家出した高校生はどこに行く?親がやるべきことと早期に発見する方法を解説

家出した高校生はどこに行く?親がやるべきことと早期に発見する方法を解説

2025.05.20 / # 家出・失踪行方調査

「高校生の子どもが家出し、行方が分からない」 「警察に相談し捜索願を出したが、捜査してもらえる気配がない」 「思い当たる場所はすべて探したが、手がかりが掴めない」 高校生の家出に不安を感じている親御さんは少なくありません。 高校生による家出は増加傾向にあり、その背景には思春期特有の悩みや家庭環境、学校での問題など複雑な要因が絡み合っています。 どこに向かったのか、どう行動すべきかを知ることが早期解決の鍵です。 本記事では、家出した高校生がよく行く場所から、早期発見のための具体的な方法、そして発見後の対応まで詳しく解説していきます。

高校生が家出したときに親がやるべきこと


高校生の家出が発覚した場合、最初の24時間の対応が極めて重要です。

慌てて感情的になることなく、冷静かつ迅速に行動することで早期発見の可能性が格段に高まります。

まずは状況を正確に把握し、適切な機関への連絡をしましょう。

家出の持ち物と残された物を確認する

子どもが家出したときは、残された物から持ち出した物を推測してみましょう。

そうすることで家出が意図的なのか、突発的なものなのか、また事件や犯罪が関与しているのか判断する目安になります。

  • 意図的な家出の場合…スマホ・財布(お金)・通帳・印鑑・身分証明書・洋服・メイク道具・手帳・パソコン・モバイルバッテリー など


  • 突発的な家出の場合…スマホ・財布(お金)・モバイルバッテリー など


  • 事件や犯罪が予測されるとき…残されている物が多い。また、部屋が荒らされている、窓が開けっぱなし、遺書が置いてあるなど室内に異変がある

スマホを持っている場合は、電話やSNSで根気強く連絡を入れましょう。

GPSが有効なら位置特定も可能です。

連絡がついた際は感情的にならず、穏やかに帰宅を促すことが大切です。

連絡がつかないときは、友人や親せきに連絡し、通学路や行きそうな場所も確かめましょう。

事件性が疑われる場合は、部屋に手を加えず警察に通報してください。

学校と警察に相談

事件性が低くても、学校や警察への相談は早期発見につながる可能性があります。

学校への連絡では、友人関係から居場所の手がかりが得られることがあり、家出の原因も判明しやすく、発見後にはスクールカウンセラーのサポートも期待できます。

進路などへの影響を懸念してためらう人もいますが、連絡は早いほうが得策です。

警察への相談では、行方不明者届(旧・捜索願)を提出しましょう。

事件性が低いと積極的な捜査は難しいものの、全国のデータベースに登録され、パトロールや補導で発見されることもあります。

SNSでの検索も効果的です。

本人のアカウントやニックネーム、電話番号などから手がかりが得られる場合があります。

ただし情報拡散には注意が必要です。

デマや誤情報が広がったり、後にネット上に情報が残るリスクもあるため、拡散は慎重に行いましょう。

  • 学校の友人に連絡を入れてくれる
  • 家出の原因が分かる(人間関係のトラブル・いじめ・勉強や部活の悩み など)
  • 居場所を推測してくれる
  • 発見後、スクールカウンセラーによるアフターケアをおこなってくれる

高校生家出の法律的側面と保護の重要性

高校生が家出すると警察に届けるかどうかは判断に迷うところですが、今回が初めての家出という場合には、すぐに警察に相談するのが良いでしょう。

これは家出した本人も行き先が思いつかず、安易にSNSで知り合った人に助けを求めたり、パパ活する可能性があるためです。

パパ活とは、「男性と食事やデートする代わりにお小遣いをもらうこと」ですが「住居を提供する」と言われて家までついて行き、そのまま監禁されてしまい刑事事件に発展したケースもあります。

初めての家出なら、すぐに警察へ相談し行方不明者届を出しましょう。

やってはいけないNG対応と注意点

家出の原因を問い詰めたり、「なぜ勝手に出て行ったのか」「心配をかけて」などと責めるのは逆効果です。

子どもが心を閉ざし、帰りづらくなることがあります。

部屋が荒らされているなど事件性が疑われる場合は、現場に手を加えず速やかに警察に連絡しましょう。

高校生が家出後に向かう場所と対応ポイント

歌舞伎町のトー横

安心できる人の家を選ぶケース

家出した高校生がまず向かうのは、信頼できる人の家です。

  • 友人や先輩・後輩の家
  • 恋人の家
  • 祖父母の家

祖父母の家は、叱られずに受け入れてもらえる場所として、安心して頼る傾向があります。

友人宅や恋人宅も、感情を落ち着ける避難所として選ばれやすい場所です。

店舗や公共施設での一時滞在

自宅以外で落ち着いて過ごせる場所として、次のような施設が選ばれることもあります。

  • ネットカフェ(シャワー・軽食・Wi-Fi完備)
  • ファミリーレストラン(24時間営業で滞在可能)
  • 公園や繁華街(時間をつぶしやすいが危険も多い)

ネットカフェは、半個室や長時間割引プランがあるため、家出中の滞在先として利用されることがあります。

一方で、深夜の繁華街や公園では、見知らぬ大人に声をかけられ、事件に巻き込まれるリスクも少なくありません。

保護シェルターという選択肢

家庭に戻れない理由がある場合や、本人が保護を求めた場合は、「保護シェルター」が一時的な生活の場になることもあります。

  • 家庭内のトラブル(暴力・虐待など)がある場合
  • 本人の希望で支援を求めた場合
  • 行き場がなくなった場合

シェルターでは衣食住の支援を受けつつ、学校へ通ったり、心のケアを受けることも可能です。

「帰りたくても帰れない」高校生の安全な逃げ道として、社会的に重要な役割を果たしています。

このように、家出した高校生がどこへ行きやすいのかを把握しておくことは、早期発見や対応の第一歩となります。

親としては、まず思い当たる場所へ冷静に連絡し、必要に応じて学校や警察と連携しましょう。

SNSで知り合った相手との接触リスクにも注意

SNSを通じて知り合った人物に会いに行く高校生は少なくありません。

保護者や学校、警察でも行き先を把握しづらく、発見が遅れる要因になることがあります。

一見親切に見える相手でも、

  • わいせつ目的での誘い
  • 危険なバイトへの勧誘
  • 「泊めてあげる」と言って監禁

など、深刻な事件に発展する可能性があります。

「#家出」などのタグを使って宿泊先を探す投稿も実在し、知らずに犯罪に巻き込まれたり、逆に加害行為に関与してしまうケースもあるので、SNS経由の行動には特に注意が必要です。

高校生の家出は探偵事務所へ相談を

興信所の職員
早期発見を目指すなら、学校や警察に相談したうえで、探偵事務所に調査を依頼するのもひとつの方法です。

探偵は、提供された情報をもとに速やかに調査を開始し、これまでの経験や独自ネットワークを活かして行き先を絞り込みます。

調査費用は一般的に10〜80万円で、期間や難易度によって変動します。

多くの探偵社では相談や見積もりが無料のため、迷っている段階でも問い合わせてみましょう。

警察と探偵の捜索の違い

警察に行方不明者届を出しても、「自分の意思で家を出た」と判断されると積極的に動いてもらえないケースがあります。

ただし、届出を出すことで情報は警察のデータベースに登録され、保護や事故対応の際に役立つ可能性があります。

一方、探偵による捜索は迅速で、制服を見て警戒する子どもにも気づかれずに調査を進められるのが特徴です。

希望に応じて、居場所の確認だけでなく、帰宅を促す働きかけにも対応できます。

18歳未満と18歳以上で異なる保護対応

「息子だから大丈夫」と安心してしまいがちですが、最近は男子高校生が性犯罪に巻き込まれるケースも増えています。

性別に関係なく、早めの対応が重要です。

18歳未満であれば、警察や児童相談所を通じて法的な保護措置がとれますが、18歳を過ぎると本人の意思が尊重され、強制的な保護は難しくなることがあります。

家出後に必要な対応と再発防止のポイント

探偵に相談している女性

再発を防ぐために必要なこと

本人が見つかったあとは、再び家出しない環境づくりが何より大切です。

原因が解決されないままだと、次は「見つからないように出て行こう」と考えるようになり、対応がさらに難しくなります。

発見後は、学校や専門機関のカウンセリングを受けて心のケアと問題解決に取り組みましょう。

探偵事務所によっては、家出の再発を防ぐためのアフターフォローを提供しているところもあります。

調査を依頼する際は、そうした支援体制も判断材料にすると安心です。

高校生家出の背景にある心理を理解する

家出には必ず理由があります。

高校生であっても、それは小さく見えて深刻な悩みかもしれません。

よくある背景には、以下のような要因があります。

  • 両親の不仲や家庭内の居心地の悪さ
  • 忙しさによる親子のコミュニケーション不足
  • 学校でのいじめや人間関係のトラブル
  • 将来に対する不安や孤独感

家出は「助けて」という無言のサインであることが多く、大人がそのSOSに気づけるかが重要です。

「プチ家出」も軽視しないこと

突発的な家出の多くは、その日のうちに帰ってくるケースもあります。

とくに喧嘩の勢いで家を飛び出したときなどは、夜にこっそり戻ることも珍しくありません。

ただし、「どうせ帰ってくるだろう」と放置するのは危険です。

数時間から数日程度の「プチ家出」を繰り返すうちに、それが長期化したり、外部の危険に巻き込まれることもあります。

専門家のサポートを受ける選択肢

家出の再発を防ぐためには、親だけで抱え込まず第三者の力を借りることも重要です。

心療内科やカウンセラー、NPO団体など、専門的な支援機関に相談することで、より適切な対応ができます。

継続的な支援やカウンセリング体制の有無は、依頼時の比較ポイントになるでしょう。

まとめ

高校生の家出は単なる遊び目的のことも多いのですが、事件・犯罪・トラブルに巻き込まれるケース、また自ら命を絶つケースもあるため消して軽視してはいけません。

まずは残された物から持ち出した物を推測し、学校や警察に相談するのと並行して探偵事務所への調査依頼を検討しましょう。

また、見つかったあとは家出の原因を解決するのも重要です。

親がしっかり向き合うことも大切ですが、学校や心療内科、NPO団体のカウンセリング、また探偵事務所のアフターフォローを受け、時間をかけながら問題の根本的解決・再発防止へと繋げましょう。

T.L探偵事務所では、24時間対応の無料相談と充実のサポート体制を整えています。

高校生の家出でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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