家族・彼氏・彼女・友達と連絡が取れない!どうすればいい?
家族や恋人、友達と連絡が取れなくなったとき、残された人はどうすればいいのでしょうか。
「警察に探してもらいたい」と思う人も多いかもしれませんが、事情によっては積極的な捜査が望めない場合もあります。
どんなときなら警察に頼ることができるのか、ここでは警察が捜査をおこなうケースと個人での捜査が必要なケースについて解説していきます。
すでに警察に相談し行方不明者届を提出している場合は、次章『連絡が取れない人を最短で探す方法』をご一読ください。
警察が捜査するケース
警察が積極的に捜査をおこなうのは「連絡がとれない相手に命の危険性がある」ケースです。
- 事件や事故が考えられる
「トラブルを抱えていた」「身の危険を案じていた」など、命の危険性がある場合は捜査が優先されます。安否確認を急ぐためにも、最寄りの交番や警察に相談し、行方不明者届を提出しましょう。
また、「いきなり連絡が取れなくなった」「前回会ったとき、いつもと変わりなかった」「部屋が荒らされている」など、予期せぬ事件や犯罪が考えられる場合も同様です。
連絡が取れない相手が恋人や友達の場合は、相手の家族に連絡することも忘れないようにしてください。
- 自ら命を絶つ恐れがある
「強いストレスがあるように見えた」「病気に悩んでいた」など、相手が自殺する恐れがある場合も警察へ届け出ましょう。
可能であれば遺書を探したり、SNSの書き込みを閲覧したりなど、自ら命を絶つ決意をしていないかも確認してください。
予兆があれば、一刻も早く警察に相談しましょう。
- 【重要】緊急性がないと判断されることも
警察に相談しても、ときには「緊急性がない」と判断されることがあります。
事件性が感じられなかったり、夜逃げなど「他の場所で生きていく」という意志が感じられたりなど、理由はさまざまです。
その場合でも、行方不明者届を提出することで全国の警察に手配されるため、発見に至る可能性もゼロではありません。
「捜査に応じてもらえない」と憤るのではなく、警察に望みを託しつつ個人での捜査に切り替えましょう。
個人での捜査が必要なケース
相手が自らの意志で失踪し、かつ命の危険性が少ないときは個人での捜査が必要です。
- 自分の意志で失踪している
「相手が自分を避けている」「夢を叶えるために家出してしまった」「浮気や不倫をしていた」など、相手が意図的に周囲との連絡を遮断している場合、警察に捜査をお願いするのは困難です。
まずは共通の友達や知人に連絡を取り、それでも安否が確認できないときは警察に相談しましょう。
- 相手と疎遠になっている
疎遠になった古い友達と連絡を取りたいという人も多いでしょう。この場合、警察や市町村役場に相談しても個人情報保護法の関係で教えてはくれません。
共通の友達や知人に尋ねたり、以前住んでいた場所を訪れたりなど、個人で探す方法を取り入れましょう。
連絡が取れない人を最短で探す方法
連絡が取れない人物を探す方法は複数あります。代表的なものを紹介しますので、困ったときにはぜひ参考にしてください。
友達や知人に情報提供をお願いする
共通の友達や知人、勤務先の同僚、行きつけの店のスタッフなど、本人を知っている人に事情を説明し、情報を提供してもらいましょう。
小さな情報でも、複数集まれば所在地や本人に繋がるヒントが掴めることがあります。
連絡先を交換し、新しい情報や思い出したことがあったら連絡してもらえるようお願いしておきましょう。
SNSを利用する
TwitterやInstagram、TikTokなど、SNSを利用し情報を募る方法もあります。
多くの人に拡散できれば情報も集まりやすくなりますが、なかには誤情報が含まれているため真偽判断は慎重に行ってください。
また、一度拡散したものはデジタルタトゥーとなり何年もネット上に残ります。個人情報の消去が難しくなりますので、便利な反面リスクが高いことも覚悟しておきましょう。
チラシやポスターを作成する
本人の顔写真や身体的特徴、自分の連絡先などを記載したチラシやポスターを作成し、配布・掲示することで情報が寄せられることがあります。
この方法は、連絡が取れない相手の行動範囲がある程度絞られているときに有効です。
チラシを配布したい場合は管轄の警察に、電柱にポスターを貼りたいときは電力会社に事前連絡が必要になります。
無断で行うと軽犯罪に該当することがあるためご注意ください。
【最短で見つける】探偵事務所に依頼をする
連絡がとれない相手と最短で連絡を取る方法は、探偵事務所へ依頼することです。
探偵は人探しのプロなので、様々な手段や機材を用いて高確率で相手の安否を確認してくれます。
なかには即日対応している探偵事務所もあり、緊急を要する場合にお勧めです。
一人暮らしの安否確認にもおすすめ
遠方で一人暮らししている家族や恋人、友達の安否を確認したいときも、探偵への依頼が最短です。前述したように、警察は事件性がないと積極的に動いてはくれません。
一人暮らしの安否確認には警備会社や郵便局の駆けつけサービスなどもありますが、いずれも事前の申し込みが必要です。
できるだけ早く安否確認をしたいときは、連絡が取れない相手の居住地にある探偵事務所、または全国対応している探偵に依頼しましょう。
探偵に安否確認を依頼したときの料金は?
安否確認は「人探し」に分類され、調査料金は調査員の人数や調査時間によって変わります。
相場は、調査員1人1日当たり5~10万円程度になるでしょう。 安くない金額ですが「1日でも早く連絡を取りたい」「とにかく安否確認をしたい」「不安や心配を緩和させたい」と探偵を利用する人も少なくありません。
ほとんどの探偵事務所では、無料相談・無料見積りを行っていますので、まずは複数社の探偵事務所に相談し、親身になってくれそうなところに依頼しましょう。
分割払い対応の探偵事務所もありますので、支払いが心配な場合も相談してみてください。