はiPhone、自分はAndroidなど、OSが違うときは、共通アプリの利用がおすすめです。
なお、若者に人気だった位置情報共有アプリ・zenlyは、すでにサービスが終了しています。
代わりになるアプリを紹介しますので、ぜひ参考にされてください。
- whoo-next zenly…位置情報、スマホのバッテリー残量、移動速度、行動履歴、チャット機能
- カップル覚書…位置情報、行動履歴、チャット機能
- Life360…位置情報、最長30日間の行動履歴
- Homey…位置情報、地図日記機能
- NauNau…位置情報、スマホのバッテリー残量、チャット機能
- Geonection…位置情報、行動履歴、登録拠点(職場など)を出入りするとアラートを受信
- ココダヨ…位置情報、災害情報
LINEで相手の居場所はわかる?
LINEは無料でメッセージのやり取りや通話ができる人気のSNSアプリ。
LINEで相手の居場所を知るには、2つの方法があります。
- 相手のタイムライン投稿から居場所や過去の行動履歴を推測する
- 相手に位置情報を送信してもらう(トーク画面の+ボタンから「位置情報を送信する」→「位置情報を共有」→地図画面から中心部分をタップ)
どちらも相手のアクションが必要です。
アカウントを知っているだけでは居場所の特定・追跡はできないため注意しましょう。
【アプリ以外】行方がわからない人の居場所を探す方法
位置情報アプリ以外でも、インターネットを利用して行方がわからない人物の居場所を探す方法があります。
- 尋ね人…人探し専用サイト。提供された情報は投稿者本人しか閲覧できず、他人からは見られない仕組みになっています。
- 警視庁サイト…警視庁、または都道府県警が公表している行方不明者の情報が掲載されています。
- MPS掲示板…特定非営利活動法人(NPO)日本行方不明者捜索・地域安全支援協会が運営しているサイト。捜索に必要な情報やアドバイス、専門家の紹介など、人探しを支援しています。
- NPO家出調査捜索センター…東京都が監督官庁をつとめる非営利法人が運営するサイト。行方不明者の捜索・保護・安否確認などをおこなっています。
- Twitter・Instagramなど…行方不明者の情報拡散・情報収集に利用できます
インターネットは便利な反面、リスクが大きいのも事実です。利用するときには、次のようなことに気を付けましょう。
- 収集した情報・提供された情報の信ぴょう性
- 行方不明者、または知人になりすまし、虚偽の情報を伝える悪質な人物
- 情報提供を理由に金銭をたかる人物
- 相手や自分の個人情報が悪用されるリスク
相手に知られずに居場所を特定したいときは探偵事務所へ
浮気や家出、失踪などで相手の居場所を特定・追跡したいときは、探偵事務所への調査依頼がベストです。
相手にバレることなく、リアルタイムでの居場所や行動履歴を調べることができます。
調査費用は、浮気調査・人探しともに10~60万円が相場。
費用がかかるのがネックですが、自力で調べるよりも効率がよく、時間の短縮にも繋がります。
ほとんどの探偵社において無料相談・見積りをおこなっていますので、詳しい調査方法や費用を知りたい場合は気軽に相談してみましょう。
また、家出や失踪の場合は、探偵に相談する前に警察に届け出ることも必須。
特に事件性がある場合は、速やかに警察へ相談し然るべき処置を取ってもらいましょう。