和解後の嫌がらせ一覧
和解後に嫌がらせを受ける一番多いケースをして被害者が納得のいかないまま、示談をしてしまったという場合が多いです。
嫌がらせの内容によっては、相手と話さないまま終わってしまうことも多く、実際のところ一度も謝罪を受けずに終わっているケースも存在します。
「抱えているトラブルを早く終わらせたい。」という気持ちはわかりますが、中途半端に解決しようとすると、事態が大きくなる可能性もあります。
下記では、和解後に発生する嫌がらせを紹介します。
- 連絡先を知っている
メールや連絡先などが分かっている場合は非通知で無言電話をかけてくると嫌がらせが多いです。
- ネット上での誹謗中傷
名前が分かっている場合などには、現代社会ではネットで相手の情報を調べることが容易にできることから、誹謗中傷を書きやすいと思われます。
- 脅迫行為
示談金に納得がいかなかったことで、再度訴えるといった内容で脅してくることもあります。
- 慰謝料の追加請求
示談金に納得がいっていないのか、さらに治療費などの慰謝料を払えと言ってきます。
和解をした後でも嫌がらせをしてくる相手は、強い恨みを持っている可能性が高いです。
危険が伴うこともあり、慎重に対応が必要となってきます。
調査依頼まで至った経緯
交通事故の後から・・・(茨城県 40代 女性)
少し前のことですが、交通事故をしてしまいました。
私に落ち度があったため謝罪をし、相手の方と示談することになりこの件は終わったのですが、その後から嫌がらせを受けるように…
どうして、家がわかったのか知りませんが、家の周りで不審車両を見かけることが増えました。
また、不審な人物につきまとわれている感じています。
このまま放置をしていると何をしてくるかわかりません。
今は外に出ることも凄く怖く、精神的に参っています。
できることなら穏便に解決したいのですが、どうすればいいでしょうか?
その他の嫌がらせ相談事例
- 和解が成立した後に、浮気相手の奥さんから毎日のように謝罪をしろと連絡がきます。夜中にも連絡が来ることがあり、凄く困っています。
- 職場の上司からパワハラを受け和解したのですが、和解した後に陰口をずっと言われ続けている
- 近隣の人の騒音がうるさく、管理会社に注意をしていただいて一時期には止んだのですが、また騒音を出してくるようになった。
示談を破った場合
示談書は、問題が解決した証として作成されますので、示談書に定めた条件を守る義務を当事者が負います。
示談した内容に違反し、解決できない場合には裁判することができ、取り決められた内容に基づいて履行を請求することはできます。
裁判になった際は、示談書は重要な証拠書類になりますので、大事に保管しておくと良いでしょう。
示談を破った場合のリスクについて
- 裁判となり、強制執行になる可能性がある
示談書を無視した際は、裁判所から自宅へ訴状が届き、回答がない場合は一方的に敗訴判決が下されます。判決が下ると財産を差し押さえられることに繋がります。
- 慰謝料が増額するリスク
裁判を欠席した際は、自白したものとみなされる。被害者の言っていることを全て認めたことになり、慰謝料が増額すると言われています。
- 感情的対立が深まるリスク
無視をされると、被害者は憤りを覚えます。費用や時間を使ってでも争うという強い意志が生まれさらに解決が長引いてしまいます。
示談後の追加請求について
一度示談が成立した後は原則として、示談の撤回や慰謝料の追加請求はできないものとされています。
ですが、示談が成立した後でも示談の破棄や追加請求ができることがあります。
下記では、示談後でも追加請求できるケースをご紹介致します。
- 後遺症や損害が後から発覚した
状況が掴めないまま、示談になったような時に後から予測できなかった被害が起きた場合は追加請求ができると言われています。
- 示談の内容が一方的だった
法外な金額で示談した、弱みにつけこんで示談をした場合などがこれにあたります。
- 示談の内容を勘違いしていた
示談の内容や重要な事実を謝ったまま理解して合意をしていたときは、取り消しすることが可能となり、再交渉できると言われています。
- 示談の際に詐欺や脅迫行為があった
詐欺や脅迫により、示談をしてしまった場合は撤回することが可能です。
上記のように、示談後でも撤回や追加請求できることがあります。
お困りの際はまずは専門家に相談されることを推奨します。
こちらもチェック
嫌がらせ調査の方法
ご自身での調査
嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。 もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでいじめ・嫌がらせの抑止に繋がるケースも存在します。
しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談をすることをお勧めします。
嫌がらせ調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
嫌がらせ調査に多い目的
- 隣人が夜中に物音を鳴らしてくる
- 自宅が盗聴されているかもしれません
- ネット上で私に向けての悪口が書かれている
- 職場で集団でいじめをうけている
- 怪しい人物が家の周りをうろついている
- 家の前で待ち伏せされている
- 自分の行動が相手に筒抜けになっている
- 町内会の人間から嫌がらせを受けている