家出する人がいると考えられる行き先8選
家出する人を探すことは難しいと思われがちですが、大抵の家出した人は以下の場所にいることが多いです。
- 友人や恋人の家
- 実家
- インターネットで知り合った人の家
- ホテル
- 漫画喫茶やネットカフェ
- レストラン
- ゲームセンターやパチンコ屋
- 公園や高架下などの野外
あなたの家族や身内ももしかすると、これらの行き先にいる可能性が非常に高いです。
もしも行きそうだと見当がつく場所があるのであれば、その場所の情報を集めて探してみると良いでしょう。
また、家出した人の特徴や家出した目的・理由によって行き先を絞ることができる場合もあります。
『どうしてもどこに行ったのか見当がつかない。』
という方向けに、ここでは家出した人が各行き先にいる際、どう行った目的や理由を抱えていることが多いかについても紹介していきます。
友人や恋人の家
学生や若年層の人の家出の行き先として、友人や恋人の家が候補に挙げられます。
ずっと友人や恋人と一緒に過ごしたいという理由で家出する人も少なくはありませんが、家庭に不満を感じてこういった場所に逃げるケースが多いです。
家出先の友人や恋人が一人暮らしの場合なら、人によっては数日居候しても良いと言われることも多いですが、実家である場合は何日も居候することができません。
その場合、比較的短期間で家に戻ってくるか、別の場所に身を潜めてしまう可能性があります。
実家
結婚して家庭を持っている人が家出をする場合、実家に帰るケースも少なくはありません。
この場合、以下の理由を抱いていることにより、家出を決意することが多いです。
- 配偶者のことが嫌になった・不満を感じている
- 配偶者と喧嘩してしまった
- 育児や家事をするのに疲れてしまった
- 家庭内以外の出来事に疲れてしまった(親同士の付き合いや近所の付き合いなど)
実家に帰ることにより、慣れ親しんだ町で父親や母親、兄弟と落ち着いた生活を過ごすことができます。
もちろんあまり長居してしまうと、親に心配されてしまう可能性も十分にありますが、このようにストレスから解放されたいという理由で、家出の行き先として実家を選ぶこともあるのです。
インターネットで知り合った人の家
近年では、インターネットを利用して家出後の行き先を探す方も増えています。
例えば、XやInstagramなどのSNSで知り合った人の家に一時的に泊めさせてもらったり、家出掲示板などを用いて、泊めさせてもらえる人を探したりするなどといった方法があります。
この方法で行き先を探す人は、身近に頼れる友人がいない人が利用する傾向が高いです。
インターネットで行き先を探して、そこで知り合った人の家に家出することは非常に便利ではありますが、その反面、犯罪に巻き込まれやすくなっています。
インターネット上でやりとりをした際は優しそうだったのにも関わらず、会ってみたら無理やり性交渉されたり、暴力を振るわれたりするなどという被害も実際に多発しています。
また、これらの被害のほか、殺人事件等に発展してしまうケースも少なくはありません。
もしもあなたの身近の人が、インターネットで知り合った人の家にいることが発覚したら、できるだけ早めに連れ戻すようにしましょう。
ホテル
お金に余裕がある方は、ホテルを家出の行き先の候補地として考えることも多いです。
家出の行き先としてホテルを選ぶ方は、日頃のストレスから解放され、リフレッシュすることを目的としてしている方が多いです。
ただし、連泊をすると当然ながらお金がかかってしまうので、長期での滞在が難しいのが特徴です。
漫画喫茶やネットカフェ
ホテルに滞在するほどお金はないけど、一人で過ごせる空間がほしいと考えている方は、漫画喫茶やネットカフェに滞在することが多いです。
漫画喫茶やネットカフェは、24時間営業していることが多いので、突然家出をしても逃げ込みやすいのが特徴です。
また、シャワーが完備されているので長期で滞在したいと考えている方も過ごしやすいです。
しかし、漫画喫茶やネットカフェを利用する際は、身分証を提示する必要があるので、学生など未成年の人が利用することはなかなかないでしょう。
家出してしまった人が成人していて、金銭的に余裕はないけど一人になりたいと思っている場合や、頼りになる人が周りにいない場合、もしかすると漫画喫茶やネットカフェに身を潜めているかもしれません。
ファミリーレストラン
『親と喧嘩して家を飛び出してしまった。』
『なんとなく今は家にいるのが辛い。』
と感じて、家出する人は、よくファミリーレストランに逃げ出す傾向があります。
ファミリーレストランであれば、食事を済ますことができるのはもちろん、ドリンクバーを利用することで、何時間も滞在することができます。
しかし、近年ではファミリーレストランの営業時間も短くなっており、日付が変わる前には閉店する傾向があります。
そのため、長期で滞在することはできないので、
『どこかに行くほどではないけど一時的に家出をしたい。』
と考えている学生や若者が利用していることが多いです。
ゲームセンターやパチンコ屋
嫌なことや日頃のストレスから逃れるために、ゲームセンターやパチンコ屋を家出の行き先として考える方もいらっしゃいます。
いずれの場所も暇を潰すには最適な場所のため、家出する人も多く潜んでいます。
ゲームセンターもパチンコ屋もお金はかかってしまいますが、ゲームセンターでメダルゲームなどをすれば、場合によっては1日中暇を潰すこともできます。
また、パチンコ依存症の方は、お金がなくてもパチンコ屋に行ってしまうことが多いです。
しかし、いずれの場所も営業時間が定められていることがほとんどですので、長時間滞在することはできません。
公園や高架下などの野外
お金がない、もしくはできるだけ使いたくないうえ、頼れる人がいない人は、公園や高架下などの野外に身を潜めていることもあります。
また、公園や高架下などの野外は、比較的他の人に見つかりやすいです。
そのため、家出した人は、思い切って家を出てみたものの『早く誰かに気づいてほしい。』という思いを抱いていることが多いです。
この他にも、精神病を患っている方や、認知症などを患っている高齢者も、家出をした際、大抵の場合は、公園などの野外を徘徊している傾向があります。
家出した人を早期に見つけるため方法
家族や身内が家出してしまったら、気づいた段階で行動することにより、家出した人を早期に見つけることができます。
早期に家出した人を見つける際は、まず家出した人がどこに行っているのか見当をつけることが大前提ですが、他にはどのようなことを行えばいいのでしょうか?
ここでは、家出した人を早期に見つけるための方法について紹介していきます。
家出した人をすぐに見つけたいと考えている方は、必ずチェックして実践してみてください。
どこにいるのか行き先の見当をつけて探す
家出した人を早期に見つける際に、大前提として行ってほしいこととして、家出した人がどこにいるのか行き先の見当をつけることです。
例えば、家出した人が家庭に不満を抱えているようであれば、友人や恋人の家などと、相手が抱えている悩みや不満、相手の特徴を手がかりにして行き先の見当をつけましょう。
他にも、家出した人は悩みを抱えているけど、頼れる人が他にいないようであれば、インターネットで知り合った人の家にいるかもしれないと考えたり、ストレスから少し離れたい様子があったのであれば、ホテルにいるかもしれないなどと考えることができます。
行き先の見当をつける際は、ぜひ上記で紹介した『家出する人がいると考えられる行き先8選』を参考にしてみてください。
そして、家出した人が『もしかするとここにいるかもしれない。』と見当がついたら、直接行って探してみたり、行った先の情報を調べたりして、相手のことを探しましょう。
知人や職場・学校の関係者に聞き込みをする
行き先の見当がついたけど、いまいち情報が掴めなかったり、いなかったりした場合は、自分たちだけで解決しようとせず、必ず第三者に相談するようにしましょう。
例えば、家出した人に友人がいるのであれば、その友人に聞いてみたり、会社勤めの人であれば、職場に聞いてしまうのも手です。
もしかすると、これらの人たちが家出した人の何らかの情報を知っている可能性も十分にあります。
大ごとにしたくないと思って、第三者に聞き込みすることを避ける方もいらっしゃいますが、できるだけ早く相手のことを見つけたいのであれば、周りの人に協力してもらうようにしてください。
事件性が高いと感じたら警察に相談する
『家出した人と連絡が全く取れない。』
『家出した人がなかなか帰ってこない。』
などという場合は、もしかすると事件に巻き込まれてしまっている可能性もあります。
少しでも事件に巻き込まれているかもしれないと感じたら、警察に相談することも大切です。
相談して、捜索願を届けることにより、警察がパトロールなどをしてあなたの代わりに家出した人を探してくれます。
ただし、以下のケースの場合は、捜索願を届け出しても警察が動いてくれないことが多いです。
- 本人の意思で家出した場合(事件性が低いと考えられる場合)
- 家出した人側から捜索願不受理届が提出されている場合
捜索を進めてくれないケースも中にはありますが、事件性があるか判断し難い場合でも、一度警察に相談してみて、アドバイスを受けると良いでしょう。
探偵に調査を依頼する
『家出した人がどこに行ったのか全くわからない。』
『警察に相談したけど捜索をしてくれない。』
などという場合は、探偵に調査を依頼することも有効です。
探偵では、聞き込みや張り込みなどの現地調査を用いて調査するのはもちろんのこと、データから、手がかりになる情報を集めるなど、複数の調査手法を用いて、捜索を進めます。
さまざまな調査を行うため、比較的短期間で家出した人の居場所を特定することができます。
また、技術や経験値によって変動することもありますが、探偵に調査を依頼した際の成功率も80%以上であると言われているため、高確率で良い結果を得られやすいと期待できるでしょう。
『できるだけ早めに家出した人にまつわる情報を集めたい。』
『必ず家出した人を見つけてほしい。』
と考えているのであれば、探偵に調査を依頼することも検討してみてください。
家出の再発を防ぐにはどうすればいい?
家出した人を見つけることができたら、大半の方が安心して、それ以上何もしないことが多いでしょう。
しかし、問題が完全に解決したと思って、そのまま放置してはいけません。
家出した人を見つけたら、家出の再発を防ぐためにも、必ずその人の心のケアをするように努めましょう。
ここでは、家出の再発を防ぐためにやっておきたい3つの行動について紹介していきます。
コミュニケーションをしっかり取る
家出は、コミュニケーション不足によって発生しやすいものと言われています。
必ず家出した人を連れ戻したら、相手にしっかり向き合ってコミュニケーションを取ることを心がけてください。
相手が会話をすることが難しいと感じているのであれば、まずは挨拶や簡単な話題から話を振っていき、そして慣れてきたら、会話の幅を広げるようにしましょう。
もちろん、この時あなたが一方的に話してしまうのはNGです。
必ず、相手のことを受け入れる体制を整え、相手の話をしっかり聞くようにしてください。
このようにして、少しずつコミュニケーションを取ることで、次第に相手もあなたに心を開くようになっていくに違いありません。
常に連絡を取り合う
コミュニケーションを取ることと同様に、連絡を取り合うことも忘れないようにしてください。
例えば、相手が出かける時、必ずどこに行っていつ帰ってくるのか教えてもらうようにしましょう。
また、相手にだけ連絡させるのではなく、あなた自身のことも積極的に連絡することで、相手も『この人に連絡しないと。』という意識を働かせることができます。
お互いの情報を連絡し合うことで、常に相手の行動を把握することができるので、より安心感を得やすくなるでしょう。
居心地の良い場所を作り上げる
家出する人の中には、家にいるのが嫌で家出をしてしまう方もいらっしゃいます。
家出の再発を防止するのであれば、相手がずっと家に居たいと思えるような居心地の良い環境を作り上げることを心がけましょう。
例えば、家庭内での言い合いや喧嘩を減らしたり、一人部屋を設けたりするなど、以前よりも少しでも家出した人が過ごしやすくなるようにすることを意識してください。
良い環境を作り上げるだけでも、家出を十分に防止することができるので、『家族の家出を防ぎたい。』と考えている方は、ぜひすぐにやってみてください。
【まとめ】家族や身内が家出してしまったら早期に動くことが大切
家族や身内が家出してしまうと、なかなか見つけることができないと思われがちですが、相手の悩みやストレス、相手の特徴などによって、行き先の見当をつけることができます。
家出した人を探す際は、ある程度行き先の見当をつけてから探すことで、捜索範囲を狭められるので、早期発見を実現させることができるでしょう。
そして、そのうえで第三者に聞き込みをしたり、警察や探偵などの機関に相談することで、家出した人を見つける可能性が高くなります。
また、家出した人を見つけたら、それだけで安心してはいけません。
発見して連れ戻した後は、必ず家出した人の心のケアを行い、相手の居場所を作り上げることを心がけてください。
そうすることで、家出の再発を防ぐことができるのはもちろんのこと、あなたへの信頼関係が芽生え、家出した人も心に余裕を持って安心して生活することができるでしょう。
T.L探偵事務所では、家出や失踪した人を探すための調査を取り扱っています。
家出した人を必ず見つけるようサポートしていきますので、あなたの身の回りの人が家に帰ってこない・連絡が取れないなど少しでも心配事がある場合は、探偵に相談することもぜひ検討してください。