田舎暮らしは後悔ばかり？嫌がらせの事例と原因とは
田舎で起こりやすい嫌がらせ事例
都会から田舎へ移住した人が体験しやすい嫌がらせには、次のようなものがあります。
- 挨拶をしても無視される
- ゴミ捨て場を使わせてもらえない
- 自治体の定例会や地域のイベント（町内運動会やお祭り）に参加させてもらえない
- デマや噂が流される
- こっちに聞こえるように悪口を言ってくる
- 花壇に除草剤を撒かれる
- 家庭菜園や畑を荒らされる
- 郵便物・置き配・農作物などを盗まれる
- 生活を監視される
- 庭やポストにゴミを投げ入れられる
- 回覧板や大事な連絡が回ってこない
- イベントの際の配り物（弁当・参加証・パンフレットなど）が自分の分だけ用意されていない
- 車・自転車のタイヤをパンクさせられる
ざっとあげただけでも上記のようなものがあります。
なかにはもっと悪質な嫌がらせ被害を受けたことがある人もいるでしょう。
引っ越ししたことで解決した人もいる一方で、事情によって引っ越しができず、疎外感を感じ心が病んでしまう人も多いようです。
なぜ起きる？嫌がらせをする理由・原因とは
なぜ田舎では嫌がらせが起こりやすいのか、考えられる理由や原因には次のような理由があります。
- 昔から住んでいる人たちの結束が強い
- 外部から来た人を受け入れられない傾向がある
- 以前、移住者に地域のルール・風習を破られたことがある
- 都会から来た人に見下されているような気持ちになっている
- 過去に移住者によって地域のルールを乱されたことがある
- 移住者が地域の権力者を敬わない
上記のようなことが考えられます。
地域のルールにはさまざまなものがあり、例えば「引っ越しの挨拶の順番が違う」「ゴミの分別のやり方が違う」など知らず知らずのうちに侵してしまうケースも多いようです。
「ずっと嫌がらせにあっていたのに、新しい移住者が来たらピタッとやんだ」という例もあります。
移住者そのものに原因があるのではなく「新規の移住者＝嫌がらせの標的・ターゲット」が風習となっている地域もあるようです。
嫌がらせ・村八分にあったときの正しい対処方法とは
専門家に相談するのがベスト
田舎で起きる嫌がらせは、暴力的ではなく精神的苦痛を与える嫌がらせがほとんどです。
また個人vs個人ではなく、住民（集団）vs移住者（個人）が多い傾向があります。
これを踏まえると、嫌がらせで悩んでいることを地域の住民に相談しても意味がありません。
住民から構成される自治会や役所に相談しても解決しないことが多いでしょう。
よって、嫌がらせに関する相談は地域に住んでいない第三者を頼るのがおすすめです。
さらに言うと、嫌がらせ問題に強い弁護士・探偵などの専門家に相談するのがベストな選択といえます。
まずは証拠を準備
嫌がらせを受けていることを専門家に相談する前に、まずは「嫌がらせされている」ことを客観的に証明できる証拠を準備することが重要です。
- 防犯カメラを設置して映像を残す
- 外出時はボイスレコーダーを持ち歩く
- 嫌がらせされた日時を日記やメモに記録する
- 探偵や警備会社に相談する
証拠はあればあるほど有利になります。
できるだけ多く嫌がらせが起こっている確実な証拠を収集しましょう。
防犯カメラの費用は1〜20万円程度ですが、あまりに安いものは性能が悪く使い物にならないこともあります。
最低でも防水機能がついているもの、また夜間でも撮影可能なタイプを選ぶのがおすすめです。
探偵事務所や警備会社によっては高性能防犯カメラのレンタルサービスをおこなっているところもありますので検討してみてもよいでしょう。
犯人が特定できても嫌がらせが終わるとは限らない
嫌がらせをおこなう犯人が特定できたとしても、嫌がらせが完全に終わるとは限りません。
例えば、周囲の住民が犯人を擁護したり、言いがかりをつけて被害者を悪者に仕立て上げたり、嫌がらせがエスカレートしたりなど二次被害が生まれることも考えられます。
嫌がらせを完全に終わらせるには、慰謝料や損害賠償を求める裁判をおこしたり、弁護士を交えて話し合いをするなどの強い措置をおこなうことも必要です。
裁判を起こすにせよ和解するにせよ、こちら側が完全に被害者であることを証明するには証拠の収集が必須となるでしょう。
探偵がおこなう嫌がらせ調査とは？調査内容や費用の目安を解説
自分で証拠収集をおこなうのが難しいとき、また確実に証拠を入手したいときは探偵事務所に相談するのもひとつの方法です。
この章では、探偵がおこなう嫌がらせ調査の内容と費用の目安について解説していきます。
探偵がおこなう嫌がらせ調査とは
探偵がおこなう嫌がらせ調査は「被害にあっていることを証明する証拠」と「犯人の特定」を目的におこなう調査です。
素人には真似できない特殊なスキルとこれまでの経験・実績を武器に、依頼者が抱えるトラブルの解決にむけてサポートしていきます。
撮影機材もプロ仕様なので、夜間であっても高画質の映像証拠を確保することが可能です。
調査後のアフターサポートにも万全を期しており、例えば再発防止に向けたアドバイスや弁護士の紹介、和解策の提案など、依頼者の希望・要望に沿いながら最後までフォローをおこないます。
探偵に依頼するメリット
嫌がらせの証拠収集は自分ではできないこともありません。
しかし、思った以上に大変であることは事実です。
- 仕事や学業、家事や育児など日常生活に支障が出ることがある
- 睡眠不足に陥りやすい
- 調査をしていることが相手にバレると証拠を掴むのが難しい
- 時間をかけたのに徹底的な証拠が取れない
- 防犯カメラを壊されるケースもある
探偵に依頼すると上記のような精神的・肉体的負担から解放されるのはもちろん、短期間で確実な証拠を入手できることが期待できます。
また、一般的に難しいとされる盗聴器の発見・嫌がらせの手紙の筆跡鑑定・嫌がらせ電話の声紋鑑定といった特殊な調査も可能です。
先述したように、証拠入手後のアフターサポートが充実しているのも探偵に依頼する大きな魅力といえるでしょう。
探偵に依頼したときの調査費用の目安
探偵に依頼するとさまざまなメリットがありますが、調査費用の発生というデメリットもあります。
調査費用は調査期間や難易度などによって異なるため、おおよそ10〜80万円程度が目安と考えてよいでしょう。
多くの探偵事務所で無料相談・無料見積もりをおこなっていますので、まずは気軽な相談からはじめてみてはいかがでしょうか。
ほとんどの探偵事務所において、予算内での調査も請け負っています。
予算に応じた調査プランと見積もりを出してもらい、どんなときに追加料金が発生するのか契約前に確認しておきましょう。
まとめ
田舎暮らしには「自然がいっぱい」「空気がきれい」「食べ物や水がおいしい」などメリットもたくさんありますが、嫌がらせに悩んだり、地域の人間関係に馴染めなかったりなど、狭いコミュニティだからこそ生まれる悲惨なデメリットがあることも事実です。
悪質な嫌がらせを長時間・長期間受けていると、心身に悪影響を及ぼすことがあります。
そうならないためにも、早期に解決したいとき、また
「事情があって引っ越しができない」
「慰謝料や損害賠償を請求したい」
と思っているときはぜひ探偵にご相談ください。
調査のプロ・探偵であれば、嫌がらせ被害の証拠の獲得・犯人の特定・証拠入手後の行動についてのアドバイスなど、プロならではの幅広いサポートが可能です。
依頼する・しないに限らず、まずは探偵事務所の無料相談・無料見積もりから利用してみましょう。
嫌がらせに悩む日々が早期に、また穏便に解決できるよう強く願っております。
