不倫している人は意外と多い
不倫と聞くと、ドラマで描かれることが多いですが、実際にはあまり身近に感じないという方もいるでしょう。
しかし、不倫している人は意外と多く、そこまで珍しいというわけでないのが実情です。
株式会社Liamが運営している「ふくむすび」というマッチングアプリ情報メディアが実施した「500人の既婚者を対象とした既婚者の浮気率」に関するアンケートによると以下の結果が出ています。
- 既婚男性の浮気率は41.7%
- 既婚女性の浮気率は21.1%
出典:「既婚者の浮気率はどのくらい?男女500人に不倫の経験についてアンケート調査」-ふくむすび
この結果から、既婚男性と関係を持っている女性が多いということもよくわかります。
また、こちらのアンケート結果から、男女ともに不倫の期間が「1年未満」であるケースが多いことも示されています。
つまり、不倫関係は長続きしにくいというのが現実です。
不倫が長続きしない理由にはさまざまな原因がありますが、その一つに、「相手に冷めてしまう」ことが挙げられるでしょう。
本記事では、不倫相手に冷めてしまう原因について、独身女性に焦点を当てて掘り下げていきます。
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独身女性が既婚男性に冷める原因5選
独身女性が不倫相手である既婚男性に冷める時、よくある原因として以下の5つのものが挙げられます。
- 家族の話をされた時
- 都合よく使われた時
- お金に対してケチな部分を見せた時
- 体調が悪いのに心配してくれない時
- 関係が知られそうになることを恐れた時
これらの原因が具体的にどういうことなのかご紹介します。
家族の話をされた時
既婚男性と交際している時点で、相手に家庭があるということを理解している方がほとんどです。
それでも、二人で過ごす時間は男性側が気を遣って、家族の話題を避けるのが普通でしょう。
しかし、話が盛り上がってつい自分の妻のことを話してしまう男性も中にはいます。
さらに、中には子供の自慢話や子育ての相談まで持ち出してくるというケースも稀に見られます。
いくら相手に家庭があるとわかっていても、男性側が独身女性に対して気を遣わない発言をされると、デリカシーがないと感じて冷めてしまうことはよくある話です。
都合よく使われた時
既婚男性は家庭を持っているため、会える時間は限られています。
そのため、たとえいつでも会いたいと女性が思っても、断られることが多く、決められた時間にしか会うことができないでしょう。
さらに、外でのお出かけやドライブすることを望んでいても、相手が性欲を満たすためだけに会っているのなら、ラブホテルなどで限られた場所でしか会えないこともあります。
このように、独身女性の気持ちを考えず、自分の都合だけを優先する態度に嫌気が差し、冷めてしまう女性も少なくありません。
お金に対してケチな部分を見せた時
不倫している既婚男性の中には、お金に対してケチな一面を見せることが少なくありません。
例えば、外食の際にお金を支払ってくれなかったり、プレゼントが期待はずれなものだったりすることがあります。
単純に家族を優先にしていて金銭的に余裕がないことも考えられますが、中には「所詮不倫相手だから」と、軽んじていることもあるでしょう。
また、妻にクレジットカードの明細を見られていて、バレたくないという理由でお金をかけられないということもあり得ます。
このように「家族にはお金をかけるのに、どうして私には何もしてくれないのだろう」と感じて、大切にされていないと思い冷めてしまう女性も多いのです。
体調が悪いのに心配してくれない時
インフルエンザや風邪などで体調を崩した時、通常の交際なら相手が心配して声をかけてくれるものです。
中には、家までお見舞いに来てくれる恋人もいるでしょう。
しかし、既婚男性の場合は、やはり家庭を優先してしまうことが多いため、面倒をみるのは難しいかもしれません。
場合によっては、メールやLINEでさえ心配の言葉が届かないこともあります。
こうして、体調が悪い時に心配されないと、虚しさを感じてしまい、同時に相手への気持ちが冷めてしまうこともよくあるのです。
関係が知られそうになることを恐れた時
自ら不倫関係に足を踏み入れているにも関わらず、妻に知られることを恐れる既婚男性も多いものです。
このような男性は、不倫相手と一緒に過ごして、帰りの時間が少しでも遅くなるだけでも「妻にバレてしまうかもしれない」と慌ててしまうことがあります。
中には、女性の前では「妻のことはどうでもいい」と言いながらも、いざという時に慌てふためく人もいます。
そんな姿をみて「やっぱり自分は大切にされていないんだ」と感じ、冷めてしまう独身女性も少なくないのです。
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独身女性が既婚男性に冷めた体験談
上記で紹介した原因を踏まえ、ここでは2つの体験談をご紹介します。
趣味で知り合った既婚男性と交際している女性の体験談
ある女性は、社会人サークルで知り合った男性と約半年間交際していました。
その男性は、結婚3年目の既婚男性で、話が合うことをきっかけに頻繁に会うようになりました。
交際のきっかけは、男性からの告白でした。
女性も最初は告白を断っていたのですが、「妻とうまくいかないから離婚する」という言葉に心を動かされ、交際を始めることにしました。
しかし、交際を続ける中で、男性は妻への連絡が少しでも遅れたり、電車を逃したりする度に慌てた様子を見せることがありました。
最初はあまり気にしなかった女性も、そうした場面が繰り返されるうちに「あんなに妻との関係が悪いと言っていたのに…」と思うようになりました。
ある日、男性が翌日家族との予定があるにも関わらず、終電を逃してしまった際には「どうしよう…まずい」「妻に知られてしまう」などと女性のことをそっちのけで焦り始めたそうです。
女性はその姿を見て、「結局家族第一だよね」「自分のことしか考えてない」と感じ失望し、その日を境に男性と連絡を取り合うことをやめました。
職場の上司と交際している女性の体験談
ある女性は、同じ会社の上司と約1年間交際していました。
もともと彼女は上司に憧れを抱いており、その気持ちが次第に恋心に変わったことで、思い切ってアプローチをしてみたところ、受け入れてもらえたことが交際のきっかけです。
女性も最初は、既婚者と交際することに後ろめたさを感じていましたが、上司が自分の思いに応えてくれたことで「本気にしてくれているのかも」と前向きに捉えるようになりました。
そのまま交際をし続けたのですが、上司は時折、自分の子供の話を女性にしてくることがありました。
いくら既婚者とわかっていても、頻繁に子供の話を聞かされるのは、女性にとって心苦しいものでした。
極め付けは、上司の妻が第二子を授かったという報告を受けた時です。
これには女性も「やはり上司には家庭があるんだ」と現実を痛感したのと同時に、「自分はもう関わってはいけない」と強く思い、精神的にダメージを受けました。
その後、女性は上司との関係を自然と解消し、会社にいること自体が辛くなってしまい、最終的に退職することになったのです。
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独身女性が既婚男性に冷めた時の対処法
独身女性の中には、冷めてしまっても無理に既婚男性と関係を続けようとする方も少なくはありません。
しかし、下手に関係を続けてしまうとストレスになってしまい、相手との関係も余計に拗れてしまう可能性があります。
また、不倫は本来よくないものですので、少しでも冷めたと感じたら早いうちに対処することが大切です。
ここでは、独身女性が既婚男性に冷めた時におこなうべき対処法についてご紹介します。
連絡を取らないようにする
既婚男性に冷めてしまったと感じたら、一旦相手との連絡をやめてみましょう。
連絡を取らないことで一時的に距離を置くことができ、自分の気持ちや今度の方向性を整理するきっかけになります。
その間に、「やはり私には彼しかいないのかも」と感じることがあれば、これからの関係をどうするか慎重に考えてから再び向き合えばよいでしょう。
一方で、連絡を取らないうちに相手への気持ちが薄れていったり、「やはり不倫はやめよう」と思うようになった場合は、そのまま関係を終わらせて、新たな恋を見つけるのも選択の一つです。
冷めてしまったら別れるのも手
既婚男性に対して冷めてしまったなら、思い切って別れてしまうのも一つの選択肢です。
特に、「都合の良いときしか会ってくれないのが嫌だ」「お金に対して細かい」などと不満を抱えている場合は、別れることをおすすめします。
別れることで、そうした不満やストレスから解放され、あなたの心の負担も軽くなるでしょう。
また、不倫は本来避けるべき関係です。
既婚男性の家庭に関係が知られる前に自ら終止符を打つことで、さらなるトラブルを回避し、精神的な負担を減らせます。
冷めた気持ちを持ち続けるよりも、早めに関係を終わらせて、本来の自分と向き合いましょう。
【まとめ】既婚男性への想いが冷めたらチャンスと捉えて!
既婚男性と交際をしていると、ふとしたきっかけで相手に冷めてしまうことは珍しいことではありません。
冷めた瞬間に「このままでも大丈夫なのかな?」と不安を感じるかもしれませんが、それをむしろ新しい一歩を踏み出すチャンスと考えるのがおすすめです。
何度もお伝えしている通り、不倫というものは本来避けるべき関係です。
たとえ男性側からのアプローチが発端だったとしても、関係が相手の家庭に知られた際には、あなたが責任を問われたり、社会的な制裁を受けるリスクも存在します。
場合によっては慰謝料を請求され、肩身の狭い思いをする可能性も否定できません。
だからこそ、少しでも相手に冷めた気持ちが生まれたのなら、この機会を前向きに捉えて、自分の未来を考え直すタイミングにしましょう。
別れることに対する後ろめたさを感じることもあるかもしれませんが、今後人生を真っ当に生きるための大切な一歩です。
勇気を出して新しい道を歩み始めてくださいね。