調査依頼まで至った経緯
小学校の頃に生き別れた兄(40代男性 新潟県在住)
私が小学2年生の時、両親が離婚しました。
兄は母親についていくことになり、私は父親に引き取られる形で別々の生活を余儀なくされました。
離婚後も両親の関係はとても悪く、兄に会いたいと言う願いも叶うことのないまま大人になり、どこに住んでいるのかも分からず時が経ってしまいました。
当時は今みたく携帯電話など連絡手段も当然ありませんでしたから、直接会えなければ兄の状況を確認することは不可能でした。
こうして長い年月が経った今でも、兄の存在が頭の中からなくなった時はありません。
どうか兄を探し出していただけないでしょうか。
生き別れの兄弟が生まれる家庭背景
最近では離婚は珍しくなく、厚生労働省の統計によると、年間の婚姻件数に対する離婚件数の割合は約3組に1組となっています。
このような社会情勢において、生き別れになってしまう兄弟は決して珍しくありません。
離婚時の親権者を決める際、兄弟がバラバラに引き取られることがある一方で、経済的な理由や親族の都合によって、やむを得ず兄弟が別々に暮らすことになるケースも多く見られます。
幼い頃の別れは、当時の記憶が曖昧になりがちで、大人になってから探そうとしても手がかりが少なく、難航することが多いのが現実です。
出典:厚生労働省 令和5年人口動態統計月報年計概数
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依頼した人探し・所在調査
兄に関する情報が全く無く、ほぼフルネームしかわからなかった為探し出せるのか不安でしたが探偵の方に相談したところ快くお任せください!
と言っていただきその勇敢さに依頼することを決意しました。
データ検索を基に聞き込み調査していただけるとのことで15日間の調査をお願いすることにしました。
実際に掛かった調査費用
調査期間:15日間
調査員:2人
調査料金:26万円(税込み28万6千円)
諸経費:3万円
合計:31万6千円(税込み)
人探し・所在調査の難易度と期間の関係性
人探し調査において、情報量は調査期間と費用に大きく影響します。
今回のケースのように名前のみという限られた情報では、調査の難易度が高くなり、それに比例して調査期間も長期化する傾向があります。
調査の複雑さを左右する主な要素
- 情報の古さ:30年以上前の情報は追跡が困難
- 移住歴の有無:転居を繰り返している場合は足取りが途絶えやすい
- 改姓の可能性:結婚や養子縁組により名前が変わっている場合
- 社会保障制度の変遷:時代とともに個人情報の管理方法が変化
T.L探偵事務所では、こうした困難なケースでも独自のネットワークとデータベースを活用し、多くの依頼者様の人探し調査を成功に導いています。
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人探し・所在調査の結果
兄の居場所が判明
本当に情報も無くかなり難易度の高い調査だと思っていた為、正直、結果を聞いたときはびっくりしました。
それと同時に兄に再会できる喜びがこみ上げてきます。
探偵さんから連絡先を聞きすぐに電話を掛け、久しぶりに声を聴いた時は思わず涙が出てしまいました。
それから数日後、無事に再会できたのです。
改めて勇気を出して依頼して心の底からよかったです。
担当してくださった探偵さんには本当に感謝しております。
生き別れの兄弟と再会する際の心の準備
再会を果たした依頼者の多くが、当初想像していた以上に感情的になることがあります。
長年の思いが一度に溢れ出すことは自然な反応ですが、相手も同様の心境である可能性を理解しておくことが重要です。
再会時に注意すべきポイント
- 相手の現在の生活状況を尊重する
- 過去の経緯について無理に詳しく聞かない
- 今後の関係性について性急に決めつけない
- 第三者(配偶者や子ども)への配慮も忘れない
多くの場合、再会は一度きりで終わることもあれば、新たな家族関係が始まることもあります。
どちらも自然な結果として受け入れる心構えが大切です。
人探し・所在調査で得られた結果
- 兄の居場所
- 兄の連絡先
今回の調査について
今回は「生き別れの兄弟に再会したい」という依頼者さんからの、人探し・所在調査をしました。
確かな情報がフルネームしかわからないとのことでしたが、データ調査や聞き込み調査を基に、無事に依頼者さんのご兄弟と再会させることが可能となりました。
この様に離ればなれになってしまった家族を探したいなどのご相談はとても多く寄せられております。
喧嘩別れや家庭の事情など、別れた原因は様々ですが、血縁関係があるというのは特別な存在です。
もし、別れた家族がいて会いたいという気持ちがあれば一度T.L探偵事務所へご相談ください。
きっとお力になれるはずです。
生き別れの兄弟を探す具体的な方法
探偵事務所に依頼する前に、ご自身でできる調査方法もあります。
ただし、素人調査には限界があることも理解しておく必要があるでしょう。
戸籍の附票を活用した調査
戸籍の附票は、同一戸籍内の家族の住所履歴を記録した公的書類です。
兄弟間であれば取得できる場合がありますが、以下の条件があります。
同一戸籍の場合(未婚の兄弟姉妹)
- 委任状不要で取得可能
- 本人確認書類の提示が必要
別戸籍の場合(婚姻等により分籍した兄弟姉妹)
- 委任状が必要
- または正当な理由があれば第三者請求として取得可能
- 相続手続きなどが正当な理由に該当
- 本人確認書類の提示が必要
注意点として、実際の手続きでは、兄弟関係と戸籍の状況により取得要件が大きく異なるため、事前に本籍地の市区町村への確認が必要です。
SNSを活用した方法
近年では約8割の人がSNSを利用しており、生き別れの兄弟もSNSに登録している可能性が高いです。
主要なSNSでの探し方
- Facebook:実名登録が多く、検索しやすい
- Instagram:写真中心のため、顔を知っている場合に有効
- X(旧Twitter):拡散力があり、情報提供を呼びかけやすい
ただし、個人情報を載せるのは危険なので、「○○という名前の兄を探しています」程度の投稿に留めましょう。
音信不通の兄弟を探す方法の限界
個人での調査には以下のような限界があります。
- 個人情報保護法により、第三者からの情報収集が困難
- 聞き込み調査で相手に気づかれるリスク
- 一度警戒されると、その後の調査が不可能になる可能性
これらの理由から、確実性を求める場合は専門家への依頼が効果的です。
相続問題と生き別れの兄弟
生き別れの兄弟が再会した際、相続権の問題が浮上するかもしれません。
実の兄弟は法定相続人としての権利を持ちますが、養子縁組により相続関係が変わる場合もあります。
腹違いや種違いの兄弟の場合でも、法的には同様の相続権があります。
血縁関係を知らずに育った場合や、家族として認識せずに成長した場合でも、戸籍上の関係により相続権が発生するかもしれません。
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人探し・所在調査の方法
ご自身での調査
人探し・所在調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。
個人での調査は可能ですが、いくつかの注意点があります。
まず、個人情報保護法の関係で第三者からの詳しい情報収集は困難です。
また、聞き込みなどで相手に調査していることがバレてしまうと、警戒されて今後の調査ができなくなるリスクもあります。
ご自身での調査に限界を感じたら、専門の探偵に相談することをおすすめします。
人探し・所在調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、人探し調査・所在調査問題でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。
もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
人探し・所在調査に多い目的
- 生き別れた兄弟を探したい
- 過去の交際相手と再会したい
- 高校時代お世話になった恩師に会いたい
- 出会い系サイトで知り合った人の連絡先が知りたい。
- 音信不通の父親を探したい
- 被害にあった詐欺師を探したい
- 家出した子供を探したい
- 家からいなくなってしまった家族を探してください
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まとめ
生き別れの兄弟との再会は、多くの人にとって人生の重要な出来事です。
幼い頃の別れは深い心の傷となることもありますが、同時に強い絆への憧れも生み出します。
最近では離婚率の増加により、このような状況にある方は決して少なくありません。
今回の事例では、限られた情報から15日間の調査により無事に再会を果たすことができました。
SNSや戸籍の附票など、個人でできる調査方法もありますが、確実性や安全性を考慮すると専門家への依頼が効果的です。
再会時には相手の現在の生活を尊重し、性急に関係性を決めつけることなく、自然な形で絆を育んでいくことが大切です。
血縁関係の確認や法的な問題についても、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。
もし生き別れた家族がいて再会を希望される場合は、一人で悩まずにT.L探偵事務所までお気軽にご相談ください。
経験豊富な調査員が、あなたの大切な再会をサポートいたします。