探偵業に資格は必要?探偵のなりかたや業務内容を解説

探偵業に資格は必要?探偵のなりかたや業務内容を解説

2023.06.16 / # ニュース

探偵になりたい!という夢を持つ方なら、探偵になるにはどんな資格が必要なのか疑問に思うこともありますよね。 そこでこの記事では、 ・探偵業におすすめの資格 ・探偵になる方法 ・探偵の仕事とは ・探偵に向いている人 以上のことについて解説していきます。 この記事を読んでいただければ、実際に自分が探偵になったときのリアルなイメージが持てるようになります。 ぜひ最後までご覧ください。

探偵業に必要な資格とは?

ノートとペン
結論から言うと、探偵になるために資格はいりません。

学歴や性別などの縛りも基本的にないため、やる気があれば誰でも目指せる職業だと考えて良いでしょう。

ただし暴力団関係者や未成年、過去5年以内に禁固刑を受けた人などは探偵になることができません。

探偵の民間資格

探偵に国家資格はないものの、日本探偵業協会が定める2つの民間資格があります。

  • 一級探偵調査士検定

試験には筆記と実技があり、筆記では法令に対する正しい知識と90%以上の正答率が必要です。

実技では数年かけて身につく尾行や張り込みの技能を評価するため、実務を重ねてから受験されることをおすすめします。

  • 探偵業務管理者検定

事業者管理職向けの検定で、法令を深く理解し適切な営業を行うための資格です。

筆記試験では探偵業法や関連法令などの問題に対し95%の正答率が必要なうえ、詳しい法令の知識が求められる面接や講習もあるハードルの高い試験と言えるでしょう。

持っておいた方が良い資格やスキル

  • 普通自動車運転免許

尾行などを行う上で車を運転するため、運転免許は必須です。

また尾行時には対象者に気づかれないよう車線変更やスピードの上げ下げなどの運転スキルが必要なため、ペーパードライバーや免許を取りたての方は実務が始まる前に十分練習することが大切です。

  • バイクの免許

普通二輪の免許も持っておくととても便利です。

小回りの利くバイクで追跡すれば対象者を見失う確率も減り、証拠を押さえる際も車より追跡が容易な場合があります。

  • 運動に関する経験や資格

探偵は張り込みや尾行が数十時間に及ぶこともあり、予想以上に体力を使う仕事です。

これまでスポーツの経験があるなど体力に自信のある方なら、面接の際のアピールポイントになるでしょう。

  • パソコンや写真、動画撮影のスキル

探偵の仕事に求められるのは何と言っても証拠を押さえることです。

いざというとき鮮明な写真や動画を撮影したり、調査報告書を作る際の最低限のパソコンスキルがあれば良いでしょう。

探偵になるにはどうすればいい?

首をかしげる女性
探偵は「調査員」という職種名で探偵を募集していることが多いです。

実際に働くには求人を探すか気になる事務所に直接問い合わせをしたり、探偵学校で学んでから就職するなどさまざまな方法があります。

探偵学校

探偵学校は探偵事務所が母体となり運営しているところが多いため、実際にプロが学ぶカリキュラムを学べることが大きなメリットと言えるでしょう。

探偵学校で学べる事は以下の通りです。

  • 尾行や張り込み、聞き込みを利用した調査方法
  • 法律の知識
  • 盗聴器の発見方法
  • カメラなど必要機材の扱い方

卒業後はそのまま母体の探偵事務所へ就職したり、他社への就職やフリーランス探偵としての独立サポートなどもあります。

探偵学校を卒業していれば企業への就職はしやすいですが、学校へ行くには時間やお金がかかるうえ必ずしも学校を卒業する必要はないためよく考えてからいくようにしましょう。

探偵を開業するには

探偵を開業するには各都道府県の公安委員会へ届け出をし、探偵業届出証明書の交付を受けなければなりません。

届出には探偵業開始届出書、履歴書、住民表の写し、誓約書、身分証明書など必要書類の提出と手数料が必要ですが、比較的簡単な手続きのためスムーズに行えるでしょう。

探偵の業務内容とは?

調査をする女性
探偵の仕事として一般的にイメージするのは尾行や張り込みですよね。

テレビなどの影響で探偵が派手に活躍するイメージを持たれるかもしれませんが、探偵はとても地道な努力を積み重ね証拠を掴みます。

これから、探偵の仕事はどのようなものかご説明していきます。

尾行

対象者だけでなく周囲の人にも不信に思われないよう、周りに溶け込み一般人になりきります。

また徒歩や電車、車など対象者に応じて交通手段を変えながら、見失わないよう細心の注意を払わなければなりません。

対象者との距離の保ち方を掴むには、熟練したプロの感覚が必要と言えるでしょう。

張り込み

対象者の視界に入らない張り込み場所を探したり、天候や人通りなどの状況に応じて場所を変えるなど臨機応変な対応が必要です。

数十センチの間から何時間も対象者を凝視し続けなければならないこともあり、トイレの回数を減らすために飲食を控える探偵もいるほどです。

聞き込み

聞き込みでは相手に不信に思われないよう架空の不動産業者やテレビ番組の撮影スタッフになりきり、相手から逆に質問された時にも答えられるよう専門知識を身に付けておく必要があります。

実在の企業を名乗ることは禁止されているため、あくまで架空の人物になりきらなければなりません。

データ調査

ここでいうデータとは資料のことです。

探偵は依頼者から提供をうけた出版物や名簿などの各種資料を元にして、ありとあらゆる情報を入手します。

また最近ではSNSで対象者の行動や関係のある人物を洗い出すといった仕事もあります。

探偵に向いている人

興信所のスタッフ
先ほどもお伝えしたように探偵はとても地道な仕事のため忍耐力と精神力、体力のある人が向いています。

さらに対象者の少しの変化も見逃さない洞察力も必要です。

知り得た情報を他言しない守秘義務もあるため、口の堅い人でなければ難しい仕事だと言えるでしょう。

また対象者の印象に残らないようにする必要があるため平均的な身長や体重、見た目の人がより良いと言えます。

まとめ

ここまで探偵業に必要な資格やどうすれば探偵になれるかなどをお伝えしてきましたがいかがでしょうか。

この記事のポイントは、

・探偵になるのに資格はいらない
・民間資格は経験を積んでからチャレンジするのがおすすめ
・学校へ行くのは自分の状況とよく相談してからにする
・探偵は地道な仕事なので忍耐力や精神力、体力のある人が向いている

などです。

あなたの想像していた探偵とは少し違ったかもしれませんが、よりリアルな実務のイメージができたのではないでしょうか。

探偵には男性が多いイメージですが、実際の業務では警戒されにくい女性が重宝される現場も多数あるため、性別問わず求人が行われています。

もしあなたが探偵になりたい、自分は探偵に向いているとお考えなら、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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